浦和の“アグエロ”に! 新助っ人FWシャルク、移籍の決め手は「プロジェクトを聞いて興奮した」

2022.04.08 16:55 Fri
©URAWA REDS
浦和レッズに新たに加入した加入したFWアレックス・シャルクが、8日にオンライン会見を行った。

シャルクは世代別のオランダ代表でプレーした経歴を持つストライカー。母国のNACブレダやゴー・アヘッド・イーグルスのほか、スコットランドのロス・カウンティFCも渡り歩き、2018年夏からセルヴェットに活躍の場を移した。

そのセルヴェットでは主戦場のセンターFWや左ウィングとして、公式戦通算110試合の出場で32得点15アシストをマーク。今シーズンはここまで24試合に出場して6ゴールを記録していた。
すでにチームに合流し、練習にも参加しているシャルク。「こんにちは。アレックス・シャルク、29歳。オランダ生まれだ。オランダのリーグ、スコットランドのリーグ、スイスのリーグと様々な土地を渡って経験を積んできた。新しいチャレンジに興奮している」と冒頭にコメントした。

ヨーロッパでプレーを続けていた中での浦和への移籍。オファーを聞いた時の心境については「ちょうどスイスでの契約が終わる頃で、自分の体が新しいチャレンジを求めていたタイミングだった」とコメント。「スカウトなどから新たな機会の話をもらい、このプロジェクトを聞いて興奮した」と浦和の話を聞いて興奮したとし、「代理人とスカウトと話して、セルヴェットの話を聞いた上で、浦和に来る決心をした」と、前向きにオファーを捉えたようだ。
また移籍の決め手については「ここ浦和レッズというビッグクラブに来て、タイトルを勝ち取ることが大きな理由の1つ」とタイトルを目標に掲げ、「自分の中でも引き金となり、自分のメンタリティとマッチすることが多く、浦和レッズに決めた」と、チームが考えていること、ビジョンが自身に合っていると感じたと明かした。

そのシャルクはこれまでも多くのゴールを決めてきたが、自身のストロングポイントについては「得点することにも重要性を感じるが、相手の脅威。特にボックス内で相手の脅威になることが特徴だと思う」とコメント。「常に100%、120%、1分1分試合の最後まで戦うメンタリティを持っていると自負している」とし、常に全てを懸ける気持ちで戦っているとした。

また自身のこだわりについては「基本的には両足が使えるので、必要な時にはターンをして、難しい角度からシュートを狙う、ボックスに侵入するスピード、角度、ウイングからのクロス、クロスに対するランニングを重要だと思っている」と前線のポジションで様々なことに関わることを求めているとし、「ヨーロッパではゴールへの嗅覚というが、どこにボールが来るかを予測して、しっかりとボールをコントロールして狙っていくところがポイントとしている」と、ゴールが奪えそうなところを嗅ぎ分けていくことがポイントだとした。

そのシャルクだが、自身が参考にしていたのは元アルゼンチン代表のストライカー。「自分のヒーロー、アイドルはセルヒオ・アグエロが一番だ。若い頃から見ていたし、プレースタイルも似ているかなと思う」と、昨年引退を発表したアグエロを挙げたが、「アグエロの特徴的な9番というタイプというよりは、前線で色々なポジションができるので、そこも特徴だ」と、ゴールを奪うことに特化したアグエロよりは、幅広くプレーできると自身の特徴を語った。

プレーする上で大事になることについては「最も重要な部分は味方とのフィーリング」と語るシャルク。練習に参加して日が浅いが「フィーリングを分かち合うには時間が必要だ。まだ数日しかトレーニングをしていないが、ナチュラルなフィーリングが今芽生えている状況で、コミュニケーションも大事だし、ピッチ上でのフィーリング、相性も大事だ」と、これからどんどんと高めていきたいとコメント。「前線でかなり走る量が多いので、走るタイミングなども味方との感覚、相性をあげて、局面を打開する要素が増え、パターンも増えると思う」と、様々なパターンを作っていきたいと意気込みを語った。

背番号「17」の理由については「U-21オランダ代表でデビューした時が「17」で、それが番号を選んだ理由」と語ったシャルク。浦和での生活にはすでに満足感で一杯だと語った。

「素晴らしい環境に来たと思ってい流。初日から感じていることだ」

「全てがパーフェクトで、練習場のピッチコンディションも素晴らしい。周りの選手の質、練習に対する姿勢、全てが質の高いものだと思う」

「ヨーロッパのクラブだと、時折2、3人のレベルの落ちる選手がいるが、浦和レッズの選手は全員質が高く、良い姿勢でトレーニングに臨んでいる」

「毎日が非常に過ごしやすく、ロッカールームでも話しかけてくれて、みんなが手厚くサポートしてくれて、現状は満足している」

昨シーズンの似たような時期に加入したキャスパー・ユンカーはいきなり結果を残し、チームの貴重な得点源となった。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも選手登録されているシャルク。ピッチ上で躍動する姿が待ち遠しい。

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阿部勇樹氏や永井雄一郎氏ら9名がProライセンスを取得! Jリーグクラブの指揮が可能に

日本サッカー協会(JFA)は23日、2025年度の第1回理事会を開催。Proライセンス取得者9名を発表した。 Proライセンスは、これまでS級コーチライセンスと呼ばれていたもの。日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能となるライセンス。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 今回認定された7名には、日本代表としても活躍し浦和レッズのユースでコーチを務めている阿部勇樹氏(43)や、同じく浦和や日本代表で活躍した永井雄一郎氏(45)など、2024年度受講の6名に加え、2022年度受講の若井研治氏(50)がいる。なお、2022年度は若井氏で20名全員が認定されることに。2024年度は今回の6名が初の認定となる。 阿部氏はジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタート。浦和レッズでプレーした後にレスター・シティに完全移籍。その後、再び浦和でプレーを続け、2021年に現役を引退した。 日本代表としても53試合に出場し3得点を記録。ボランチだけでなく3バックの一角でもプレーするなどしたほか、正確なキックも持ち味でFKからゴールを量産していた。 永井氏は浦和でキャリアをスタート。カールスルーエにレンタル移籍を経験すると、Jリーグでは清水エスパルス、横浜FC、ザスパクサツ群馬(現:ザスパ群馬)でプレー。地域リーグでもプレーを続けている。2024年は埼玉県2部のKONOSU CITY FCで選手兼監督を務め、見事1部に昇格していたが、契約満了で退団していた。 また、Associate-Pro (A-Pro) コーチ養成講習会修了後、コンバージョンコースを合格した2名もProライセンス認定。ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレを指導する福田あや氏(39)、ちふれ ASエルフェン埼玉を指導する轟奈都子氏(47)も認定された。なお、合計でProライセンスコーチ認定者は587名となった。 ◆202年度受講者 20名/20名 若井研治氏(50) 指導チーム:福山平成大学 2014年:Aジェネラルライセンス取得 2022年:Proライセンス取得 ◆2024年度受講者 6名/20名 阿部勇樹氏(43) 指導チーム:浦和レッドダイヤモンズユース兼トップチーム ロールモデルコーチ 2023年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 入江徹氏(47) 指導チーム:アルビレックス新潟 2014年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 大和田真史氏(43) 指導チーム:ジェフユナイテッド市原・千葉 2019年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 永井雄一郎氏(45) 指導チーム:なし 2023年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 福王忠世氏(40) 指導チーム:ザスパ群馬 2021年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 宮寺哲平氏(32) 指導チーム:鹿児島ユナイテッドFC 2022年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 【2022年度】 福田あや氏(39) 指導チーム:ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ 2022年:A-Proライセンス取得 2022年:Proライセンス取得 【2024年度】 轟奈都子氏(47) 指導チーム:ちふれ AS エルフェン埼玉 2024年:A-Proライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 2025.01.24 11:55 Fri

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