【ECL準決勝プレビュー】レスターvsローマの指揮官師弟対決! フェイエvsマルセイユは打ち合いか

2022.04.28 18:30 Thu
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ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグが28日に開催される。ファイナル進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。

◆ECL準決勝 1stレグ
▽4/28(木)
《28:00》
レスター・シティ vs ローマ
フェイエノールト vs マルセイユ

◆ファイナル進出懸けた師弟対決
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◆両チーム予想スタメン◆
▽レスター・シティ(4-3-3)
GK:シュマイケル
DF:リカルド・ペレイラ、フォファナ、エバンス、カスターニュ
MF:ティーレマンス、メンディ、デューズバリー=ホール
FW:マディソン、イヘアナチョ、バーンズ

▽ローマ(3-4-1-2)
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、スモーリング、イバニェス
MF:カルスドルプ、ムヒタリアン、クリスタンテ、ザレフスキ
MF:ペッレグリーニ
FW:ザニオーロ、エイブラハム

4大リーグの強豪対決となったレスター・シティとローマのファイナル進出を懸けた一戦は、ロジャーズ監督とモウリーニョ監督による師弟対決となった。

ヨーロッパリーグ(EL)敗退組のレスターは、準々決勝で同じくEL敗退組のPSVと対戦。ホームでの1stレグを0-0のドローで終えると、敵地での2ndレグでは前半に先制を許したが、後半終盤にMFマディソン、DFリカルド・ペレイラの連続ゴールによって逆転し、2戦合計2-1での勝ち上がりとなった。

プレミアリーグでは2試合消化試合が少ないものの、ヨーロッパの出場権争いとは大きく勝ち点が離れる10位に甘んじており、今季唯一獲得可能なECLのタイトル獲得へ全力を注ぐ構えだ。直近のリーグ戦では1敗2分けと3戦未勝利が続くが、直近のアストン・ビラ戦ではヒザの負傷によって離脱が続いていたFWヴァーディがようやく戦列に復帰。中盤の要であるMFエンディディは引き続き欠場となるが、パンチ力不足の前線にエースストライカーが戻ってきたことは大きな後押しとなるはずだ。

一方、予選から参戦しているローマは準々決勝でノルウェー王者のボデ/グリムトと再戦。グループステージで1-6の大敗を喫した因縁の相手に対して、敵地での1stレグでは人工芝でのプレーに苦戦し、1-2で敗戦。だが、ホームでの2ndレグでは熱狂的なサポーターによる圧倒的なホームアドバンテージを生かし、MFザニオーロのキャリア初のハットトリックの活躍もあって4-0と快勝。2戦合計5-2のスコアで逆転突破を決めた。

5位に位置するセリエAでは直近のインテル戦で13試合ぶりの黒星を喫し、4位ユベントスとの勝ち点差が「8」に広がり、残り4試合での逆転は絶望的。ただ、EL出場権争いは混戦模様となっており、今大会と並行して力を注ぐ必要がある。

なお、ロジャーズ監督は指導者キャリア初期にモウリーニョ監督がトップチームを率いていたチェルシーでユースチーム、リザーブチームを率いており、ポルトガル人指揮官の薫陶を受けた師弟関係の間柄だ。その後、両者はプレミアリーグの舞台で何度か直接対峙しているが、ヨーロッパの舞台では初対決となる。

また、ローマには今大会得点ランキングトップのFWエイブラハム、ディフェンスリーダーのDFスモーリング、MFメイトランド=ナイルズと3人のイングランド人選手が在籍しており、母国での一戦に高いモチベーションで臨むはずだ。

◆マルセイユ優位も打ち合いの展開予想
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◆両チーム予想スタメン◆
▽フェイエノールト(4-3-3)
GK:マルシアノ
DF:ヘールトライダ、トラウナー、セネシ、マラシア
MF:アウルスネス、ティル、オルクン・コクチュ
FW:ネルソン、デサース、シニステラ

▽マルセイユ(4-3-3)
GK:マンダンダ
DF:リロラ、サリバ、チャレタ=ツァル、ルアン・ペレス
MF:ジェルソン、カマラ、ゲンドゥージ
FW:ジェンギズ・ウンデル、ミリク、パイエ

前述の2チームと共に初代王者を目指す準決勝のもう1カードは、オランダ屈指の名門フェイエノールトと、フランス屈指の名門マルセイユの対決となる。

今大会屈指の得点力で決勝トーナメントを勝ち上がってきたフェイエノールトは、準々決勝でスラビア・プラハを2戦合計6-4で撃破。壮絶な打ち合いとなったホームでの初戦を3-3のドローで終えると、敵地での2ndレグではFWデサースの2ゴールの活躍などで打ち勝ってベスト4進出を決めた。

国内リーグではアヤックス、PSVの2強に大きく水をあけられており、現状では3位フィニッシュが濃厚。そのため、今大会へのモチベーションは非常に高い。チームとしての完成度やタレントの質では相手に分があるものの、ビッグクラブ注目のFWシニステラ、MFオルクン・コクチュ、MFティルら2列目や中盤の選手を中心にどこからもゴールを奪える攻撃はマルセイユ相手にも十分に通用するはずだ。

一方、EL敗退組のマルセイユはローマと並んで優勝候補筆頭に挙げられており、準々決勝でもPAOKを2戦合計3-1のスコアで撃破。その2試合ではエースのMFパイエがスーパーボレーを含め2戦連発と相変わらず存在感を放っている。

国内リーグでは前節にパリ・サンジェルマンに優勝を決められた中、3位と6ポイント差の2位に位置しており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得は決定的だ。そのため、対戦相手同様に今大会に集中しやすい状況だ。

DFサリバとMFゲンドゥージのフランス代表コンビに、FWジェンギズ・ウンデル、FWミリクらヨーロッパの舞台でも経験豊富なメンバーが揃っており、智将サンパオリの手腕を含め、下馬評では圧倒的優位とみなされているが、2017-18シーズンに準優勝したEL以来のファイナル進出なるか。


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