アタランタが監督交代考慮か? アメリカ資本入りクラブに変化

2022.05.10 06:00 Tue
Getty Images
アタランタが来シーズンに監督交代に踏み切る可能性があるようだ。

アタランタは長らく現会長のアントニオ・ペルカッシ氏を始めとするペルカッシ・ファミリーがクラブ経営に携わり、近年はジャンピエロ・ガスペリーニ監督の下でスクデット争い、UEFAコンペティションでも大躍進を見せている。

今シーズンは一部主力の引き抜きや度重なる負傷者の影響もあり、3シーズン連続のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は逃したが、逆転でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得も可能な8位に位置している。
しかし、直近のスペツィア戦後にイタリア『DAZN』のインタビューに応じたガスペリーニ監督は、昨年11月に2024年までの新契約にサインしたにも関わらず、クラブの体制変更によって今後の去就が不透明であることを示唆している。

なお、アタランタは今年2月にNBAのボストン・セルティックスの共同オーナーを務めるスティーブ・パリュウカ氏が率いる投資家グループが、アタランタの経営権を持つ『La Dea』の株式55%を購入。
今後の共同経営では、ヨーロッパ以外の地域でのクラブのブランド認知を拡大することを目的とし、ひとまずは以前の経営陣を軸にクラブ運営を行っていくとの説明だったが、やはり新体制以降による影響があるようだ。

「私はこのクラブとファンがとても好きだ。(昨年)11月に契約を結んだが、明らかに状況は変わっており、クラブによって何が決まるかによって異なる」

「我々はそれについて話したことはない。ただ、個人的にはどんな選択肢も受け入れる。これまで同様、一緒に前進していくのであれば、私自身はこれからも熱意を持って続けていく」

なお、イタリア『Tuttomercatoweb』によれば、仮にガスペリーニ監督がクラブを去る場合は、愛弟子でトリノを率いるイバン・ユリッチ監督、エラス・ヴェローナのイゴール・トゥドール監督が有力な後任候補になるという。

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