森保一監督が招集選手について言及、大迫「経過観察を」、旗手「パフォーマンスを見て」、三笘「得点に絡める攻撃力を」
2022.03.16 19:55 Wed
日本代表を率いる森保一監督は16日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨日本代表メンバーを発表した。苦しいスタートを切り、W杯出場が途絶えてしまうピンチを迎える瞬間もあった日本代表。しかし、第4戦から怒涛の5連勝を収め、現在はグループ2位。7大会連続7度目のW杯出場へ王手をかけている。
オーストラリア戦に向けては23名よりも多い27名を招集。海外組が18名という編成となった。
今回は多めに選手を呼んだ森保監督。その中ではケガやコンディション不良などが不安視される選手たちもいる。
例えば日本のエースであるFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)は、リーグ戦の横浜F・マリノス戦で裂傷を負い試合を欠場。しかし、15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では120分間のフル出場を果たし、2ゴールを記録していた。
また、週末にも試合があることに言及し、「ここからの経過観察をしながら、大迫だけでなく、国内外では今週末も試合があります。その試合を終えて選手たちがどういう状況になったか。最終的にオーストラリア戦を戦うメンバーを決めることになると思います。大迫に関しては次の清水戦もあると思うので、そこで見ていきたいと思います」と、大迫をはじめ、コンディション等は見極めたいとした。
一方で、前回は移籍の関係から招集が見送られていたものの、移籍先のセルティックでポジションを掴みつつあるMF旗手怜央が招集を受けた。
旗手については「彼が川崎フロンターレからセルティックに移籍してというところから、セルティックでどういう活動をしてきているのか、どういう変化を見せているのか。彼のことをピッチ上だけでなく、色々とコミュニケーションをとって見てきました」と観察してきたとコメント。「以前の代表活動の時にはまだヨーロッパに慣れていないということで招集を見送るということも考えていましたが、今はサッカーの部分も生活の部分も、日常生活も非常にスコットランドでの生活に慣れていることも確認できており、プレーの部分もチームとしてフィットしている中、パフォーマンスを見て招集しました」と、セルティックでの様子を見て招集を決断したようだ。
川崎F時代は左サイドバックを主戦場とし、インサイドハーフも務めていたが、セルティックではインサイドハーフに固定されている状況だ。
ポジションについては「彼が今やっているポジションが1番良いポジションかなと思っています。セルティックで今プレーしているところはインサイドハーフで多くの時間プレーしているので、そこが1番彼がプレーしやすいところかと思います」とインサイドハーフとして考えているとコメント。
ただ、「我々の代表活動の中においては、同じシステムだけではなく、同じポジションだけではなく、複数ポジションの起用も考えて招集させてもらっています」と語り、「ポジションだけでなく、今回の招集人数でお分かりの通り、本来であればFPが20人、GK3人がジャストな招集人数ですが、プラスで選手を招集させてもらっています。その中で選手の状況を見極めて、試合に臨むメンバーを見極めなければいけないと思っています」と、ポジションを決めて招集しているわけではなく、状態を見ることが最優先だと語った。
また、ケガで前回の活動は参加できなかったMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)も復帰した。三笘については「まずは集合した時に元気に、そして自分の持てる力を最大限発揮できるという彼の良いところを練習で見せてもらいたいと思います」とコメント。「起用に関しては明言できないですが、彼の持っている攻撃力を最大限活かしながら、クラブでもトップで出ることもありますけど、ウイングバックという攻撃も守備も関わっていかなくてはいけないポジションでやっていますので、彼が成長している守備の部分やインテンシティ高く戦える部分を見させてもらいながら、彼の武器である得点に絡める攻撃力を発揮してもらいたいと思っています」と、改めて手元において確認し、しっかりと状態を見極めたいとした。
その他にも、GKを4人招集しており、サイドバックも左は3人を招集している。その点についても森保監督は言及し、「GKに関しては、これまでの活動の中で、今回招集させてもらっている4人は多くの機会で招集させてもらっていますし、代表での力を持っていることが大前提で招集させてもらっています」とコメント。「プラス、今回川島、シュミットに関しては、試合直前の合流になってしまいます。練習の機会が1回できるかどうかという集合になるので、それまで練習の機会ができる中、権田と谷に問題がなければ、1人で負荷がかかるよりも2人でトレーニングできること、GKが2人いることで2人を使いながらのコンディショントレーニング、戦術的なトレーニングができることも加味して招集しました」と、選手の合流状況を判断して1人多く招集しているとした。
また、サイドバックについては開幕から出場機会が限定されているDF長友佑都(FC東京)のコンディションが不安視されているという質問に、「サイドバックに関しては、長友のところにコンディション的に不安があるので、プラスで招集させてもらったということではありません」とコメント。「DFライン全体を考えての招集をさせてもらっています」とし、「中盤も前線も、GKから各ポジション1人ずつ、本来の招集よりも多く招集させていただいています」と、バランスよく23名に1名ずつ足しているとした。
長友に関しては「リーグ戦で後半から出場しています。良いプレーというか、チームとして機能をもたらせる、勝たせる役割を全うできることは見させてもらったのと、ハードに動けることも確認しています」とチェックしているとし、「今週の試合を含めて、良いパフォーマンスを練習から発揮してもらい、試合に先発から出場できるのを見ていきたいと思います」と、期待を寄せていると語った。
オーストラリア戦に向けては23名よりも多い27名を招集。海外組が18名という編成となった。
例えば日本のエースであるFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)は、リーグ戦の横浜F・マリノス戦で裂傷を負い試合を欠場。しかし、15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では120分間のフル出場を果たし、2ゴールを記録していた。
ケガは完全に癒えていない大迫だが、森保監督は「我々も招集については彼のケガからの回復状況を見てきました。昨日、皆さんもご存知の通り、ACLのプレーオフがあって、彼が120分を戦い抜いたことで、プレーを見てどういうこと、その後のリバウンドも確認しつつ、招集の発表となりました」とコメント。「疲労はまた違った形で時間が経過して出てきたり、痛み等々も出てきたりということが考えられます」と、様子を見る必要があるとした。
また、週末にも試合があることに言及し、「ここからの経過観察をしながら、大迫だけでなく、国内外では今週末も試合があります。その試合を終えて選手たちがどういう状況になったか。最終的にオーストラリア戦を戦うメンバーを決めることになると思います。大迫に関しては次の清水戦もあると思うので、そこで見ていきたいと思います」と、大迫をはじめ、コンディション等は見極めたいとした。
一方で、前回は移籍の関係から招集が見送られていたものの、移籍先のセルティックでポジションを掴みつつあるMF旗手怜央が招集を受けた。
旗手については「彼が川崎フロンターレからセルティックに移籍してというところから、セルティックでどういう活動をしてきているのか、どういう変化を見せているのか。彼のことをピッチ上だけでなく、色々とコミュニケーションをとって見てきました」と観察してきたとコメント。「以前の代表活動の時にはまだヨーロッパに慣れていないということで招集を見送るということも考えていましたが、今はサッカーの部分も生活の部分も、日常生活も非常にスコットランドでの生活に慣れていることも確認できており、プレーの部分もチームとしてフィットしている中、パフォーマンスを見て招集しました」と、セルティックでの様子を見て招集を決断したようだ。
川崎F時代は左サイドバックを主戦場とし、インサイドハーフも務めていたが、セルティックではインサイドハーフに固定されている状況だ。
ポジションについては「彼が今やっているポジションが1番良いポジションかなと思っています。セルティックで今プレーしているところはインサイドハーフで多くの時間プレーしているので、そこが1番彼がプレーしやすいところかと思います」とインサイドハーフとして考えているとコメント。
ただ、「我々の代表活動の中においては、同じシステムだけではなく、同じポジションだけではなく、複数ポジションの起用も考えて招集させてもらっています」と語り、「ポジションだけでなく、今回の招集人数でお分かりの通り、本来であればFPが20人、GK3人がジャストな招集人数ですが、プラスで選手を招集させてもらっています。その中で選手の状況を見極めて、試合に臨むメンバーを見極めなければいけないと思っています」と、ポジションを決めて招集しているわけではなく、状態を見ることが最優先だと語った。
また、ケガで前回の活動は参加できなかったMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)も復帰した。三笘については「まずは集合した時に元気に、そして自分の持てる力を最大限発揮できるという彼の良いところを練習で見せてもらいたいと思います」とコメント。「起用に関しては明言できないですが、彼の持っている攻撃力を最大限活かしながら、クラブでもトップで出ることもありますけど、ウイングバックという攻撃も守備も関わっていかなくてはいけないポジションでやっていますので、彼が成長している守備の部分やインテンシティ高く戦える部分を見させてもらいながら、彼の武器である得点に絡める攻撃力を発揮してもらいたいと思っています」と、改めて手元において確認し、しっかりと状態を見極めたいとした。
その他にも、GKを4人招集しており、サイドバックも左は3人を招集している。その点についても森保監督は言及し、「GKに関しては、これまでの活動の中で、今回招集させてもらっている4人は多くの機会で招集させてもらっていますし、代表での力を持っていることが大前提で招集させてもらっています」とコメント。「プラス、今回川島、シュミットに関しては、試合直前の合流になってしまいます。練習の機会が1回できるかどうかという集合になるので、それまで練習の機会ができる中、権田と谷に問題がなければ、1人で負荷がかかるよりも2人でトレーニングできること、GKが2人いることで2人を使いながらのコンディショントレーニング、戦術的なトレーニングができることも加味して招集しました」と、選手の合流状況を判断して1人多く招集しているとした。
また、サイドバックについては開幕から出場機会が限定されているDF長友佑都(FC東京)のコンディションが不安視されているという質問に、「サイドバックに関しては、長友のところにコンディション的に不安があるので、プラスで招集させてもらったということではありません」とコメント。「DFライン全体を考えての招集をさせてもらっています」とし、「中盤も前線も、GKから各ポジション1人ずつ、本来の招集よりも多く招集させていただいています」と、バランスよく23名に1名ずつ足しているとした。
長友に関しては「リーグ戦で後半から出場しています。良いプレーというか、チームとして機能をもたらせる、勝たせる役割を全うできることは見させてもらったのと、ハードに動けることも確認しています」とチェックしているとし、「今週の試合を含めて、良いパフォーマンスを練習から発揮してもらい、試合に先発から出場できるのを見ていきたいと思います」と、期待を寄せていると語った。
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「入る匂いがある」J3から成り上がった苦労人・安藤智哉、研ぎ澄まされた得点能力は日本代表の新たな武器に
東アジアE-1選手権に臨む日本代表は7日、初戦の香港戦に向けて最終調整を実施。初のフル代表選出となったアビスパ福岡のDF安藤智哉が、成長した得点力で日本代表への貢献を誓った。 この日は、追加招集でまだ合流できていない田中聡(サンフレッチェ広島)、原大智(京都サンガF.C.)の2人を除く24名がトレーニングを行った。 福岡から24年ぶりの選出であり、自身は初のフル代表招集となった安藤。2021年にJ3のFC今治でプロキャリアを歩み始め、J2の大分トリニータを経て今季から福岡に加入した。着実にステップアップしてきた苦労人だ。「J3から積み重ねてきた。(日本代表への思いは)持っていたが、まずはJ2上がること。小さな目標を立てながらコツコツやってきた。ここで結果を出して、今J3で戦う選手たちに積み重ねていけばやれるぞというところを証明したい」と希望の星として、今大会での活躍を誓う。 今大会で森保一監督は「3バックでも4バックでもプレーできるように」と柔軟なシステムの変更を口にしている。一方で基本的なシステムは、主力メンバーでも用いられる3バックだろう。福岡でも3バックでプレーする安藤は、センターバックながらに運び出しのうまさがひかる。「センターバックの持ち運びは世界のトレンドになりつつある。攻撃面で違いを出しながら、勝利に貢献して、失点0に抑える。プラスアルファで自分の良さを出していきたい」と得意とする攻撃参加でチームに厚みをもたらせたいと考えているようだ。 さらに得点力も武器の1つ。今治時代にはセンターバックながらに6ゴールをマーク。今季もすでに4ゴールを挙げており、MF見木友哉と並んでチームトップタイの数字を残す。 「(福岡で成長した部分は)予測や得点の部分。福岡ではウェリントンがいるので、その後ろはチャンスという感覚がある。入る時は匂いがある」とコメント。ゴールへの嗅覚を研ぎ澄ませ、ようやく掴んだ日本代表の舞台。今大会でもゴールの匂いを嗅ぎ分けられるか。守備だけではなく、魅力的な攻撃力にも注目だ。 2025.07.07 20:06 Mon日本の人気記事ランキング
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三笘薫の幼馴染、三浦成美が19年前の貴重ショットを公開!あどけない表情に「みんな可愛い」「すごい素敵な写真!」
ノースカロライナ・カレッジに所属するMF三浦成美が、幼馴染の日本代表MF三笘薫とのエピソードを明かしている。 2月にアメリカのノースカロライナ・カレッジへと完全移籍した三浦。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバー入りはならなかったものの、新天地ではすぐさま定位置を確保し、ここまでリーグ戦13試合に出場して3アシストの成績を残している。 また、ブライトン&ホーヴ・アルビオンで活躍する三笘とは実家が近く幼馴染としても知られている。 その中、三笘が25日に初の著書となる「VISION 夢を叶える逆算思考」(双葉社)の出版記念イベントに出席。子どもたちから「サッカー選手になっていなかったら何になりたかったか」との質問を受けると、「(夢を)質問されたときに、歌手になりたいと言ってる。歌手ってライブとか見ていると、自分の声であれだけの人数から大歓声を受けるのは、これはすごいなと思って」と告白。ただ「めちゃくちゃ歌ヘタなんですけど。そういう希望はあった」とも明かしていた。 すると、このネタに三浦の兄である三浦雅人さんが自身のツイッターで反応。「幼少期三笘家とのカラオケの1曲目はいつも君が代でした」と当時のエピソードを明かすと、三浦も反応。「そう、三笘家とのカラオケのメインは君が代。笑 胸に手を当ててみんなで歌ってました今となってはお互い自分の試合で経験してるのが不思議。本買お」と綴っていた。 そして、三浦は19年前の貴重ショットも公開。三笘と俳優として活躍する兄の結木滉星さん、そして三浦兄妹の4ショットを披露すると、ファンからは「すごい素敵な写真!」、「君が代をカラオケで歌うとか、スーパーエピソードですよ!笑」、「みんな可愛い」、「小さい時からカラオケで君が代歌い慣れてたから代表戦とかの初めの国家斉唱もバッチリなんだw」と反応が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】三笘薫や三浦成美らの19年前の貴重ショット(左から三笘薫、三浦雅人さん、結木滉星さん、三浦成美)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">そう、三笘家とのカラオケのメインは君が代。笑<br>胸に手を当ててみんなで歌ってました<br>今となってはお互い自分の試合で経験してるのが不思議。<br>本買お <a href="https://t.co/zQKTSuYDcG">https://t.co/zQKTSuYDcG</a> <a href="https://t.co/HR6sial9vo">pic.twitter.com/HR6sial9vo</a></p>— Narumi Miura /三浦 成美 (@narumisoccer73) <a href="https://twitter.com/narumisoccer73/status/1673042584879415299?ref_src=twsrc%5Etfw">June 25, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.26 12:20 Mon2
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu3
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed4
「勝利の女神に」「素敵すぎる」フジテレビ・佐久間アナが代表ユニ姿で全力応援誓う「寝不足覚悟で」
フジテレビの佐久間みなみアナウンサーがカタール・ワールドカップ(W杯)を盛り上げることを誓った。 カタールW杯のキャスターを務める佐久間アナ。18日には25歳の誕生日を迎えたばかりだ。 そして2日後の20日にはついにカタールW杯が開幕。佐久間アナはフジテレビアナウンサーの公式インスタグラムで日本代表の新ユニフォームに袖を通し、日本からの全力応援を誓った。 「いよいよ開幕するサッカーワールドカップ‼全選手が全てを出し切れる、最高の舞台になることを願いながら、私も日本から全力で応援します」 「どの国が、どの選手が、どんな戦いをするのか。きっと勝ち負けだけではないドラマもたくさん待っているはず」 「楽しみ方は人それぞれです。皆さん、寝不足覚悟で一緒に盛り上げていきましょう」 佐久間アナの姿にはファンも続々とコメント。「いよいよ始まりますね」、「4年に1度の寝不足の日々が始まりますね」、「サッカーユニ着ると可愛さ10倍」、「みなみさんのユニホーム姿、素敵すぎる」、「勝利の女神になれ、佐久間みなみ!!!!!」と反響を呼んでいる。 ついに開幕したW杯。日本代表はどこまで勝ち進むことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】フジテレビ・佐久間アナが日本代表ユニフォーム姿に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ClKw7yep7nj/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/ClKw7yep7nj/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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