ライプツィヒ&ハマーズが強豪対決制す! 延長戦制したレンジャーズも4強入り《EL》
2022.04.15 06:48 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の2ndレグ、アタランタvsRBライプツィヒが14日に行われ、アウェイのライプツィヒが0-2で勝利。この結果、2戦合計1-3としたライプツィヒの準決勝進出が決まった。
この試合をホームで戦うアタランタは1-2で敗れた直近のサッスオーロ戦で温存した一部主力を復帰させたものの、公式戦2連発中のムリエルはベンチからのスタートに。
一方、先週末にホッフェンハイムとの上位対決に3-0で快勝したライプツィヒは、3バックの右をクロステルマンからシマカンに入れ替えた以外同じメンバーで臨んだ。
立ち上がりはホームのアタランタが、両ウイングバックの攻撃参加を軸に良い形の攻めを見せる。しかし、序盤の劣勢を撥ね返したライプツィヒが先にゴールをこじ開ける。18分、右サイドでのヘンリクスとのパス交換から右のスペースに飛び出したライマーが深い位置まで運んでプルバック。これを猛スプリントでゴール前に入ってきたエンクンクがワンタッチで流し込んだ。
後半は立ち上がりからアタランタが攻勢を強める中、立ち上がりにはマリノフスキーの直接FKがボックス内で壁に入っていたダニ・オルモの手に当たってオンフィールドレビューが入るが、ここはハンドはないとの判定でPKは与えられず。
早い時間帯の同点ゴールのチャンスを逸したアタランタは、マリノフスキーを下げて切り札のムリエルを投入し、より前がかる。これに対してライプツィヒは守備のテコ入れ、カウンター色を強める交代策で冷静に対応。
アタランタがゴールに迫るシーンを増やすも最後がうまくいかず、試合は後半終盤に突入。すると、87分にはボックス内に抜け出したエンクンクがGKムッソのファウルを誘いPKを獲得。これを自ら左上隅に突き刺し、決定的な2点目とした。
その後、ホームチームの決死の猛攻を撥ね返し続けたライプツィヒが準決勝進出を決めた
また、同日行われたリヨンvsウェストハムは、アウェイのウェストハムが0-3で勝利。この結果、2戦合計1-4としたウェストハムの準決勝進出が決まった。
ロンドンでの1stレグは10人のウェストハムが1-1のドローに持ち込み、拮抗した状況で運命の第2戦を迎えた。ホームのリヨンがほぼベストメンバーを揃えた一方、アウェイのウェストハムは初戦で退場したクレスウェルに加え、直近の試合で負傷したズマと2人の主力DFを欠く中での一戦となった。
試合は前回対戦同様にリヨンがボールを握って押し込む時間帯が続く。しかし、最後のところで粘るウェストハムの守備を最後のところでこじ開けられない。
一方、アントニオを起点としたカウンターがなかなか嵌らずに決定機まで持ち込めずにいたウェストハムだったが、38分にはフォルナルスの左CKをニアに飛び込んだドーソンが渾身のヘディングで合わせ、得意のセットプレーから先制に成功。さらに、前半終了間際の44分にはカウンターの形からペナルティアーク付近でクリアボールに反応したライスが低い弾道のミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、最高の時間帯に追加点を奪った。
さらに、畳みかけるアウェイチームは後半立ち上がりの48分にもフォルナルスのスルーパスに抜け出したボーウェンがきっちりゴールを陥れて一気に突き放す。
以降はホームで意地を見せたいリヨンがリスクを冒して前に出たが、専守防衛の構えを見せるウェストハムがきっちり耐え抜いた。そして、敵地で完勝のウェストハムは準決勝でバルセロナを破ったフランクフルトとの対戦が決定した。
なお、レンジャーズとブラガによるアウトサイダー同士の一戦は、2戦合計スコアで並んだ中、延長戦を制したレンジャーズが2戦合計3-2でライプツィヒの待つ準決勝進出を決めた。
敵地での初戦を0-1で落としたレンジャーズは、前半にタベルニエが2ゴールを決めて2戦合計スコアで逆転に成功。さらに、2点目のPKを献上した相手DFトルメナの退場によって数的優位まで手にした。
しかし、試合を決定づける3点目を奪えずにすると、試合終盤の83分にはカルモにセットプレーから2戦合計スコアをタイに戻すゴールを奪われ、延長戦まで持ち込まれた。
それでも、延長戦では好調ルーフェのゴールで勝ち越しに成功すると、直後に相手MFメデイロスが退場に。そして、9人相手にきっちりリードを守り切ってベスト4進出を決めた。
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ライプツィヒホームの1stレグは前半はアタランタ、後半半ば以降はライプツィヒと、互いに主導権を握る拮抗した展開の末に1-1のドロー決着となった。一方、先週末にホッフェンハイムとの上位対決に3-0で快勝したライプツィヒは、3バックの右をクロステルマンからシマカンに入れ替えた以外同じメンバーで臨んだ。
立ち上がりはホームのアタランタが、両ウイングバックの攻撃参加を軸に良い形の攻めを見せる。しかし、序盤の劣勢を撥ね返したライプツィヒが先にゴールをこじ開ける。18分、右サイドでのヘンリクスとのパス交換から右のスペースに飛び出したライマーが深い位置まで運んでプルバック。これを猛スプリントでゴール前に入ってきたエンクンクがワンタッチで流し込んだ。
1stレグとは異なりライプツィヒが先手を奪った試合は、ここからアタランタが前に出ていくが、ライプツィヒが集中した守備と安定したボール保持でうまくゲームをコントロール。1点リードのままハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりからアタランタが攻勢を強める中、立ち上がりにはマリノフスキーの直接FKがボックス内で壁に入っていたダニ・オルモの手に当たってオンフィールドレビューが入るが、ここはハンドはないとの判定でPKは与えられず。
早い時間帯の同点ゴールのチャンスを逸したアタランタは、マリノフスキーを下げて切り札のムリエルを投入し、より前がかる。これに対してライプツィヒは守備のテコ入れ、カウンター色を強める交代策で冷静に対応。
アタランタがゴールに迫るシーンを増やすも最後がうまくいかず、試合は後半終盤に突入。すると、87分にはボックス内に抜け出したエンクンクがGKムッソのファウルを誘いPKを獲得。これを自ら左上隅に突き刺し、決定的な2点目とした。
その後、ホームチームの決死の猛攻を撥ね返し続けたライプツィヒが準決勝進出を決めた
また、同日行われたリヨンvsウェストハムは、アウェイのウェストハムが0-3で勝利。この結果、2戦合計1-4としたウェストハムの準決勝進出が決まった。
ロンドンでの1stレグは10人のウェストハムが1-1のドローに持ち込み、拮抗した状況で運命の第2戦を迎えた。ホームのリヨンがほぼベストメンバーを揃えた一方、アウェイのウェストハムは初戦で退場したクレスウェルに加え、直近の試合で負傷したズマと2人の主力DFを欠く中での一戦となった。
試合は前回対戦同様にリヨンがボールを握って押し込む時間帯が続く。しかし、最後のところで粘るウェストハムの守備を最後のところでこじ開けられない。
一方、アントニオを起点としたカウンターがなかなか嵌らずに決定機まで持ち込めずにいたウェストハムだったが、38分にはフォルナルスの左CKをニアに飛び込んだドーソンが渾身のヘディングで合わせ、得意のセットプレーから先制に成功。さらに、前半終了間際の44分にはカウンターの形からペナルティアーク付近でクリアボールに反応したライスが低い弾道のミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、最高の時間帯に追加点を奪った。
さらに、畳みかけるアウェイチームは後半立ち上がりの48分にもフォルナルスのスルーパスに抜け出したボーウェンがきっちりゴールを陥れて一気に突き放す。
以降はホームで意地を見せたいリヨンがリスクを冒して前に出たが、専守防衛の構えを見せるウェストハムがきっちり耐え抜いた。そして、敵地で完勝のウェストハムは準決勝でバルセロナを破ったフランクフルトとの対戦が決定した。
なお、レンジャーズとブラガによるアウトサイダー同士の一戦は、2戦合計スコアで並んだ中、延長戦を制したレンジャーズが2戦合計3-2でライプツィヒの待つ準決勝進出を決めた。
敵地での初戦を0-1で落としたレンジャーズは、前半にタベルニエが2ゴールを決めて2戦合計スコアで逆転に成功。さらに、2点目のPKを献上した相手DFトルメナの退場によって数的優位まで手にした。
しかし、試合を決定づける3点目を奪えずにすると、試合終盤の83分にはカルモにセットプレーから2戦合計スコアをタイに戻すゴールを奪われ、延長戦まで持ち込まれた。
それでも、延長戦では好調ルーフェのゴールで勝ち越しに成功すると、直後に相手MFメデイロスが退場に。そして、9人相手にきっちりリードを守り切ってベスト4進出を決めた。
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