エジプト代表、カルロス・ケイロス監督が退任…W杯出場に導けず

2022.04.11 14:22 Mon
Getty Images
エジプトサッカー協会(EFA)は10日、カルロス・ケイロス監督(69)と双方合意のもとで契約解除に至ったことを発表した。

3月末に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選でセネガル代表に敗れたエジプト代表。アフリカ・ネーションズカップ決勝に続いて、再びセネガルの後塵を拝し、2大会連続のW杯出場は叶わなかった。

試合後にはカルロス・ケイロス監督から辞任の意向が明かされており、「エジプトのリーダーシップを他の誰かに任せる時がきた。今日の私の夢はエジプトを5度目のワールドカップに出場させることだったが、ゲームオーバーだ。我々は残念ながらワールドカップに到達することができなかった」と、無念の思いを口にしていた。
1989年にU-20ポルトガル代表で監督キャリアをスタートさせたケイロス監督は、ポルトガル代表を2度、UAE代表や南アフリカ代表、イラン代表などナショナルチームの指揮官を歴任した。その一方で、クラブレベルではレアル・マドリーや名古屋グランパス、スポルティング・リスボンを率い、サー・アレックス・ファーガソン監督の副官としてマンチェスター・ユナイテッドでも仕事をしていた。

2019年2月から2020年12月まではコロンビア代表を指揮し、2021年9月にホッサム・エル=バドリ監督の後任として、エジプト代表監督に就任。在籍7カ月で13勝2分け5敗という成績だった。

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