ローマ・ダービー完敗のラツィオ、サッリ監督「試合中はずっと呆然としていた」

2022.03.21 12:40 Mon
Getty Images
ラツィオマウリツィオ・サッリ監督が敗戦の弁を述べた。クラブ公式サイトが伝えている。
PR
ラツィオは20日、セリエA第30節でローマと対戦。アウェイでのローマ・ダービーに臨んだ。試合開始56秒で相手FWタミー・エイブラハムに先制点を奪われると、22分にも失点。40分にも相手の直接FKによって3点目となるゴールを許し、前半に負った大きなビハインドを返すことができずに0-3と敗れた。サッリ監督は試合後、ダービーで喫した完敗に失望を隠さずも、次戦での巻き返しを誓った。
「チームの綻びは見られなかったが、残念ながらボールを失いすぎてしまった。試合は先制点によって相手の望む条件が整ってしまい、それを修正する時間はあったが、ビハインドが重くのしかかった。徐々に試合を盛り返す必要があったが、感情面で何も示すことができなかった」

「試合中はずっと呆然としていた。アプローチの仕方を整え、傷跡が残らないようにしたい。ダービーで負けてしまい、特にファンには申し訳なく思っている。本来なら我々が彼らを引っ張っていくべきだが、その逆になってしまった」
「我々は悪い試合の後、いつも良いリアクションを示す。今回もそうであることを期待したい。ダービーに関しては、序盤に苦しんでも踏み止まる力があれば、リアクションを示すことができたこと思う」

「しかし、今日は最初のネガディブな失点によってチームのスイッチがオフになってしまい、終了までそのままだった。戦術という問題は今日の試合では関係なかった」

PR

マウリツィオ・サッリの関連記事

エバートンの新オーナー「フリードキングループ」が、マウリツィオ・サッリ氏(65)に監督就任を要請する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フリードキングループによって株式の大半が取得されたエバートン。イギリス『BBC』などは、同社が取得した株式は94%と伝える。 フリードキングル 2024.09.25 18:00 Wed
クリスタル・パレスに完全移籍した日本代表MF鎌田大地が、自身のYouTubeチャンネル『鎌田大地ch』を開設した。 2023-24シーズンはラツィオでプレーしていた鎌田だが、チームとの交渉がまとまらずに1年で退団。7月1日にフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が指揮するクリスタル・パレスへの加入 2024.07.15 11:50 Mon
ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)のベシクタシュ移籍が迫っている。 2016年にセビージャから加入して以降、ラツィオのエースとして通算340試合207ゴールを記録し、3度のセリエA得点王にも輝いたインモービレ。 しかし、今シーズンは思うようなパフォーマンスを発揮できず、セリエAで31試合 2024.07.12 20:07 Fri
日本代表MF鎌田大地がクリスタル・パレスでのファーストインタビューに応じ、移籍の決め手や意気込みを語った。 鎌田はサガン鳥栖、フランクフルト、シント=トロイデンでプレーし、2023年夏にフランクフルトからラツィオへと完全移籍。セリエAに挑戦した。 なかなか馴染むことができなかった中、マウリツィオ・サッリ監督 2024.07.11 13:05 Thu
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、今夏の移籍市場について言及。クリスタル・パレスへと移籍した日本代表MF鎌田大地についても言及した。 2023-24シーズンはマウリツィオ・サッリ監督の下でシーズンをスタート。しかし、チームはなかなか結果が出ず、サッリ監督は辞任。後を引き継いだイゴール・トゥドール監督はチー 2024.07.09 22:30 Tue

ラツィオの関連記事

エバートンの新オーナー「フリードキングループ」が、マウリツィオ・サッリ氏(65)に監督就任を要請する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フリードキングループによって株式の大半が取得されたエバートン。イギリス『BBC』などは、同社が取得した株式は94%と伝える。 フリードキングル 2024.09.25 18:00 Wed
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、思わぬ形で注目を集めることになった。 ラツィオのローカルライバルであるローマは4日、ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルスの加入を発表した。 バイエルンとドルトムント、ドイツ代表で多くの成功を収めた百戦錬磨のDFの到着に沸くロマニスタは、4日午後にミ 2024.09.05 18:00 Thu
フランスサッカー連盟(FFF)は2日、レアル・マドリーのDFフェルラン・メンディに続いて、MFオーレリアン・チュアメニも代表を離脱することを発表した。 これを受け、フランス代表はラツィオからMFマテオ・ゲンドゥージを追加招集している。 1日に行われたラ・リーガ第4節のレアル・ベティス戦にフル出場したチュアメ 2024.09.03 07:30 Tue
セリエA第3節、ラツィオvsミランが8月31日に行われ、2-2で引き分けた。 前節パルマに敗れて1分け1敗スタートとなったフォンセカ・ミランは、今節敗れるようだと早くも解任の噂があるなか、レオン、テオ・エルナンデス、カラブリアがベンチスタートに。引き続き負傷欠場のモラタに代わって最前線はオカフォーが務めた。 2024.09.01 06:10 Sun
フィオレンティーナは30日、ローマからU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)を、ラツィオから元イタリア代表MFダニーロ・カタルディ(30)をそれぞれレンタル移籍で獲得したと発表した。 いずれも加入期間は2025年6月まで。ボーヴェには一定の条件下で発動する買い取り義務オプションが、カタルディには買い 2024.08.31 18:25 Sat

セリエAの関連記事

レガ・カルチョは27日、28日に行われるセリエA第6節ジェノアvsユベントスが無観客で行われることを発表した。 この措置は25日に行われたコッパ・イタリア2回戦ジェノアvsサンプドリアにおいてスタジアムの内外で暴動が発生したことを受けてのもの。 数人の逮捕者を出し、暴徒化したサポーターを鎮静にかかった警察官 2024.09.28 07:00 Sat
ミランは27日、セリエA第6節でレッチェをホームに迎え、3-0で快勝した。 前節インテルとのダービーを競り勝って連勝としたミランは、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)レバークーゼン戦を控えるなか、ダービーと同様のスタメンで臨んだ。 1勝2分け2敗スタートのレッチェに対し、立ち上がりからボールを持ったミラン 2024.09.28 05:50 Sat
コモの元スペイン代表MFセルジ・ロベルトのプレーが注目を集めている。 13歳から過ごしたバルセロナを離れ、セスク・ファブレガス監督率いる昇格組コモへ加わったセルジ・ロベルト。デビュー戦となったセリエA第2節のカリアリ戦から4試合連続でプレーしている。 コモは24日、第5節で強豪アタランタとアウェイで対戦。先 2024.09.27 18:05 Fri
前節はミラノ・ダービーとユベントスvsナポリのビッグマッチ2試合が行われ、ダービーはミランが勝利、ユベントスvsナポリはゴールレスドローに終わった。迎える第6節、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェイズ第2節を控える強豪勢は格下と対戦する。 まずは金曜に登場するミランから。ダービーでは敗戦すればフォンセカ監督の 2024.09.27 18:00 Fri
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が今夏を振り返った。 ボローニャを躍進させたチアゴ・モッタ監督を招へいし、新たな船出を切った今シーズンのユベントス。セリエAでは直近3試合連続でゴールレスドローも開幕から無敗を維持し、2シーズンぶりに復帰したチャンピオンズリーグ(CL 2024.09.27 16:55 Fri

記事をさがす

マウリツィオ・サッリの人気記事ランキング

1

ローマの系列クラブとなるエバートン…フリードキン新体制でサッリ氏を新監督に?

エバートンの新オーナー「フリードキングループ」が、マウリツィオ・サッリ氏(65)に監督就任を要請する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フリードキングループによって株式の大半が取得されたエバートン。イギリス『BBC』などは、同社が取得した株式は94%と伝える。 フリードキングループといえば、ダン・フリードキン氏を筆頭としたローマのオーナー。 しかし、今日現在はエバートン再編に向けた動きを加速させているといい、重要タスクのひとつが新監督選任。現地リバプールで噂が広がっている名前こそサッリ氏だという。 また、昨季途中までローマの宿敵ラツィオを指揮した65歳は、友人であるダニエレ・トニャッチーニ氏(60)の同行を希望しているとも。 トニャッチーニ氏はミラン時代に「ミランラボ」を開設した功績で知られ、サッリ氏とはユベントスでも共闘している。 現在のエバートンに目を向ければ、プレミアリーグ開幕5試合未勝利で降格圏19位。フリードキングループの到着にとって、ショーン・ダイチ監督(53)、ケビン・セルウェルSD(50)は解任となる可能性が強まっているようだ。 2024.09.25 18:00 Wed
2

インモービレがベシクタシュ移籍へ…12日夜にイスタンブールへ渡航

ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)のベシクタシュ移籍が迫っている。 2016年にセビージャから加入して以降、ラツィオのエースとして通算340試合207ゴールを記録し、3度のセリエA得点王にも輝いたインモービレ。 しかし、今シーズンは思うようなパフォーマンスを発揮できず、セリエAで31試合7ゴールと物足りない結果に終わり、マウリツィオ・サッリ、イゴール・トゥドールの2人の指揮官の下で消化不良の1年を過ごした。 ラツィオとの契約は2026年まで残っているが、マルコ・バローニ新体制でも扱いが微妙なエースはクラウディオ・ロティート会長との問題もあり、今夏のタイミングで移籍を決断するに至った。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、インモービレは年俸600万ユーロ(約10億4000万円)の2年契約+1年の延長オプションという条件で個人間合意。さらに、クラブ間では移籍金300万ユーロ(約5億2000万円)程度の条件で合意に至ったという。 そして、インモービレは12日夜にメディカルチェックを受診するため、イスタンブールに向かう予定だ。 “エル・マーゴ”の愛称で知られた司令塔のルイス・アルベルトに続く、主砲の退団によってラツィオのひとつの時代が終焉を迎えることになる。 2024.07.12 20:07 Fri
3

鎌田大地がラツィオを去った理由はやはり代理人? ロティート会長が更新料の要求を明かす「250万ユーロを求めてきた」

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、今夏の移籍市場について言及。クリスタル・パレスへと移籍した日本代表MF鎌田大地についても言及した。 2023-24シーズンはマウリツィオ・サッリ監督の下でシーズンをスタート。しかし、チームはなかなか結果が出ず、サッリ監督は辞任。後を引き継いだイゴール・トゥドール監督はチームを立て直すと、なんとか7位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグ(EL)の予選に出場することとなった。 シーズン後半で盛り返した要因の1つはトゥドール監督であり、サッリ監督時代に干されていた鎌田も本来のパフォーマンスを取り戻すなど、チームは好転した。 鎌田は元々1年契約で、延長オプションを行使するかどうかは自らに委ねられていた中、トゥドール監督の下でのプレーを決意。残留することが既定路線と見られていた。 しかし、クラブとの交渉が破談。すると、倹約家として名高いロティート会長の姿勢に不満を覚えたトゥドール監督もクラブを去る決断を下すと、元スペイン代表MFルイス・アルベルトや元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンなど、主軸選手が相次いでチームを去ることとなった。 今夏の補強の話も出ている中、記者会見に臨んだロティート会長が退団した選手たちについて言及。鎌田についても語った。 「競争力のあるチームを構築するためにやるべきことをやる。去年もそうだったが、頭の中とロッカールームは同じではなかった。そして、我々が彼らの要求を全て尊重したものの、船を見捨てることを決めた一部の人間によって証明された」 「人生の選択をしたフェリペ・アンデルソンには同情するばかりだ。本人も認めているように、我々の提案は非常に競争力があるものだったが、彼はブラジルに戻ることを決意した」 「ルイス・アルベルトは契約更新を求めたが、それが認められ、望んでいたお金を全て手に入れた。そして、サレルニターナとの試合に勝ち、彼はそのまま立ち去った。彼は自分が困難な状況にあることを理解していた」 「鎌田は我々が選んだ選手だったが、代理人がもう1年の契約を更新するために250万ユーロ(約4億3500万円)を要求してきた。しかし、私は利益に貢献しなければいけなかった」 選手との交渉は一切行わないことでも知られるロティート会長。クラブと鎌田本人の意見は残留で一致していたようだが、代理人の要求が全てを台無しにしたことを強調していた。 2024.07.09 22:30 Tue
4

「練習中でもタバコ吸ってんのか」サッカー界きっての“愛煙家”サッリ監督の指導姿が反響!1日60本吸うことで話題

ラツィオを指揮するマウリツィオ・サッリ監督の指導姿が話題だ。 2021-22シーズンからラツィオを率いているサッリ監督。今シーズンはセリエAで3位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)はグループステージで敗退したもののヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の舞台で戦っている。 7日にはECLのラウンド16・1stレグでDF菅原由勢が所属するAZと対戦したラツィオだが、試合前の練習時のサッリ監督を捉えた姿を『ESPN』が伝え、注目を集めている。 グラウンドで選手たちを見守るサッリ監督だが、その手には火のついたタバコが。サッリ監督は度々タバコをくゆらせていた。日常的な光景なのか、選手や周りのスタッフたちも特にそれに触れることなく練習は継続していた。 フットボール界屈指の戦術家としてだけでなく、愛煙家としても有名なサッリ監督。1日60本以上のタバコを吸うことでも話題になったことがあり、過去には試合中にピッチサイドで喫煙する姿がたびたび…。チェルシー時代は試合中の喫煙が禁じられたことで、紙タバコを口に含みながら指揮を執っていた。 イメージ通りの光景ではあるが、改めて目の当たりにしたファンからは「サッリ、練習中でも煙草吸ってんのかいw」、「サッリのおっさん当たり前のように練習中にタバコ吸ってんの草」、「何吸ってるんだろう」と驚きの声が上がっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】通常運転?練習中に選手の目の前でタバコを吸うサッリ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Maurizio Sarri casually smoking a cigarette in Lazio training ahead of their Europa Conference League clash against AZ Alkmaar.<br><br>Classic Sarri <br><br>(via <a href="https://twitter.com/ESPNnl?ref_src=twsrc%5Etfw">@ESPNnl</a>) <a href="https://t.co/JGfX3trjNp">pic.twitter.com/JGfX3trjNp</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1633118181735661568?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.08 19:45 Wed
5

2年越しに監督に謝罪…チェルシーGKケパが交代拒否の真相を明かす「無視するつもりなんてなかった」

チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、かつての指揮官であるマウリツィオ・サッリ監督に謝罪した。 ケパは2018年8月にアスレティック・ビルバオからチェルシーへと完全移籍。7100万ポンド()の移籍金で加入し、世界で最も高価なGKとなった。 加入1年目にはヨーロッパリーグ(EL)を制するなどチームのタイトル獲得に貢献した一方で、ちょっとした事件を起こしていた。 2019年2月24日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)決勝のマンチェスター・シティ戦。この試合もケパは先発出場していた。 しかし、延長戦に突入した試合では、ケパが痙攣を起こしてプレーが難しいと見られる状況に。そこでサッリ監督は、控えGKのウィリー・カバジェロとの交代を準備した。 ただ、この監督の決断にケパは交代を拒否。そのままプレーを続行すると、PK戦では4-3で敗れシティにEFLカップのタイトルを渡してしまっていた。 ケパは『The Players' Tribune』でこの件についてコメント。ケパはチームのために時間を掛けようとしただけだったものの、サッリ監督がカバジェロをウォーミングアップさせたことで意図が伝わらず、最終的には監督の指示を無視するような形になってしまったとし、謝罪した。 「僕は大丈夫で、ケガをしていないことを伝えようとしたんだ。でも、僕たちは8万人以上の人の前で、ウェンブリーにい宝、サッリは僕のことを理解していなかった」 「第4の審判がボードを上げた時、僕は交代すべきだったし、そうしなかったことは申し訳ないと思っている」 「僕は間違っていた。関係者全員に謝りたい。公の場で僕が貶めたように見えてしまったマウリツィオ・サッリ、チームメイトであり、偉大なプロであるウィリー(・カバジェロ)、そして我慢していたチームメイトやチェルシーファンのみんなにだ」 「試合中、その後の数日間に起きた全ての雑音を、全て我慢しなければならなかった」 「決勝の後、ドレッシングルームで携帯を手にしたら、世界中でニュースになっていることに気がついた。そこから3、4日間は止まらなかった。圧倒的だったし、写真を見たほとんどの人は、僕がマウリツィオ(・サッリ)を軽蔑したと思っただろう」 「僕は誤解されていると感じた。なぜなら、僕は監督を無視するつもりなんてなかったからだ」 「僕は彼に伝えようとしただけだった。そのことをメディアに説明しようとしたけど、それはできなかったんだ」 「幸いなことに、もう過去の話でしかない、僕は今もマウリツィオと素晴らしい関係を築いている。もし今度起きたら、どうすべきかは理解しているよ」 2021.07.27 18:41 Tue

ラツィオの人気記事ランキング

1

ローマの系列クラブとなるエバートン…フリードキン新体制でサッリ氏を新監督に?

エバートンの新オーナー「フリードキングループ」が、マウリツィオ・サッリ氏(65)に監督就任を要請する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フリードキングループによって株式の大半が取得されたエバートン。イギリス『BBC』などは、同社が取得した株式は94%と伝える。 フリードキングループといえば、ダン・フリードキン氏を筆頭としたローマのオーナー。 しかし、今日現在はエバートン再編に向けた動きを加速させているといい、重要タスクのひとつが新監督選任。現地リバプールで噂が広がっている名前こそサッリ氏だという。 また、昨季途中までローマの宿敵ラツィオを指揮した65歳は、友人であるダニエレ・トニャッチーニ氏(60)の同行を希望しているとも。 トニャッチーニ氏はミラン時代に「ミランラボ」を開設した功績で知られ、サッリ氏とはユベントスでも共闘している。 現在のエバートンに目を向ければ、プレミアリーグ開幕5試合未勝利で降格圏19位。フリードキングループの到着にとって、ショーン・ダイチ監督(53)、ケビン・セルウェルSD(50)は解任となる可能性が強まっているようだ。 2024.09.25 18:00 Wed
2

「望んだ形ではないけど…」元ブラジル代表MFルーカス・レイバが心臓の問題で現役引退、リバプール、ラツィオでもプレー「健康が第一」

グレミオは17日、心臓の問題で休養していた元ブラジル代表MFルーカス・レイバ(36)の引退を発表した。 ルーカス・レイバは昨年12月、新シーズンに向けたメディカルチェックで心拍に異常があることが確認されており、追加の検査や治療が終わるまでの休養が発表されていた。 クラブの発表によると、ルーカス・レイバは心筋の瘢痕性線維症(はんこんせいせんいしょう)と診断されたとのこと。キャリアを続けることはリスクがあり、引退を余儀なくされることとなった。 グレミオは17日に記者会見を実施。ルーカス・レイバをはじめ、アルベルト・ゲラ会長やレナト・ポルタルッピ監督、チームドクターなどが出席した。 医師のマルシオ・ドルネレス氏は今回の検査結果について「昨日、全ての心臓病検査を終えました。全ての専門家と共に、この線維症と診断し、この病状の重要性とリスクを評価した後、健康へのリスクを考え、ルーカスに高パフォーマンスの身体的活動を続けないようにアドバイスし、推奨します」とコメント。激しいプレーが大きなリスクに繋がるとした。 ルーカス・レイバはこの記者会見で引退を発表。この数カ月のサポートに感謝した。 「この3カ月間、そして復帰してから受けた全てのサポートに対して、グレミオに感謝したいと思う。今日、引退を発表する」 「大変な時期であり、今回の件で泣いたのは初めてだと思う。本当に感謝しかない。このキャリアの全ての時間に感謝する」 「好きな場所で終えることになるが、好きな形ではない。新たなサイクルが華麗にスタートすることを確信している」 「みなさん本当にありがとう。元に戻れるかもしれないという多くの希望を持っていたが、そうではなかった。ただ、健康が第一だ」 「プロとしてプレーした3つのクラブと、サンパウロの内陸部にあるユースチームにも感謝したい。僕の物語はグレミオで始まった分ではないが、ここで重要なスタートを切ることができた」 「そして、僕がずっと望んでいた場所で、この物語は終わりを迎える。僕のキャリア、ここで受けた愛情に対し『感謝』という言葉を使いたい」 「クラブにとって難しい時期に戻ってきたけど、何らかの形で貢献することができたと思う。改めて、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」 ルーカス・レイバはグレミオの下部組織育ちで、2005年1月にファーストチームに昇格。2008年7月にリバプールへと完全移籍した。 リバプールでは9シーズンを過ごし、公式戦346試合に出場し7ゴール21アシストを記録。EFLカップの優勝を経験すると、2017年7月にラツィオへと完全移籍。ラツィオでは公式戦155試合に出場し2ゴール5アシスト。コッパ・イタリアで優勝を経験し、2022年7月にグレミオへと復帰していた。 復帰後のグレミオはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属しており、リーグ戦17試合で3ゴールを記録。今季からはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが加入し、元リバプールコンビが期待された矢先の病気発覚となっていた。 なおブラジル代表としては24試合に出場していた。 <span class="paragraph-title">【動画】グレミオ復帰後のルーカス・レイバのプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">O bom filho à casa torna e assim ele fez. Começou a carreira aqui, tornou-se ídolo, ganhou o mundo e voltou em um momento difícil para ficar ao lado da nação gremista. E assim permanecerá, atuando fora dos gramados. Obrigada por tudo, <a href="https://twitter.com/LucasLeiva87?ref_src=twsrc%5Etfw">@LucasLeiva87</a>! Vamos por mais! <a href="https://t.co/ULas6aeB6J">pic.twitter.com/ULas6aeB6J</a></p>&mdash; Grêmio FBPA (@Gremio) <a href="https://twitter.com/Gremio/status/1636812400262299669?ref_src=twsrc%5Etfw">March 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.18 09:35 Sat
3

インモービレがベシクタシュ移籍へ…12日夜にイスタンブールへ渡航

ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)のベシクタシュ移籍が迫っている。 2016年にセビージャから加入して以降、ラツィオのエースとして通算340試合207ゴールを記録し、3度のセリエA得点王にも輝いたインモービレ。 しかし、今シーズンは思うようなパフォーマンスを発揮できず、セリエAで31試合7ゴールと物足りない結果に終わり、マウリツィオ・サッリ、イゴール・トゥドールの2人の指揮官の下で消化不良の1年を過ごした。 ラツィオとの契約は2026年まで残っているが、マルコ・バローニ新体制でも扱いが微妙なエースはクラウディオ・ロティート会長との問題もあり、今夏のタイミングで移籍を決断するに至った。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、インモービレは年俸600万ユーロ(約10億4000万円)の2年契約+1年の延長オプションという条件で個人間合意。さらに、クラブ間では移籍金300万ユーロ(約5億2000万円)程度の条件で合意に至ったという。 そして、インモービレは12日夜にメディカルチェックを受診するため、イスタンブールに向かう予定だ。 “エル・マーゴ”の愛称で知られた司令塔のルイス・アルベルトに続く、主砲の退団によってラツィオのひとつの時代が終焉を迎えることになる。 2024.07.12 20:07 Fri
4

鎌田大地がラツィオを去った理由はやはり代理人? ロティート会長が更新料の要求を明かす「250万ユーロを求めてきた」

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、今夏の移籍市場について言及。クリスタル・パレスへと移籍した日本代表MF鎌田大地についても言及した。 2023-24シーズンはマウリツィオ・サッリ監督の下でシーズンをスタート。しかし、チームはなかなか結果が出ず、サッリ監督は辞任。後を引き継いだイゴール・トゥドール監督はチームを立て直すと、なんとか7位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグ(EL)の予選に出場することとなった。 シーズン後半で盛り返した要因の1つはトゥドール監督であり、サッリ監督時代に干されていた鎌田も本来のパフォーマンスを取り戻すなど、チームは好転した。 鎌田は元々1年契約で、延長オプションを行使するかどうかは自らに委ねられていた中、トゥドール監督の下でのプレーを決意。残留することが既定路線と見られていた。 しかし、クラブとの交渉が破談。すると、倹約家として名高いロティート会長の姿勢に不満を覚えたトゥドール監督もクラブを去る決断を下すと、元スペイン代表MFルイス・アルベルトや元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンなど、主軸選手が相次いでチームを去ることとなった。 今夏の補強の話も出ている中、記者会見に臨んだロティート会長が退団した選手たちについて言及。鎌田についても語った。 「競争力のあるチームを構築するためにやるべきことをやる。去年もそうだったが、頭の中とロッカールームは同じではなかった。そして、我々が彼らの要求を全て尊重したものの、船を見捨てることを決めた一部の人間によって証明された」 「人生の選択をしたフェリペ・アンデルソンには同情するばかりだ。本人も認めているように、我々の提案は非常に競争力があるものだったが、彼はブラジルに戻ることを決意した」 「ルイス・アルベルトは契約更新を求めたが、それが認められ、望んでいたお金を全て手に入れた。そして、サレルニターナとの試合に勝ち、彼はそのまま立ち去った。彼は自分が困難な状況にあることを理解していた」 「鎌田は我々が選んだ選手だったが、代理人がもう1年の契約を更新するために250万ユーロ(約4億3500万円)を要求してきた。しかし、私は利益に貢献しなければいけなかった」 選手との交渉は一切行わないことでも知られるロティート会長。クラブと鎌田本人の意見は残留で一致していたようだが、代理人の要求が全てを台無しにしたことを強調していた。 2024.07.09 22:30 Tue
5

ラツィオがバローニ新監督の教え子FWノスリンを獲得!加入半年で5G4Aの逸材

ラツィオは6月30日、エラス・ヴェローナからオランダ人FWティジャニ・ノスリン(24)を完全移籍で獲得した。 『フットボール・イタリア』によれば、契約期間は2029年6月30日までの5年間で年俸は150万ユーロ(約2億6000万円)になるとのことだ。 今年1月にオランダのフォルトゥナ・シッタートからヴェローナに移籍したノスリンは、加入半年でセリエA17試合に出場し5ゴール4アシストを記録し、チームのセリエA残留に貢献していた。 なお、ラツィオは昨季までヴェローナを率いたマルコ・バローニ氏(60)を新監督に招へいしており、ノスリンは昨季に続きバローニ氏の指導を受けることとなる。 2024.07.01 07:40 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly