【2022年カタールへ期待の選手vol.99】選手権に始まり、A代表・U-21・高校選抜・そして海外。規格外の17歳DFの未来は?/チェイス・アンリ(尚志高校/DF)
2022.03.10 21:00 Thu
「我々はパリ経由A代表ではない。A代表に所属しながら五輪に行くんだということも選手たちに伝えています」
高い目標設定を強調した大岩剛監督率いるU-21日本代表が、2年4カ月後のパリ五輪に向けて3月7~9日の千葉合宿から本格始動した。今回は試合間隔の短い鹿島アントラーズ勢や海外組を除く国内組のみの招集となったが、今季絶好調の鈴木唯人(清水)が「自分はA代表を目指している」と公言するなど、全員がギラギラ感を押し出し、生き残りをアピールした。
とりわけ、2004年生まれの最年少DFチェイス・アンリ(尚志高)が目の色を変えて練習に取り組む姿は目を引いた。今月24日に誕生日を迎える彼はまだ17歳。にもかかわらず、2022年突入後は高校サッカー選手権に始まり、1月のA代表合宿のトレーニングパートナー参戦、2月の富士フィルム・スーパーカップ前座の高校選抜対川崎フロンターレU-18戦出場、そして今回のU-21代表参加と幅広いカテゴリーに身を投じた。貴重な日々の中、体得したものを最大限出し切らなければいけないと本人も強く思ったことだろう。
実際、1月のA代表合宿は彼にとって「異次元の世界」に他ならなかった。国際Aマッチ133試合の大ベテラン・長友佑都(FC東京)から連日、「アンリ・アンリ」といじられながら、攻守の切り替えや技術、戦術眼のギャップを埋めようと必死に駆け回った。絶対的1トップ・大迫勇也(神戸)に吹っ飛ばされた時には、世界基準の球際と寄せの厳しさを痛感したに違いない。
「プレーのスピードが全然違った。体の使い方や判断のスピードを改善しないと通用しない。そのためには毎日サボらず練習したり、自主練しないとダメ。まだまだだと思います」と高校選抜でキャプテンマークを巻いた2月、彼は神妙な面持ちで語っていた。
「前は全然、声が出ていなかったけど、この合宿ではそういうところがよくなったと思います。(センターバックコンビを組んだ)鈴木海音(栃木)との関係も、1人がしっかりプレスに行って、もう1人がカバーしに行く。その距離感を大事にして、近い距離感でカバーしあいながらやりました」
最終日9日の横浜F・マリノスの若手との練習試合後、チェイス・アンリは自身の変化をこう表現した。そうやって自分からどんどん発信していかなければ、自己主張の強い外国人選手の中で生き抜くのは難しい。
Jクラブからのオファーを全て断った彼は18歳の誕生日を待って欧州へ赴くと言われる。新天地として有力視されるのが、遠藤航、伊藤洋輝のプレーするシュツットガルト。2人の日本人選手がいるとはいえ、彼自身が貪欲に這い上がっていかない限り、成功はない。そういう覚悟を持ってドイツに渡るはずだ。
中京大中京高校を卒業してグルノーブル入りした伊藤翔(横浜FC)、同校からアーセナル入りし、フェイエノールトにレンタルで赴いた宮市亮(横浜FM)と、高校からダイレクトに欧州にチャレンジした選手は過去に何人かいた。が、そのいずれも大成功には至らなかった。
しかしながら、アメリカ人の父と日本人の母を持つチェイス・アンリは日本語よりも英語の方が長けていると言っていいほどの国際派。コミュニケーション力は問題ないし、年齢に関係なくフレンドリーに誰とでも接することができる。
しかも、強さや速さといったフィジカル面は通常の10代をはるかに超えたレベルにある。身長183㎝とは思えないほどのバネと競り合いの強さ、一瞬の速さ、走力は絶対的な武器。こういった強みを前面に出し、新たな環境で認めてもらえれば、セカンドチームから瞬く間にトップチームに這い上がった伊藤洋輝のような足跡を辿ることも夢ではなさそうだ。
仮に、2022-23シーズン開幕からコンスタントに公式戦に出場するような状況になれば、日本代表の森保一監督の心も動くかもしれない。A代表のDF陣はキャプテン・吉田麻也(サンプドリア)を筆頭に、冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(シャルケ)、谷口彰悟(川崎F)といった猛者が揃っているが、化け物級の能力を見せつける18歳が出現すれば、指揮官も放っておくことはできなくなる。それだけの爆発的な成長曲線をチェイス・アンリが辿ってくれれば、今年11月に開幕するカタールW杯も非常に興味深いものになる。
もちろん、その前に日本代表は本大会出場権を確保しなければならないし、チェイス・アンリ自身も力強いプロキャリアの一歩を踏み出さなければいけない。全てが順風満帆に行くとは限らないが、今年に入ってからの3か月間に幅広いカテゴリーでプレーした経験はきっと役立つはずだ。
大岩監督の言う「A代表に所属しながらパリ五輪に行く」という大目標を彼ならば果たせそうな予感が漂う。壮大なスケールを秘めた17歳のDFの未来が楽しみで仕方がない。
高い目標設定を強調した大岩剛監督率いるU-21日本代表が、2年4カ月後のパリ五輪に向けて3月7~9日の千葉合宿から本格始動した。今回は試合間隔の短い鹿島アントラーズ勢や海外組を除く国内組のみの招集となったが、今季絶好調の鈴木唯人(清水)が「自分はA代表を目指している」と公言するなど、全員がギラギラ感を押し出し、生き残りをアピールした。
とりわけ、2004年生まれの最年少DFチェイス・アンリ(尚志高)が目の色を変えて練習に取り組む姿は目を引いた。今月24日に誕生日を迎える彼はまだ17歳。にもかかわらず、2022年突入後は高校サッカー選手権に始まり、1月のA代表合宿のトレーニングパートナー参戦、2月の富士フィルム・スーパーカップ前座の高校選抜対川崎フロンターレU-18戦出場、そして今回のU-21代表参加と幅広いカテゴリーに身を投じた。貴重な日々の中、体得したものを最大限出し切らなければいけないと本人も強く思ったことだろう。
「プレーのスピードが全然違った。体の使い方や判断のスピードを改善しないと通用しない。そのためには毎日サボらず練習したり、自主練しないとダメ。まだまだだと思います」と高校選抜でキャプテンマークを巻いた2月、彼は神妙な面持ちで語っていた。
それから1か月が経過した今回、自ら率先して声を出し、周りを動かそうという意識がより鮮明になっていた。
「前は全然、声が出ていなかったけど、この合宿ではそういうところがよくなったと思います。(センターバックコンビを組んだ)鈴木海音(栃木)との関係も、1人がしっかりプレスに行って、もう1人がカバーしに行く。その距離感を大事にして、近い距離感でカバーしあいながらやりました」
最終日9日の横浜F・マリノスの若手との練習試合後、チェイス・アンリは自身の変化をこう表現した。そうやって自分からどんどん発信していかなければ、自己主張の強い外国人選手の中で生き抜くのは難しい。
Jクラブからのオファーを全て断った彼は18歳の誕生日を待って欧州へ赴くと言われる。新天地として有力視されるのが、遠藤航、伊藤洋輝のプレーするシュツットガルト。2人の日本人選手がいるとはいえ、彼自身が貪欲に這い上がっていかない限り、成功はない。そういう覚悟を持ってドイツに渡るはずだ。
中京大中京高校を卒業してグルノーブル入りした伊藤翔(横浜FC)、同校からアーセナル入りし、フェイエノールトにレンタルで赴いた宮市亮(横浜FM)と、高校からダイレクトに欧州にチャレンジした選手は過去に何人かいた。が、そのいずれも大成功には至らなかった。
しかしながら、アメリカ人の父と日本人の母を持つチェイス・アンリは日本語よりも英語の方が長けていると言っていいほどの国際派。コミュニケーション力は問題ないし、年齢に関係なくフレンドリーに誰とでも接することができる。
しかも、強さや速さといったフィジカル面は通常の10代をはるかに超えたレベルにある。身長183㎝とは思えないほどのバネと競り合いの強さ、一瞬の速さ、走力は絶対的な武器。こういった強みを前面に出し、新たな環境で認めてもらえれば、セカンドチームから瞬く間にトップチームに這い上がった伊藤洋輝のような足跡を辿ることも夢ではなさそうだ。
仮に、2022-23シーズン開幕からコンスタントに公式戦に出場するような状況になれば、日本代表の森保一監督の心も動くかもしれない。A代表のDF陣はキャプテン・吉田麻也(サンプドリア)を筆頭に、冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(シャルケ)、谷口彰悟(川崎F)といった猛者が揃っているが、化け物級の能力を見せつける18歳が出現すれば、指揮官も放っておくことはできなくなる。それだけの爆発的な成長曲線をチェイス・アンリが辿ってくれれば、今年11月に開幕するカタールW杯も非常に興味深いものになる。
もちろん、その前に日本代表は本大会出場権を確保しなければならないし、チェイス・アンリ自身も力強いプロキャリアの一歩を踏み出さなければいけない。全てが順風満帆に行くとは限らないが、今年に入ってからの3か月間に幅広いカテゴリーでプレーした経験はきっと役立つはずだ。
大岩監督の言う「A代表に所属しながらパリ五輪に行く」という大目標を彼ならば果たせそうな予感が漂う。壮大なスケールを秘めた17歳のDFの未来が楽しみで仕方がない。
大岩剛の関連記事
日本の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
記事をさがす
|
大岩剛の人気記事ランキング
1
パリ五輪世代のU-22日本代表が6月にオランダと対戦…イングランドに続き強豪国と強化試合
日本サッカー協会(JFA)は15日、U-22日本代表がU-22オランダ代表と対戦することを発表した。 パリ五輪世代でもあるU-22日本代表。強化が進む中、6月には欧州遠征を実施する。 すでに非公開ではあるがU-22イングランド代表と対戦することが発表されていた中、6月14日にオランダとも対戦することが決定した。 試合は14日の21時30分キックオフ予定。放送は調整中だという。 大岩剛監督は、JFAを通じてコメントしている。 「6月の欧州遠征では、イングランドに続いて強豪国・オランダと対戦できることが決まり、試合を非常に楽しみにしています。これまでチームの立ち上げから継続的に、強豪国との緊張感のあるハイレベルな試合ができることを本当に感謝しています。欧州の強豪国に勝つための準備を選手たちと進めていきます」 2023.05.15 18:55 Mon2
地元凱旋の植中朝日、小学校時代のチームメイト大畑歩夢共に日の丸を背負いピッチに立てるか?「いつか一緒にと思っていて再会できた」
U-23日本代表のFW植中朝日(横浜F・マリノス)が、地元に凱旋。U-23ウクライナ代表戦へ意気込みを語った。 22日に京都でU-23マリ代表と対戦したU-23日本代表。パリ・オリンピックへの出場が決定している相手に1-3で敗れていた。 翌日、試合会場の北九州へとチームは移動。試合会場の北九州スタジアムでトレーニングを行った。 22日の試合に先発出場した11名と、後半頭から出場した細谷真大、染野唯月はリカバリーを実施。残りの選手たちはしっかりとトレーニングを行った。 北九州市出身の植中は、練習後のメディア取材に応じ、地元への凱旋に言及。小倉南FC時代のチームメイトでもあるDF大畑歩夢(浦和レッズ)との代表での再会について語った。 「やっぱり変な感じもしますけど、1回チームを離れてここで再会しているので、ここを目標に僕はやっていましたし、先に彼が代表に入っていたので、いつか一緒にと思っていて再会できたことは嬉しいです」 植中は中学年代からJFAアカデミー福島U-15に加入してチームを離れ、大畑は中学まで小倉南FCに在籍し、その後にサガン鳥栖U-18に加入。小学校以来のチームメイトとなる2人が地元に代表選手として帰ってくる。 植中は「彼のクロスから僕がゴールを決められれば良いなと思います」と意気込み。試合には小倉南FCの恩師は「電話は来たんですが、来るのかはわからないです(笑)」とのことだが「チームの子供たちは来ると言っていたので、そういう子供たちの前で活躍できれば恩返しになるかなと思います」と活躍を誓った。 マリ戦は前半45分で交代。トップ下としてプレーした中、決定機は迎えられなかった。「『悪くて交代じゃないから』と言われました」と大岩剛監督からは説明があったとし、「半分できなかったのでその分のパワーはあり余っていますし、ウクライナ戦にぶつけたいです」と意気込みを語った。 植中はV・ファーレン長崎でキャリアをスタートし、2023シーズンから横浜FMに加入。J1での優勝争いに加え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもプレーし、パリ五輪世代によばれるようになった。 最終予選を4月に控える中で続けての招集。ただ、自身はまだまだアピールが必要な立場だと語る。 「(パリ五輪行きが近づいている)実感は全然なくて、ヨーロッパ組が来なかったから自分が入っているだけで、立ち位置は厳しい状況にあると思います。その状況を打開するために結果を残さないと生き残れないと思っているので、何がなんでもという気持ちでラスト一戦に臨みたいと思います」 息巻くウクライナ戦。イメージとしては「このチームでもマリノスでもシャドーをやっていて、相手もちゃんとしたサッカーをやっているので、自分としては2列目からの背後の飛び出しはどの相手にも通用すると思っているので、常にゴールを狙っています」とコメント。しっかりと数字に残る結果を目指すと意気込んだ。 2024.03.23 21:15 Sat3
松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon4
パリ五輪メンバー発表前最後の一戦! 大岩ジャパンがU-23アメリカ代表戦のスタメン発表
大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地11日に行われるU-23アメリカ代表との国際親善試合に先立ち、スターティングメンバーを発表した。 アメリカ遠征中のU-23日本。7日にも非公開で対戦したU-23アメリカとの再戦では藤田譲瑠チマらが先発。松木玖生や佐野航大らはサブに回った。 パリ・オリンピックメンバー発表前最後の一戦となるこのU-23アメリカ戦。選手たちにとっては結果とともに、最後のアピールチャンスとなる。 試合はアメリカのチルドレンズ・マーシー・パークで行われ、日本時間9時5分にキックオフだ。 ◆先発 GK 1.小久保玲央ブライアン DF 2.半田陸 3.西尾隆矢 21.大畑歩夢 22.高井幸大 MF 7.山本理仁 8.藤田譲瑠チマ 14.三戸舜介 18.斉藤光毅 FW 9.藤尾翔太 13.荒木遼太郎 ◆ベンチ GK 23.鈴木彩艶 12.野澤大志ブランドン DF 4.関根大輝 5.チェイス・アンリ 15.鈴木海音 16.内野貴史 MF 6.川﨑颯太 10.佐藤恵允 11.佐野航大 17.松木玖生 20.平河悠 25.松村優太 FW 19.細谷真大 2024.06.12 08:50 Wed5
選手採点&寸評:U23日本代表 0-3 U23スペイン代表【パリ五輪】
2日、パリ・オリンピック準々決勝のU-23日本代表vsU-23スペイン代表が行われ、0-3でスペインが勝利。日本はメダルに届かず、ベスト8での敗退となった。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽U-23日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240802_jpn_esp_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 5.5 シュートに触れるも大会初失点。いずれの失点もノーチャンスだった。失点以外のプレーは終始落ち着いて対応。 DF 4 関根大輝 5.5 フィジカルの強さでは負けない。積極的に攻撃にも関わった。 5 木村誠二 6.0 冷静な対応を続ける。セットプレーでは競り勝つ。やらせはしなかった。 15 高井幸大 6.0 背後を狙う精度の高いフィード。守備でも落ち着いたプレー。ドリブルで運ぶシーンも。大会を通じて安定感抜群。 16 大畑歩夢 5.5 粘り強い守備を見せる。攻撃では前半は斉藤との絡みでチャンスメイク。後半はあまり攻撃に参加できなかった。 MF 7 山本理仁 6.0 失点シーンは寄せきれず。ただ中盤のプレスで奮闘。攻撃では積極的にボックスにも入り、セットプレーでもチャンスを作った。 →13 荒木遼太郎 - 出場時間が短く採点なし。 8 藤田譲瑠チマ 6.0 リズムを上げようとスピードあるプレー。落ち着いて渡り合う。戦える力は見せつけたが、チームは敗れた。 14 三戸舜介 5.5 最初の動きで相手CBにイエローカード。良いポジションを取り攻撃を組み立てた。積極的なシュートも。 →19 植中朝日 5.5 攻撃の活性化が期待されたがあまりボールに関与できず。 FW 10 斉藤光毅 5.5 一対一の仕掛けと連携プレーを使い分ける。守備を崩して惜しいシーンも作った。 →18 佐藤恵允 5.5 積極的な仕掛け、豊富な運動量でのプレスを見せる。 11 細谷真大 6.5 前線で体を張るプレー。完璧な反転シュートを決めたが爪先がオフサイド。ヘッドもポスト、シュートはGKのビッグセーブとあと一歩。悔しさが残る試合に。 20 山田楓喜 5.5 前半ATにFKからドンピシャのクロスも細谷のヘッドはポスト。 →9 藤尾翔太 5.5 右ウイングでプレーした中で、プレスバック、体を張ったプレーと奮闘した。もう少しボックスの近くでプレーしたかった。 監督 大岩剛 5.5 スペインを相手に善戦を見せ、立ち上がりは良い入りを見せたが、決定力の差を見せつけられた。チーム発足から大きく成長し、チームとしての完成度も高かったが、最後の決定力が足りなかった。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! フェルミン・ロペス(スペイン) 多くはないチャンスで圧巻の2ゴール。崩しきれない中で、ミドルシュート2発を叩き込み勝利を手繰り寄せた。対抗してくる日本に対し、違いを見せるプレー。 U-23日本代表 0-3 U-23スペイン代表 【得点者】 0-1:11分 フェルミン・ロペス(スペイン) 0-2:73分 フェルミン・ロペス(スペイン) 0-3:86分 アベル・ルイス(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】完璧な反転から細谷真大がネットを揺らす! しかしVARの末…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5Cj8Ey3lsjo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.03 02:16 Sat日本の人気記事ランキング
1
「不公平」、「八百長」と炎上中の佐藤隆治主審、物議醸した判定に不服のマレーシアサッカー協会が公式の意見書を提出
マレーシアサッカー協会(FAM)は29日、佐藤隆治主審の判定についてASEANサッカー連盟(AFF)に公式の意見書を提出したことを発表した。 問題が起きたのは12月27日に行われたAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ、グループB第3節のベトナム代表vsマレーシア代表の試合だった。 今シーズン限りでJリーグの主審を引退した佐藤主審。東南アジアの王者を決める大会で主審を務めた中、59分に問題が起こる。 ベトナムがリードした中で迎えたシーンでは、数的不利の中で相手陣地深い位置までボールを追ったベトナム代表のドアン・バン・ハウが、マレーシア代表のアザム・アズミとコンタクト。両者はそのままもつれるようにピッチの外へと転がった。 佐藤主審はしばらく様子をうかがったのちにプレーを止め、副審との協議を経てアザム・アズミにレッドカードを提示。ベトナムにPKを与えた。 この判定にはマレーシア側が激怒。マレーシアの各メディアが佐藤主審をバッシング。またサポーターと思われる人たちからも、「不公平なゲーム」、「八百長」などと声が寄せられた。 判定に納得がいかないFAMは、意見書を公式に提出したと声明を発表している。 「この措置は、FAMの副会長がFAMレフェリー評価委員会の意見を聞いた後に行われたFAMの委員会で決まった」 「その後、試合中のレフェリーの行動と決定に対するFAMの不満を表明する意見書が、今日の午後、AFF事務局長に送られ、更なる行動を取れるようにしました」 なお、ファウルのシーンだけを見れば誤審とも思われるが、ピッチの外に出た後、アザム・アズミがドアン・バン・ハウの顔面を蹴る姿が収められた動画があり、このプレーの判定だと思われる。 報復行為であり乱暴な行為という点で考えれば、レッドカードに相当することは考えられ、その場合は競技規則で定められている通り、今回の場合はPKになることが妥当だ。 その前の時点のファウルを取っていない以上、この判断は妥当とも言えるが、AFFはどのような裁定を下すのか注目を集める。 <span class="paragraph-title">【動画】佐藤主審が担当し物議を醸した、ベトナムvsマレーシアのレッドカードとPK判定シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">AFF Mitsubishi Electric Cup | Kumpulan B<br><br>Vietnam 1-0 Malaysia<br><br>Kad Merah <br><br>Azam Azmi 62'<br><br>Saksikan semua perlawanan AFF Mitsubishi Electric Cup secara langsung hanya di Astro!<a href="https://twitter.com/hashtag/HariHariMauMenang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#HariHariMauMenang</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jomtunjukbelang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jomtunjukbelang</a> <a href="https://t.co/LufQORTIgR">pic.twitter.com/LufQORTIgR</a></p>— ASTRO ARENA (@ASTROARENA) <a href="https://twitter.com/ASTROARENA/status/1607737454529843200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したPK判定シーン、ピッチサイドからの映像</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Close-up of the situation leading to the card and penalty of the Malaysian team <a href="https://twitter.com/hashtag/vietnam?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vietnam</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/malaysia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#malaysia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ryujisato?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ryujisato</a> <a href="https://t.co/fPPQka7ReR">pic.twitter.com/fPPQka7ReR</a></p>— ngh (@YuH_aig16) <a href="https://twitter.com/YuH_aig16/status/1607753216275681280?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.30 23:40 Fri2
「見てるだけで辛い」「こんな顔初めて見た」イラン戦直後、ロッカールームで茫然とする久保建英にファンも悲痛「それ程想いは強かったんだろう」
日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)が、イラン戦直後のドレッシングルームで見せた表情が話題だ。 3日、アジアカップ2023準々決勝で日本代表はイラン代表と対戦。前半に守田英正のゴールで先制しながらも、後半はイランが押し込み続けると、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKを献上。逆転を許し、1-2で敗戦。ベスト8で大会を去ることとなった。 久保は4試合連続の先発出場。ライン間でボールを受けてリズムを作りつつ、守備では相手のコースを限定しながらのプレス。上田綺世のチャンスをピンポイントクロスで演出もしていたなか、同点に追いつかれた後の67分で途中交代となった。 7日、日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで、日本代表の裏側を伝える「Team Cam」が更新されると、イラン戦後のドレッシングルームで茫然とする久保の姿があった。 右ヒザを立てながら腰かけ、茫然とした様子で宙を眺めていた久保。その表情にファンからは「久保のこんな顔初めて見た」、「見てるだけで辛い」、「それ程この大会に賭ける想いは強かったんだろうな」、「色んな感情が混ざった表情」と注目が集まっている。 初のアジアカップは悔しいものとなった久保だが、早くもソシエダに合流して6日の試合にも出場。まずは、クラブでその悔しさを少しでも晴らしてもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】茫然…イラン戦直後の久保建英の表情はあまりに悲痛</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vM-iIVJD9UM";var video_start = 1102;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.08 12:00 Thu3
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu4
日本代表の新ユニフォームの発表時期が判明?続々と各国がお披露目している中で日本は遅めの発表か
日本代表の新ユニフォームは6月に発表される可能性が高いようだ。ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』が伝えている。 およそ2年間隔で発表される日本代表の新ユニフォーム。折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしている現行のユニフォームは、2022年8月に発表され、現在行われている2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でも着用されている。 一方で、今夏に行われるユーロ2024やコパ・アメリカ2024に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されている状況。3月のインターナショナルマッチウィークで、各国が新ユニフォームをお披露目している。 そうした中、『Footy Headlines』によると、アディダスがユニフォームサプライヤーを務めている代表チームの中で、日本とアルジェリア代表については6月に発表される予定だという。 なお、その新ユニフォームについて、『Footy Headlines』は過去に、現行のユニフォームから色が変化すると予測。ユニフォームのメインカラーが青というよりも紺色に近いレジェンドインクと呼ばれるカラーになるとしている。 一方のアウェイユニフォームについては、メインカラーがクリアホワイトになると考えているようだ。 6月には、男子のサッカー日本代表が、アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えている。 新ユニフォームについては、その前に発表されることになるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】あり?なし?『Footy Headlines』の日本代表新ユニフォーム予想デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> Japan's 2024 home kit from Adidas could be a great one <a href="https://t.co/xD7ry5VQYR">pic.twitter.com/xD7ry5VQYR</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1715220294863040895?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:25 Mon5