ELベスト8が決定! バルサや鎌田&長谷部のフランクフルト、セビージャ撃破のハマーズが突破!

2022.03.18 08:03 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16が17日に全日程を終了。この結果、ベスト8が出揃った。
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各グループの首位8チームと、プレーオフ突破チームで争われた今ラウンド。優勝候補筆頭に挙がるバルセロナはガラタサライ相手に大苦戦を強いられたが、敵地での2ndレグを2-1の逆転勝利で制し、順当に準々決勝進出を決めた。また、プレミアリーグで躍進するウェストハムは、大会最多王者セビージャを延長戦の末に破り、金星を挙げての勝ち上がりに。
敵地での初戦を落としたものの、ホームでの2ndレグでは試合を通して優勢なパフォーマンスを見せ、MFソウチェクのヘディングでのゴールで2戦合計スコアで追いつく。その後は勝ち越しゴールを奪えず、90分間で決着を付けることはできなかったが、直近のアストン・ビラ戦でゴールを挙げていたウクライナ代表FWヤルモレンコが延長後半にMFフォルナルスのシュートのこぼれ球を押し込んで値千金の決勝点を決めると共に、祖国を勇気づける見事な活躍を披露した。

その他ではレバークーゼンとの強豪対決に連勝したアタランタ、ポルトとの名門対決に競り勝ったリヨンらが8強へ駒を進めている。
MF鎌田大地、MF長谷部誠を擁するフランクフルトは、今大会で無類の強さを見せるスペイン勢のベティスを退けてベスト8進出を果たした。鎌田の決勝点によって敵地での初戦を2-1で勝利すると、ホームでの2ndレグでは後半終了間際の失点で延長戦まで持ち込まれる。それでも、PK戦突入と思われた延長後半のアディショナルタイムにセットプレーの混戦からのオウンゴールで劇的に勝ち上がった。

なお、RBライプツィヒvsスパルタク・モスクワは、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)によるロシア代表チームおよびロシアに属するクラブチームへの大会追放措置を受け、試合は不開催となってライプツィヒの不戦勝での突破となった。

準々決勝の組み合わせ抽選会は18日にスイスのニヨンで開催。今ラウンドからはフリードローとなり、同じ国のサッカー協会に属する同国勢対決も行われる。そして、準々決勝は4月7日に1stレグ、同14日に2ndレグが開催される予定だ。

◆ELベスト8進出チーム

レンジャーズ(スコットランド)
ブラガ(ポルトガル)
リヨン(フランス)
アタランタ(イタリア)
ウェストハム(イングランド)
バルセロナ(スペイン)
RBライプツィヒ(ドイツ)
フランクフルト(ドイツ)

◆ELラウンド16結果

レンジャーズ 4-2 ツルヴェナ・ズヴェズダ
ブラガ 3-1 モナコ
ポルト 1-2 リヨン
アタランタ 4-2 レバークーゼン
セビージャ 1-2 ウェストハム
バルセロナ 2-1 ガラタサライ
ベティス 2-3 フランクフルト
《不開催》
RBライプツィヒ - スパルタク・モスクワ

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