室屋フル出場のハノーファー、ライプツィヒに完敗でベスト8敗退《DFBポカール》

2022.03.03 04:22 Thu
Getty Images
ハノーファーは2日、DFBポカール準々決勝でライプツィヒをホームに迎え、0-4で完敗した。ハノーファーのDF室屋成はフル出場している。

ベスト16でボルシアMGを下したハノーファーは、室屋が公式戦8試合ぶりにスタメンとなった。

アンドレ・シウバやエンクンクら主力を起用してきた、ベスト16でハンザ・ロストックを下したライプツィヒに対し、[4-2-3-1]で臨んだハノーファーは室屋が右サイドバックでスタート。
ボールを丁寧につなぐスタイルのハノーファーはライプツィヒのハイプレスに苦しめられると、17分に失点する。ダニ・オルモの縦パスを受けたエンクンクに室屋が対応するも、身体を当てられてバランスを崩し転倒。そのままボックス内への侵入を許しシュートを決められた。

さらに22分、グヴァルディオルのスルーパスに抜け出したエンクンクにゴールを決められ、ハノーファーはリードを広げられてしまう。
その後も一方的に押し込まれたハノーファーは、守護神ツィーラーがファインセーブを見せるなどして3失点目は免れたものの、シュートを打てずに前半を2点ビハインドで終えた。

迎えた後半も守勢に回ったハノーファーは67分に3失点目。アンドレ・シウバとのワンツーでボックス右に侵入したライマーにシュートを決められた。

さらに73分、アンヘリーニョのクロスが室屋に当たってゴールに向かうと、最後はアンドレ・シウバに押し込まれて4失点目。結局、終盤にかけても何もできなかったハノーファーは完敗。ベスト8敗退となった。

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