ローマ・ダービー完敗のラツィオ、サッリ監督「試合中はずっと呆然としていた」

2022.03.21 12:40 Mon
Getty Images
ラツィオマウリツィオ・サッリ監督が敗戦の弁を述べた。クラブ公式サイトが伝えている。

ラツィオは20日、セリエA第30節でローマと対戦。アウェイでのローマ・ダービーに臨んだ。試合開始56秒で相手FWタミー・エイブラハムに先制点を奪われると、22分にも失点。40分にも相手の直接FKによって3点目となるゴールを許し、前半に負った大きなビハインドを返すことができずに0-3と敗れた。

サッリ監督は試合後、ダービーで喫した完敗に失望を隠さずも、次戦での巻き返しを誓った。
「チームの綻びは見られなかったが、残念ながらボールを失いすぎてしまった。試合は先制点によって相手の望む条件が整ってしまい、それを修正する時間はあったが、ビハインドが重くのしかかった。徐々に試合を盛り返す必要があったが、感情面で何も示すことができなかった」

「試合中はずっと呆然としていた。アプローチの仕方を整え、傷跡が残らないようにしたい。ダービーで負けてしまい、特にファンには申し訳なく思っている。本来なら我々が彼らを引っ張っていくべきだが、その逆になってしまった」
「我々は悪い試合の後、いつも良いリアクションを示す。今回もそうであることを期待したい。ダービーに関しては、序盤に苦しんでも踏み止まる力があれば、リアクションを示すことができたこと思う」

「しかし、今日は最初のネガディブな失点によってチームのスイッチがオフになってしまい、終了までそのままだった。戦術という問題は今日の試合では関係なかった」

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