神セーブ! パリ五輪世代の浦和GK鈴木彩艶、ACL公式もセービングに注目

2022.04.22 17:15 Fri
Getty Images
浦和レッズのGK鈴木彩艶が気を吐いた。
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浦和は21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第3節で大邱FC(韓国)と対戦し、0-1で敗れた。集中開催となっているグループステージで、浦和の属するグループFはタイが舞台となっている。初戦のライオン・シティ・セーラーズFC(LCS/シンガポール)戦を4-1、第2節の山東泰山(中国)戦を5-0と、2連勝の好スタートを切ったが、この日は[5-4-1]のブロックに手を焼いた。
対照的に鈴木圭太のクロスからゼカに先制を許すと、これが決勝点に。浦和は今大会初黒星を喫した。

1失点こそしたものの、鈴木彩艶は随所で好セーブを披露。17分にチョン・チインのシュートを左手の指先で触れて枠からそらすと、後半の立ち上がりにも見せたビッグセーブをACLの日本語版公式ツイッターがピックアップした。
アレクサンダー・ショルツがロングボールの処理にもたつき、再びチョン・チインがボックス左から決定機を迎える。だが、鈴木彩艶が恵まれた体躯と右手で反応。左隅ギリギリへの一撃を辛うじてはじき出した。

東京オリンピックのメンバーにも飛び級で選出された鈴木彩艶は今季のリーグ戦ではGK西川周作の後塵を拝しているが、ACLではここまで3試合フル出場を果たしている。グループステージも折り返しを迎えるが、パリオリンピック世代守護神の引き続きの奮起にも期待が集まる。



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