「点を決めなければいけない」決定機を作るも活かせなかったディエゴ・オリヴェイラ、戦い方には手応え「すごく良い試合ができた」

FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラが、川崎フロンターレ戦を振り返った。

18日、明治安田生命J1リーグが開幕。川崎フロンターレvsFC東京の“多摩川クラシコ”は、川崎Fが1-0で勝利を収めた。

この試合、1トップの真ん中で先発出場したディエゴ・オリヴェイラ。立ち上がりこそ押し込まれたが、徐々に盛り返すと、何度か決定機を迎えることに。しかし、この日はシュート精度が低く、GKチョン・ソンリョンにも阻まれた。
また、チームとしても多くの決定機を作ったが、ゴールを奪えず。後半は試合を支配していたが、CKから失点して1-0で敗れた。

前半から何度か決定機を迎え、後半申し込んだ中の敗戦。ディエゴ・オリヴェイラは試合を振り返り「もちろんフロンターレという強敵に対して、すごく良い試合ができたと思っている」と内容には満足感を示したが、「自分たちが上回れた時間帯もあり、シュートにも持ち込めたシーンもいくつかあったがゴールを奪うことができなかった」と決定力を欠いたことを反省した。また、「結果として負けてしまったというところは悔しい気持ちで一杯。時間がかかることだと思うが、少しずつ良くなって、次の試合に繋げていきたい」とコメントし、一定の手応えを感じていながらも、敗戦を悔やんだ。

アルベル・プッチ・オルトネダ監督を迎え、ポジショナルプレーを含めて戦い方が大きく変わったFC東京。初陣となったが、「この試合で監督が求めているサッカーは少しでも表現できたことで、みんなが理解できていることは明白になった」と選手たちも理解はできているとコメント。「ただ、形にする、実現するには時間がかかるので、1日1日の練習を大切にして、次の試合で結果を出せるように頑張っていきたい」とさらに磨きをかけて、結果として示したいと語った。

今日の試合でも多くのチャンスを作り、ディエゴ・オリヴェイラ自身もチャンスを迎えていた。「今のスタイル、戦術でチャンスを作りやすくはなっている、その中でも点を決めなければいけない」とコメント。「やっていることを続けて、チームとしても自分としてもクオリティを上げて点を取れるようにしたい」と、まずはゴールという結果に繋げたいとした。そして、「今日は1-0で負けたが、点をとって勝ち切ることを目指したいと思う」とし、次戦への意気込みを語った。