シャフタールのデ・ゼルビ監督が帰国しなかった理由を明かす「リーグが中断されるまでは…」
2022.02.25 00:01 Fri
シャフタール・ドネツクを率いるイタリア人指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督が、ウクライナの現状やイタリアへ帰国しなかった理由を明かした。
ロシアのプーチン大統領による本格的な侵攻が開始され、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が厳戒令を敷いたウクライナ。ウクライナ・プレミアリーグは先週末に行われた第18節まで消化していたが、戒厳令発令に伴い無期限中止となった。
ウクライナ政府が民間便を閉鎖したため現在もスタッフやメンバーと共にキエフのホテルに滞在しているデ・ゼルビ監督は、イタリア『スカイ』のインタビューでウクライナでの現状について以下のように語った。
「我々は全員ホテルにいるが、今朝から状況が悪化している。昨夜まではリーグ戦が行われると思われていたから滞在したが、そうはならなかった。今朝は爆発音で目が覚めたよ。我々は元気だが状況は緊迫しているね。各国大使館と連絡を取り合い、どうすればよいかを理解しようとしている。キエフのイタリア領事は、我々に大きな連帯感を示し、支援を続けてくれている」
「我々はヒーローになりたかったわけではなく、サッカーをするためにここにいるわけで、リーグが中断されるまではチームを離れるのはフェアではないと思っていた。だから残る選択をしたんだ。それは過去に戻っても同じ選択をするだろう。ただ、今は状況が違うし、リーグも中断された。いまは帰国する方法を探しているよ」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C8kTDKIt_2s/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">(@vinitobias)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.24 19:05 Mon2
ビッグクラブから熱視線受けるシャフタールの新たな至宝/ヘオルヒー・スダコフ(ウクライナ代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループC・3位 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 2002年2月3日(22歳) 今大会でのブレイク候補最有力のシャフタールの新たな至宝。前回大会のベスト8を超える、さらなる躍進が期待されるウクライナ。ラ・リーガ得点王に輝いたドフビク、ツィガンコフのジローナコンビに、エースのムドリク、ジンチェンコ、守護神ルニンにディフェンスリーダーのザバルニーと注目選手に事欠かないが、近い将来のビッグクラブ行きが見込まれる若き司令塔により注目が集まるところだ。 メタリスト・ハルキウ、シャフタール・ドネツクの下部組織でプレーし、シャフタールでプロキャリアをスタートしたスダコフは両利きのプレーメーカー。18歳でファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦100試合以上に出場し、20ゴール18アシストの数字を残す。 インサイドハーフやセントラルMFを主戦場に、ボールをピックアップしながら細かいタッチを駆使したドリブル、正確なパスで攻撃のテンポを司り、アタッキングサードでは創造性溢れるプレーでチャンスを創出し、自らゴールを陥れることもできる8番、10番の仕事を得意とする。 今夏の移籍市場では親友ムドリクの在籍するチェルシーを始めプレミアリーグ、セリエAの複数クラブから関心を集めている中、今大会の活躍によってステップアップを果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ) 12.アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル) 23.アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン) DF 2.エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク) 3.オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ-1) 4.マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア) 13.イルヤ・ザバルニー(ボーンマス/イングランド) 16.ヴィタリー・ミコレンコ(エバートン/イングランド) 21.ヴァレリ・ボンダル(シャフタール・ドネツク) 22.ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク) 24.オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ) 26.ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル) MF 5.セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー) 6.タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク) 7.アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ) 8.ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア) 10.ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド) 14.ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 15.ヴィクトール・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン) 17.オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド) 18.ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ) 19.ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ) 20.オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク) FW 9.ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン) 11.アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン) 25.ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ) 2024.06.17 18:30 Mon3
日本人3人共演のセルティックが敵地でシャフタールとドロー《CL》
チャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節のシャフタール・ドネツクvsセルティックが14日に行われ、1-1の引き分けに終わった。 ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、シャフタールの本拠地オリンピスキ・スタジアムではなくポーランドのスタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴで行われた一戦。 先週行われたグループステージ初戦でレアル・マドリーに完敗したセルティックが激突した一戦。今大会初勝利を狙うセルティックは、古橋亨梧と旗手怜央を先発で起用。前田大然はCL2試合連続のベンチスタート、井手口陽介はベンチ外となった。 初戦でライプツィヒに快勝しグループ首位に立つシャフタールに対し、セルティックは開始早々にオライリーのパスに反応した古橋に決定機が訪れたが、シュートは相手GKの好守に阻まれた。 その後もポゼッションで上回るセルティックが、やや押し気味に試合を進めると10分、カウンターを狙ったムドリクのトラップミスをユラノビッチ大きくクリアすると、左サイド高い位置でこれを拾ったハクシャバノビッチがボックス左深くへラストパス。これを反応した旗手が左足でゴールを狙うと、相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴールに吸い込まれた。 先制したセルティックだが、シャフタールは30分にワンチャンスを生かして追いつく。スダコフのスルーパスに反応したムドリクが驚異的なスプリントでユラノビッチのマークを振り切ると、ボックス左から強烈なシュートを対角線に突き刺した。 試合を振り出しに戻したシャフタールは、33分にもコノプリアのパスでボックス左深くまで駆け上がったムドリクの折り返しからシェヴドがネットを揺らしたが、ムドリクのクロスの前にラインを割っており、ゴールは取り消された。 1-1で迎えた後半、セルティックはハクシャバノビッチを下げて前田を右MFに投入。対するシャフタールは、61分にズブコフとシェヴドを下げてラシナ・トラオレとペトリャクをピッチに送り出した。 その後も膠着状態が続く中、セルティックは68分に古橋、旗手、オライリーを下げてギアクマキス、ターンブル、モーイを投入。すると73分、敵陣でボールをカットしたジョタがボックス内に切り込むと、DF2人をかわしてシュートを放ったが、これはボンダルのブロックに弾かれた。 セルティックは85分、ボックス左でボールを受けたテイラーの折り返しを中央のギアクマキスがワントラップからシュート。さらに89分には右サイドをオーバーラップしたユラノビッチのクロスをファーサイドに走りこんだ前田がすべり込みながら合わせたが、共にシュートはゴール左に外れた。 後半アディショナルタイムにもセルティックはゴールに迫る場面を作ったが、最後まで勝ち越し点を奪えず、痛み分けのドローに終わった。 2022.09.15 03:45 Thu4
ブライトンが左利きのDF2選手に関心か?
ブライトンが左利きの2人のDF獲得に動いているようだ。 チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター監督の退任に伴い、ロベルト・デ・ゼルビ新体制に移行したブライトン。現在、クラブはイタリア人指揮官の下、これまでのスタイルからマイナーチェンジを施しており、今冬の移籍市場では新指揮官のリクエストに応じた補強に動く構えだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ブライトンはモナコのブラジル人DFカイオ・エンヒキ(25)、シャフタールのウクライナ代表DFミコラ・マトヴィエンコ(26)の2選手に関心を示しているという。 過去にアトレティコ・マドリーのカンテラに在籍経験もあるカイオ・エンヒキは、攻撃的なサイドバックで昨季は公式戦49試合に出場し、2ゴール13アシストを記録。左のサイドバックとウイングバックが主戦場でプレースキックの正確性も特長だ。 一方、マトヴィエンコは182cmと上背はないものの、安定した対人能力に加え、高精度の左足のキックを生かしたビルドアップ能力にも定評がある。デ・ゼルビ監督とはシャフタールで共闘しており、指揮官は自身のスタイルを知る愛弟子の獲得を熱望しているようだ。 2022.11.02 23:17 Wed5