【ECL準決勝プレビュー】レスターvsローマの指揮官師弟対決! フェイエvsマルセイユは打ち合いか
2022.04.28 18:30 Thu
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグが28日に開催される。ファイナル進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。
◆ECL準決勝 1stレグ
▽4/28(木)
《28:00》
レスター・シティ vs ローマ
フェイエノールト vs マルセイユ
◆ファイナル進出懸けた師弟対決

◆両チーム予想スタメン◆
▽レスター・シティ(4-3-3)
GK:シュマイケル
DF:リカルド・ペレイラ、フォファナ、エバンス、カスターニュ
MF:ティーレマンス、メンディ、デューズバリー=ホール
FW:マディソン、イヘアナチョ、バーンズ
▽ローマ(3-4-1-2)
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、スモーリング、イバニェス
MF:カルスドルプ、ムヒタリアン、クリスタンテ、ザレフスキ
MF:ペッレグリーニ
FW:ザニオーロ、エイブラハム
4大リーグの強豪対決となったレスター・シティとローマのファイナル進出を懸けた一戦は、ロジャーズ監督とモウリーニョ監督による師弟対決となった。
プレミアリーグでは2試合消化試合が少ないものの、ヨーロッパの出場権争いとは大きく勝ち点が離れる10位に甘んじており、今季唯一獲得可能なECLのタイトル獲得へ全力を注ぐ構えだ。直近のリーグ戦では1敗2分けと3戦未勝利が続くが、直近のアストン・ビラ戦ではヒザの負傷によって離脱が続いていたFWヴァーディがようやく戦列に復帰。中盤の要であるMFエンディディは引き続き欠場となるが、パンチ力不足の前線にエースストライカーが戻ってきたことは大きな後押しとなるはずだ。
一方、予選から参戦しているローマは準々決勝でノルウェー王者のボデ/グリムトと再戦。グループステージで1-6の大敗を喫した因縁の相手に対して、敵地での1stレグでは人工芝でのプレーに苦戦し、1-2で敗戦。だが、ホームでの2ndレグでは熱狂的なサポーターによる圧倒的なホームアドバンテージを生かし、MFザニオーロのキャリア初のハットトリックの活躍もあって4-0と快勝。2戦合計5-2のスコアで逆転突破を決めた。
5位に位置するセリエAでは直近のインテル戦で13試合ぶりの黒星を喫し、4位ユベントスとの勝ち点差が「8」に広がり、残り4試合での逆転は絶望的。ただ、EL出場権争いは混戦模様となっており、今大会と並行して力を注ぐ必要がある。
なお、ロジャーズ監督は指導者キャリア初期にモウリーニョ監督がトップチームを率いていたチェルシーでユースチーム、リザーブチームを率いており、ポルトガル人指揮官の薫陶を受けた師弟関係の間柄だ。その後、両者はプレミアリーグの舞台で何度か直接対峙しているが、ヨーロッパの舞台では初対決となる。
また、ローマには今大会得点ランキングトップのFWエイブラハム、ディフェンスリーダーのDFスモーリング、MFメイトランド=ナイルズと3人のイングランド人選手が在籍しており、母国での一戦に高いモチベーションで臨むはずだ。
◆マルセイユ優位も打ち合いの展開予想

◆両チーム予想スタメン◆
▽フェイエノールト(4-3-3)
GK:マルシアノ
DF:ヘールトライダ、トラウナー、セネシ、マラシア
MF:アウルスネス、ティル、オルクン・コクチュ
FW:ネルソン、デサース、シニステラ
▽マルセイユ(4-3-3)
GK:マンダンダ
DF:リロラ、サリバ、チャレタ=ツァル、ルアン・ペレス
MF:ジェルソン、カマラ、ゲンドゥージ
FW:ジェンギズ・ウンデル、ミリク、パイエ
前述の2チームと共に初代王者を目指す準決勝のもう1カードは、オランダ屈指の名門フェイエノールトと、フランス屈指の名門マルセイユの対決となる。
今大会屈指の得点力で決勝トーナメントを勝ち上がってきたフェイエノールトは、準々決勝でスラビア・プラハを2戦合計6-4で撃破。壮絶な打ち合いとなったホームでの初戦を3-3のドローで終えると、敵地での2ndレグではFWデサースの2ゴールの活躍などで打ち勝ってベスト4進出を決めた。
国内リーグではアヤックス、PSVの2強に大きく水をあけられており、現状では3位フィニッシュが濃厚。そのため、今大会へのモチベーションは非常に高い。チームとしての完成度やタレントの質では相手に分があるものの、ビッグクラブ注目のFWシニステラ、MFオルクン・コクチュ、MFティルら2列目や中盤の選手を中心にどこからもゴールを奪える攻撃はマルセイユ相手にも十分に通用するはずだ。
一方、EL敗退組のマルセイユはローマと並んで優勝候補筆頭に挙げられており、準々決勝でもPAOKを2戦合計3-1のスコアで撃破。その2試合ではエースのMFパイエがスーパーボレーを含め2戦連発と相変わらず存在感を放っている。
国内リーグでは前節にパリ・サンジェルマンに優勝を決められた中、3位と6ポイント差の2位に位置しており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得は決定的だ。そのため、対戦相手同様に今大会に集中しやすい状況だ。
DFサリバとMFゲンドゥージのフランス代表コンビに、FWジェンギズ・ウンデル、FWミリクらヨーロッパの舞台でも経験豊富なメンバーが揃っており、智将サンパオリの手腕を含め、下馬評では圧倒的優位とみなされているが、2017-18シーズンに準優勝したEL以来のファイナル進出なるか。
◆ECL準決勝 1stレグ
▽4/28(木)
《28:00》
レスター・シティ vs ローマ
フェイエノールト vs マルセイユ
◆ファイナル進出懸けた師弟対決

Getty Images
◆両チーム予想スタメン◆
▽レスター・シティ(4-3-3)
GK:シュマイケル
DF:リカルド・ペレイラ、フォファナ、エバンス、カスターニュ
MF:ティーレマンス、メンディ、デューズバリー=ホール
FW:マディソン、イヘアナチョ、バーンズ
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、スモーリング、イバニェス
MF:カルスドルプ、ムヒタリアン、クリスタンテ、ザレフスキ
MF:ペッレグリーニ
FW:ザニオーロ、エイブラハム
4大リーグの強豪対決となったレスター・シティとローマのファイナル進出を懸けた一戦は、ロジャーズ監督とモウリーニョ監督による師弟対決となった。
ヨーロッパリーグ(EL)敗退組のレスターは、準々決勝で同じくEL敗退組のPSVと対戦。ホームでの1stレグを0-0のドローで終えると、敵地での2ndレグでは前半に先制を許したが、後半終盤にMFマディソン、DFリカルド・ペレイラの連続ゴールによって逆転し、2戦合計2-1での勝ち上がりとなった。
プレミアリーグでは2試合消化試合が少ないものの、ヨーロッパの出場権争いとは大きく勝ち点が離れる10位に甘んじており、今季唯一獲得可能なECLのタイトル獲得へ全力を注ぐ構えだ。直近のリーグ戦では1敗2分けと3戦未勝利が続くが、直近のアストン・ビラ戦ではヒザの負傷によって離脱が続いていたFWヴァーディがようやく戦列に復帰。中盤の要であるMFエンディディは引き続き欠場となるが、パンチ力不足の前線にエースストライカーが戻ってきたことは大きな後押しとなるはずだ。
一方、予選から参戦しているローマは準々決勝でノルウェー王者のボデ/グリムトと再戦。グループステージで1-6の大敗を喫した因縁の相手に対して、敵地での1stレグでは人工芝でのプレーに苦戦し、1-2で敗戦。だが、ホームでの2ndレグでは熱狂的なサポーターによる圧倒的なホームアドバンテージを生かし、MFザニオーロのキャリア初のハットトリックの活躍もあって4-0と快勝。2戦合計5-2のスコアで逆転突破を決めた。
5位に位置するセリエAでは直近のインテル戦で13試合ぶりの黒星を喫し、4位ユベントスとの勝ち点差が「8」に広がり、残り4試合での逆転は絶望的。ただ、EL出場権争いは混戦模様となっており、今大会と並行して力を注ぐ必要がある。
なお、ロジャーズ監督は指導者キャリア初期にモウリーニョ監督がトップチームを率いていたチェルシーでユースチーム、リザーブチームを率いており、ポルトガル人指揮官の薫陶を受けた師弟関係の間柄だ。その後、両者はプレミアリーグの舞台で何度か直接対峙しているが、ヨーロッパの舞台では初対決となる。
また、ローマには今大会得点ランキングトップのFWエイブラハム、ディフェンスリーダーのDFスモーリング、MFメイトランド=ナイルズと3人のイングランド人選手が在籍しており、母国での一戦に高いモチベーションで臨むはずだ。
◆マルセイユ優位も打ち合いの展開予想

Getty Images
◆両チーム予想スタメン◆
▽フェイエノールト(4-3-3)
GK:マルシアノ
DF:ヘールトライダ、トラウナー、セネシ、マラシア
MF:アウルスネス、ティル、オルクン・コクチュ
FW:ネルソン、デサース、シニステラ
▽マルセイユ(4-3-3)
GK:マンダンダ
DF:リロラ、サリバ、チャレタ=ツァル、ルアン・ペレス
MF:ジェルソン、カマラ、ゲンドゥージ
FW:ジェンギズ・ウンデル、ミリク、パイエ
前述の2チームと共に初代王者を目指す準決勝のもう1カードは、オランダ屈指の名門フェイエノールトと、フランス屈指の名門マルセイユの対決となる。
今大会屈指の得点力で決勝トーナメントを勝ち上がってきたフェイエノールトは、準々決勝でスラビア・プラハを2戦合計6-4で撃破。壮絶な打ち合いとなったホームでの初戦を3-3のドローで終えると、敵地での2ndレグではFWデサースの2ゴールの活躍などで打ち勝ってベスト4進出を決めた。
国内リーグではアヤックス、PSVの2強に大きく水をあけられており、現状では3位フィニッシュが濃厚。そのため、今大会へのモチベーションは非常に高い。チームとしての完成度やタレントの質では相手に分があるものの、ビッグクラブ注目のFWシニステラ、MFオルクン・コクチュ、MFティルら2列目や中盤の選手を中心にどこからもゴールを奪える攻撃はマルセイユ相手にも十分に通用するはずだ。
一方、EL敗退組のマルセイユはローマと並んで優勝候補筆頭に挙げられており、準々決勝でもPAOKを2戦合計3-1のスコアで撃破。その2試合ではエースのMFパイエがスーパーボレーを含め2戦連発と相変わらず存在感を放っている。
国内リーグでは前節にパリ・サンジェルマンに優勝を決められた中、3位と6ポイント差の2位に位置しており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得は決定的だ。そのため、対戦相手同様に今大会に集中しやすい状況だ。
DFサリバとMFゲンドゥージのフランス代表コンビに、FWジェンギズ・ウンデル、FWミリクらヨーロッパの舞台でも経験豊富なメンバーが揃っており、智将サンパオリの手腕を含め、下馬評では圧倒的優位とみなされているが、2017-18シーズンに準優勝したEL以来のファイナル進出なるか。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C3DjIXxKeds/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Paulo Dybala(@paulodybala)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.02.09 18:20 Fri2
「ほとんどの人間にがっかりした」、ザニオーロが古巣ローマと元同僚への不満ぶちまける
ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが古巣ローマと、元チームメイトに対する不満をぶちまけた。 ローマとの再三に渡る延長交渉が難航した末、ここ数カ月クラブ退団希望を公言したザニオーロ。今冬の退団が既定路線となっていた中、意中の移籍先だったミランやトッテナム行きは実現せず。 その後、ボーンマス行きでクラブ間合意に至ったものの、ザニオーロの不誠実な対応がイングランドクラブの怒りを買って破談となると、同じく怒り狂うローマは飼い殺しを決断した。しかし、最終的には欧州主要リーグのマーケットが閉幕した直後に届いたガラタサライからのオファーをクラブ、選手双方が受け入れて永遠の都からの脱出を果たすことになった。 その新天地では早速主力として活躍するなど充実した日々を送る23歳は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で移籍の経緯について言及。約束を反故にされたとローマへの不満をぶちまけた。 「破られた約束について何時間でも話すことができる。彼らは僕がスターだと言っていたが、自分は常に単なるキャピタルゲインと見なされていた」 「2年間、新しい契約の準備ができていると言われた。昨年1月には、自分が稼いでいたよりも少し多めのサラリーで契約していただろうね。なぜなら、ローマで悪くない状況だったし、クラブがファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えていることを知っていたからさ」 「ただ、たくさん話しをしたあと、僕はうんざりしていた。僕が別れを振り返る必要があるならば、他の人も同じようにそうしなければならない」 「実際には、ボーンマスとガラタサライだけでなく、イングランド行きを受け入れなかったために僕は追い出され、ファンは僕を非難した」 「車で追いかけてきた人間もいれば、自宅に侵入しようとした人間もいた。家族も僕も心細く恐怖を感じていた。当時、脅迫的なメッセージを受け取っていたし、携帯電話の電源も切っていた」 また、普段からの素行不良や不真面目な練習態度もあって、移籍希望を公言した後はクラブに忠誠を誓うイタリア人選手を中心に関係悪化が伝えられたザニオーロ。とりわけ、移籍直後には別れのメッセージを送ったのが、DFクリス・スモーリング、FWタミー・エイブラハム、DFレオナルド・スピナッツォーラの3人のみだったとも報道されていた。 そして、元同僚との関係について問われた同選手は、「チームメイト? ほとんどの人間にがっかりしたよ。具体的な名前は挙げないけど、彼らは僕らが兄弟のようだと言っていたにもかかわらず、サヨナラを言うことさえしなかった」と、クラブ同様に不満を口にした。 2023.03.27 07:00 Mon3
今年も胸スポンサーに「TOYOTA」 ローマの新しい練習着が公開!アディダスの人気デザインからインスパイア
ローマの2023-24シーズンのプレマッチシャツが明らかになった。 昨シーズンはヨーロッパリーグで準優勝したもののセリエAでは6位という結果に終わったローマ。20日には今シーズンのセリエA開幕節を迎え、昨シーズンの終盤に科されたベンチ入り禁止処分でジョゼ・モウリーニョ監督が不在となった中でのサレルニターナ戦を2-2のドローで終えていた。 サレルニターナ戦の試合前には、選手たちが新しいプレマッチシャツを着用。赤をベースとしつつ前身頃に幾何学模様が描かれている。また、サプライヤーであるアディダスのロゴや肩のスリーストライプスは白で施されている。 『FOOTY HEADLINES』によると、これは1988 年頃にも採用されていた今でも人気のアディダスのテンプレートデザインからインスピレーションを得たものだという。また、そのシャツの胸には、今年も「TOYOTA」のロゴが入っている。 ローマは2022年8月にトヨタがトレーニングキットのメインスポンサーとなったことを発表。ファーストチーム、女子チーム、ユースチームが着用するトレーニングキット全てにトヨタのスポンサー名が入っている。 なお、両者の契約期間は2年間、オプションで3年目があるため、来シーズンも「TOYOTA」のロゴが入ったトレーニングウェアを見られる可能性がある。 <span class="paragraph-title">【写真】今年も胸スポンサーに「TOYOTA」が入ったローマのプレマッチシャツ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">AS Roma(@officialasroma)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】デザインのもととなった1988年当時のアディダスのデザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">: Adidas AS Roma 23-24 Pre-Match Jersey Revealed: <a href="https://t.co/Ovekym23dX">https://t.co/Ovekym23dX</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1693519065346605333?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.22 11:55 Tue4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.34“スパレッティの0トップ”セリエA記録となる破竹の11連勝/ローマ[2005-06]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.34</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2005-2006シーズン/ローマ 〜スパレッティの0トップ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2005-06roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ルチアーノ・スパレッティ(48) 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係10:★★★★★★★★★★ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">セリエA記録となる破竹の11連勝</div> クラブ史上初のスクデットをもたらしたカペッロ監督が去った2004-05シーズンは、結果が出ずに1シーズンで4人の監督交代が相次ぐなど低迷したローマ。そこで、ウディネーゼで3位という好成績を残したスパレッティ監督に白羽の矢を立てると、翌シーズンに復活を遂げる。 序盤戦こそ不安定な戦いが続いたが、“0トップシステム”を用いるスパレッティ監督の戦術が浸透し始めた第22節から当時のセリエA記録となる破竹の11連勝を達成。カルチョーポリの影響でユベントス、ミラン、フィオレンティーナの3チームがセリエB降格や勝ち点剥奪となったため、2位に繰り上がってシーズンを終えた。 スパレッティ監督に率いられた“ジャッロロッソ”は、その後の2006-07シーズンと2007-08シーズンにおいてもチームの完成度を高めて上々の成績を残した。セリエA・2位、チャンピオンズリーグ・ベスト8、コッパ・イタリア制覇をそれぞれ2年連続で成し遂げ、その称賛された戦術とともに素晴らしいチームとしてヨーロッパに君臨する。ただ、ユベントスが低迷していた当時のセリエAにおいて最強を誇ったインテルの後塵を拝し、スパレッティの下でスクデットを獲得することはなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">スパレッティの0トップ</div> 純粋なセンターフォワードがいなかったため、スパレッティが編み出した策がトッティを最前線に置く0トップシステム。このバンディエラのキープ力を軸に、2列目の選手が空いたスペースに飛び出していくという、当時は稀な戦術を用いた。 中盤に下りてボールを受けるトッティは、抜群の展開力で2列目の選手の飛び出しを生かしつつ、ゴール前に顔を出してチーム最多の得点数を記録。ペッロッタ、マンシーニ、タッデイといった2列目は機動力を生かしてボールを引き出し、縦に鋭いサイドアタックを披露した。 ボランチにおいても、巧みな配球を行うデ・ロッシやアクイラーニは前線に飛び出すプレーを披露。また、守備ではメクセスとキブが好連係で相手の攻撃を防ぎ、両サイドバックのパヌッチやクフレが攻守のバランスを取った。2006-07シーズンと2007-08シーズンはサイドハーフもこなせるカッセッティ、トネット、シシーニョらがサイドバックを務めて攻撃力を格段に高めた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFシモーネ・ペッロッタ(28)</span> スパレッティ監督によって新境地を開拓したのがペッロッタだ。2001-02シーズンに躍進を遂げたミラクル・キエーボでは中盤を支えるハードワーカーだった2006年のW杯優勝メンバーは、ローマでトップ下の位置を与えられると完璧に順応。卓越したテクニックはなくとも、豊富な運動量と高度な戦術眼で周囲と絡みながら幾度もチャンスを演出し、司令塔タイプと異なる新たなトップ下像を印象づけた。 2019.04.20 12:00 Sat5
