セビージャとの1stレグ惜敗…モイーズ監督はホームでの2ndレグに期待 「6万人のサポーターに会えるのが楽しみ」

ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)敗北も前向きな姿勢を示した。クラブ公式サイトが伝えている。ウェストハムは10日に敵地で行われたELラウンド16・1stレグでセビージャと対戦した。立ち上がりから押される展開が続きながらも守備陣の奮闘によって無失点のままハーフタイムへ。しかし、59分にセットプレーから失点を許すと、反撃を試みるも最後まで相手のゴールネットを揺らせず、0-1で敗れた。この結果、ベスト8進出のためには17日にホームで開催される2ndレグにおいて勝利が必要な状況となっている。試合後のインタビューに応じたモイーズ監督は敗戦を悔やみつつ、欧州の強豪クラブにも善戦したことを強調。ホームで行われる2ndレグでの挽回を期待した。
「自分たちがやったことは誇れるものだ。ヨーロッパの優秀で経験豊富なチームと対戦して、引き分けに持ち込める可能性もあった。先週土曜日のリバプール戦も引き分けに持ち込めたと思うし、今夜もおそらくそれができたはずだ」

「失点シーンは少し集中力を欠いてしまった。後半も15分から20分ほど、相手が尻上がりに調子を上げてきた時間帯があったが、それを乗り切らなければならなかったと思う」「後半の立ち上がりは、ボールを手放して相手にチャンスを与えてしまった。セビージャは本当に良いスタイルを持っているね。だからこそ、多くの良いクラブを抑えラ・リーガで2位にいるのだ。とはいえ、今夜は本当に惜しいところまで行ったと思う。来週の対戦でも、きっと惜しいところまで行けるはずだ」

「来週は間違いなくゴールを奪えるだろう。我々がすべきは、1点も失わないようにすることだね。彼らはボールを保持するのが上手であり、我々にとっては難しい試合になるはずだ。最終的には自分たちがこの試合にふさわしいと感じながら、試合に臨めると思う」

「来週のロンドン・スタジアムで、6万人のサポーターに会えるのが楽しみだ。今夜、我々のサポーターもセビージャのサポーターも歌い、素晴らしい経験だった。サポーターは常に必要であり、判定に影響を与え、審判の判断を難しくさせるだろう。自分たちに有利になるようにするため、彼らは必要な存在だ」