ラングニック、夏の補強に「ブルーノの契約更新はこのクラブの魅力を示すもの」

マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督がコメントした。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。いよいよ佳境のプレミアリーグでリバプール、アーセナルに敗れ、トップ4入りが望み薄になりつつある6位のユナイテッド。あと4試合にすべてをかけるなか、28日に前倒しで行われる第37節で3位のチェルシーをホームに迎え撃つ。ラングニック監督は一戦必勝のスタンスで臨むしかないと話した。
「我々はあと4試合があって、次の試合はホームのオールド・トラッフォードでやる。できるだけ多くのポイントを掴み、できるだけ多くの試合に勝つことにトライする。そのためにできる限り最高レベルのプレーが必要になってくる」

「チェルシーは良いチームだが、我々が良いプレーをすれば明日の試合も勝つ可能性があると思っている。今はまだチャンピオンズリーグ(CL)についての話をしたり、推測したりしても意味を成さないし、現実的になる必要がある」「仮に残り4試合を全勝したとしても、我々次第というわけじゃない。我々の手にあるのはどうやって戦い、どうパフォーマンスレベルを高めるかだけ。今季を最高の形で締めくくるのが大事だ」

また、低調ぶりで懸念されるチームの士気についても続けている。

「もちろん、結果が良いものでないとして、ここ4試合で3敗した場合、ロッカールームの士気やエネルギーも下がってしまうだろうが、それでもパフォーマンスを発揮しないといけない」

「だから、給料をもらっている。チェルシーのようなチームを倒せるのを新たな監督に示すのは大事。それが我々の仕事だし、全員がやらないけないことだ。そのために頑張っている」

そして、夏の補強についても、まだクラブに選手を惹きつける力があると語った。

「もちろん、来季のCL出場権を獲得できるなら、それに越したことはないが、他のクラブにも依存する。マンチェスター・ユナイテッドだけが抱える問題じゃない」

「ブルーノ(・フェルナンデス)の契約更新はこのクラブが魅力的であるのを示すもの。新しい監督や新たなアプローチにより、まだ非常に興味深いクラブなんだ」

「私はエリク(・テン・ハグ)やクラブのみんなと来季のユナイテッドがトップクラブに返り咲けるようベストを尽くし、アプローチ自体を変えていくのを楽しみにしている」