2カ月離脱から復帰のヴァーディがヒザを痛めECL欠場、監督は離脱に「苛立たしい」

2022.03.10 10:40 Thu
Getty Images
レスター・シティブレンダン・ロジャーズ監督が、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの負傷を明かした。

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16でスタッド・レンヌと対戦するレスター。しかし、大一番の前にエースが不在となるようだ。

今シーズンのヴァーディは今年に入ってハムストリングを負傷。プレミアリーグで5試合を欠場するなどしたが、3月に入り復帰していた。
しかし、レンヌ戦に向けた記者会見でロジャーズ監督がヴァーディについて言及。ヒザを痛めたとした。

「ヴァーディは欠場するだろう」
「彼は残念ながら、前回の試合でケガをしたので、数週間離脱することになる。残念だ」

「彼はヒザを打撲したばかりだが、上手くいけば、3〜4週間程度になるだろう」

重傷ではないとのことだが、ハムストリングを痛めた時も結局2カ月の離脱に。ヴァーディは5日のリーズ・ユナイテッド戦で痛めたとし、復帰間もない中で再び離脱となるようだ。

「この前の試合後、彼は痛みを感じていた。クラブ、選手、どちらにとっても苛立たしいことだ」

「特に彼にとっては、離脱していて復帰するためにハードワークしていたので、チームに与える影響は計り知れない」

「もちろん、監督、マネージャー、選手など、我々にとってそのレベルの選手を失うことはイライラする。上手くいけば、彼は戻って元気になり、数週間で状態を確認できるだろう」

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