リバプールで充実の2年目過ごすツィミカス、ロバートソンとのポジション争いは「ベストになるための後押し」

リバプールのギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカスが、現在の充実ぶりを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ツィミカスは昨夏にオリンピアコスからリバプールへ加入したが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染や負傷によりほぼプレーすることはできず、プレミアリーグでのプレーはわずか6分間となった。

今シーズンはプレミアリーグ開幕戦で先発出場すると、その後も定期的に出場機会を得てここまで公式戦18試合に出場。19日に行われたプレミアリーグ第26節ノリッジ戦でもフル出場しており、1アシストを記録している。
公式サイトのインタビューに応じたツィミカスは、現在の充実ぶりを露わに。現状ではDFアンドリュー・ロバートソンの控えという立場ではあるものの、トップクラスの選手との競争を喜んでいる。

「ここでの生活をとても楽しんでいるよ。イングランドでの生活も、リバプールの選手としての生活もとても楽しい。もちろん、最初の1年は期待通りにはいかず、これまでのサッカー人生の中でももっとも困難な1年だった」「2年目は順調であり、選手として、人として大きく成長できたと思っている。多くのことを学べたよ。このポジションには、明らかに世界最高の選手がいるからね」

「僕はロボ(ロバートソン)に挑戦しなければならない。でも、ベストの選手を捕まえようとすることが、ベストになるための後押しになるんだ。一番大事なのは、目標を達成するため努力することさ。僕はここにいる間ずっとそうしてきたし、リバプールでの残りのキャリアもそうしていく」

また、ツィミカスは今週末に行われるEFLカップ(カラバオカップ)決勝についても言及。全力を尽くしてトロフィーを掴み取りたいと意気込んだ。

「もちろんウェンブリーに行くのは楽しみだ。僕が加入してから、チームが最初にプレーした試合がウェンブリーでのアーセナルとのコミュニティ・シールドだった。だから僕にとってこれは、このシャツ、このファミリーで臨む2回目の決勝戦になる」

「いつも通り集中して、前回のアーセナル戦と同様トロフィーを獲得するため全力を尽くさなければいけない。このチームでトロフィーを獲得することが、ここに来た最初の目標の一つだった。これをきっかけに、さらにトロフィーを獲得していきたいね」