解任すると自動で2年間の契約延長!? 監督交代に動きたいカリアリを悩ませる条項が存在

2022.05.02 21:45 Mon
Getty Images
セリエAで不思議な契約を結んでいる監督がいるようだ。

それはカリアリを率いるワルテル・マッツァーリ監督(60)だ。

マッツァーリ監督は2021年9月中旬、セリエA開幕3試合を消化し、1分け2敗のタイミングでレオナルド・センプリチ氏に代わり、指揮官に就任した。
早々の監督交代となったが、カリアリは35試合を終えて6勝10分け19敗の勝ち点28で17位に位置。残留ラインギリギリの位置にいる。

セリエAは残り3試合。最下位のヴェネツィアとは勝ち点差「6」、降格圏のサレルニターナとは勝ち点差「3」という状況だ。
そのカリアリはマッツァーリ監督を解任し、残り3試合をプリマヴェーラを率いるアレッサンドロ・アゴスティーニ監督(42)に任せるつもりがあると一斉に報じられている。

しかし、この報道通りになると捩れの関係が生まれると『Sportitalia』が伝えている。

カリアリとマッツァーリ監督の契約には、特殊な条項があるとされている。

それは、解任をする際の条件。契約に関して、降格圏よりも上にいる状況で解任された場合は、契約が2024年6月まで延長されるものだ。

降格圏にいる場合は結果が出ていないので解任することが可能だが、それ以外の場合は解任しても契約が続くという謎の状況に。現段階でカリアリが解任をすれば、降格圏よりも上にいるため、この条項が発動するという。

実際に解任は可能だが、その分の給与はカリアリが支払うこととなり、新たな監督の分を合わせて二重で払う必要がでてくるため、財政に負担をかけることとなる。

直近の8試合では5連敗を含む1勝7敗。降格圏のジェノアにも敗れている。

残り3試合の相手は降格圏のサレルニターナ、スクデットを争っているインテル、そして現在最下位のヴェネツィアと一筋縄ではいかない相手が待っているが、果たしてどういう決断を下すのだろうか。

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