ブレントフォード加入のエリクセン、ICDを装着しての再発進に気合い 「サッカー選手として再び見られたい」

2022.02.08 15:54 Tue
Getty Images
ブレントフォードのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、再びサッカーができる喜びを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨シーズンまでインテルに所属していたエリクセンは、昨年6月に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦中に心臓発作を起こして卒倒。懸命な蘇生措置もあって一命を取り留め、植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けた。

イタリアのスポーツ界ではICDを装着した状態でのプロスポーツ活動が認められないことから、12月半ばにエリクセンとインテルは双方合意の下で契約を解消。1月31日に、同胞であるトーマス・フランク監督率いるブレントフォードへの加入が発表された。
クラブ公式サイトのインタビューに応じたエリクセンは、復帰に向けたプログラムについて言及。多くのテストを受けた結果、心臓に問題は発生しなかったと強調した。

「医師から与えられたテストをこなし、プログラムをこなせば、徐々にサッカーができるようになるとのことだった。トレーニングを再開するため、心臓の反応を見るためのテストもたくさんあったよ」
「幸いなことに、何も異常は出なかった。すべてが順調だったと思う。1カ月に1度、頑張ればプレーできるようになった。ICDを装着していても限界はないよ。マラソンでもダイビングでも何でもできる。診断と気持ち次第でね」

また、エリクセンは自身が再び1人のサッカー選手として見られるようになることを希望。ユーロ2020での出来事は過去として、前を向いていきたいと意気込んだ。

「(倒れてから)最初の3カ月は何もせず、ここ3、4カ月はリハビリのプログラムをしてきた。最初のうちは、プレーしたいと常に思っていたから、なかなか試合を見られなかったよ。試合を見ていても、他のことや家族のことに意識が向いてしまっていた」

「でも、ここ数カ月でそれが戻ってきたんだ。ボールに触れ、芝の匂いを嗅ぎ、スパイクを履き、スタジアムの興奮、ファン、チームに関わること。すべてが自分の中に戻ってきた」

「僕にとっての普通はイタリアでまたプレーすることだった。だから、僕のなかで普通を変える必要があったね。そしてブレントフォードでは、普通の生活に戻れるチャンスがある」

「エリクセンというサッカー選手として再び見られること、それが僕の目標だ。医師からは、またクリスティアンのようなサッカー選手になれるというゴーサインが出たよ。もちろん、あの時のことはずっと心に残っていて、誰もがあの時を思い出すだろう。でも今は新しい思い出を作り、前を向く時だ」

「心停止に陥ったとしても、ICDを装着し適切な検査を行い、問題がなければ再びプレーできると示せる。とても興奮しているし、嬉しいことだね」

クリスティアン・エリクセンの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドが、アタランタのブラジル代表MFエデルソン(25)への関心を再燃させているようだ。 2022年にサレルニターナからアタランタへ加入して以来、セリエA屈指のボックス・トゥ・ボックスとして評価を高め、ブラジル代表入りも果たしたエデルソン。 引き続き国内のライバルクラブやプレミアリーグ 2025.04.25 15:30 Fri
アヤックスは、マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(33)の復帰に興味を示している。 心停止からの復活、インテル退団、ブレントフォードを経て、2022年夏にユナイテッドと契約したエリクセン。現行の契約が今年6月までとなっているなか、今季はここまでプレミアリーグで16試合(先発 2025.03.30 23:12 Sun
UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグ、ポルトガル代表vsデンマーク代表が23日に行われ、延長戦の末に5-2でポルトガルが勝利。この結果、2戦合計スコアを5-3としたポルトガルが準決勝に進出している。 3日前の1stレグを0-1で落としたポルトガルは、1stレグのスタメンから3選手を変更。ペドロ・ 2025.03.24 07:28 Mon
デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(33)がマンチェスター・ユナイテッド退団を示唆した。イギリス『BBC』が報じている。 心停止からの復活、インテル退団、ブレントフォードを経て、2022年夏にユナイテッドと契約したエリクセン。現行の契約が今年6月までとなっているなか、今季はここまでプレミアリーグで16試 2025.03.19 08:50 Wed
デンマークサッカー協会(DBU)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むデンマーク代表メンバー23名を発表した。 ブライアン・リーマー監督が率いるデンマークは、UNLの準々決勝でポルトガル代表と対戦。20日にホームで、23日にアウェイで対戦する。 リーマー監督は、1月に加入後モナコで11試合 2025.03.11 23:40 Tue

ブレントフォードの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が4日にアウェイで行われ、3-4で敗戦したプレミアリーグ第35節のブレントフォード戦を振り返った。 4日後にヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアスレティック・ビルバオ戦を控えるユナイテッドは、開始早々の3分にショーの不用意なヘディングでのバックパスがあわや 2025.05.05 09:00 Mon
プレミアリーグ第35節、ブレントフォードvsマンチェスター・ユナイテッドが4日にGtechコミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブレントフォードが4-3で逆転勝利した。 14位のユナイテッドは、アウェイ開催となったヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのアスレティック・ビルバオ戦に3-0で完勝。最高の形でオ 2025.05.05 00:14 Mon
今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴ 2025.05.02 16:45 Fri
プレミアリーグ第34節、ノッティンガム・フォレストvsブレントフォードが1日にシティ・グラウンド・スタジアムで行われ、アウェイのブレントフォードが0-2で勝利した。 前節、トッテナムに2-1で競り勝って連敗をストップした3位のフォレスト。引き続き熾烈なトップ5争いが続くなか、連勝を目指した今節は11位のブレントフ 2025.05.02 05:29 Fri
ブレントフォードは29日、ドイツ人MFビタリー・ヤネルトの手術を報告した。 2020年にボーフムから完全移籍で加入以降、ブレントフォードの中盤を支える戦術眼と献身性に優れる26歳MF。今シーズンもここまでプレミアリーグ32試合に出場し、1ゴール3アシストの数字を残してきた。 ただ、シーズンを通して踵のケガに 2025.04.30 14:30 Wed

プレミアリーグの関連記事

トッテナムの日本代表DF高井幸大が、ついに新天地デビューを飾るかもしれない。期待の若手の置かれている現状について指揮官がコメントしている。 今夏の移籍市場で川崎フロンターレからトッテナムに加入した高井だったが、足底腱膜をケガした影響でアジアツアーを回避。現在はリハビリを続けており、ここまで公式戦の出場はない状況と 2025.09.20 10:31 Sat
【プレミアリーグ】ボーンマス 2-1 ブライトン(日本時間9月14日/ディーン・コート) 待望の今季リーグ戦初ゴール 右の大外 #ミンテー が上げたクロス 飛び込んできたのは左の大外 #三笘薫 代表ウィーク明け初戦で同点ゴールの大仕事プレミアリーグ第4節#ボーンマス v #ブライトンhttps://t.co/Xm 2025.09.14 06:00 Sun
【プレミアリーグ】アストン・ヴィラ 0-3 クリスタルパレス(日本時間8月31日/ヴィラ・パーク) #マテタ からのスルーパスに抜け出した #鎌田大地 BOX内でキーパーに倒されPKを誘発そのPKをマテタが沈めクリスタル・パレスが先制#アストンヴィラ v #クリスタル・パレスhttps://t.co/3sBXiD 2025.09.01 20:00 Mon
【プレミアリーグ】ブライトン 2-1 マンチェスター・シティ(日本時間8月31日/アメリカンエクスプレス・スタジアム) 速攻劇的決勝弾#三笘薫 のスルーパスを受けた #グルダ華麗な切り返しでエリア内の相手を躱しきりボールをゴールに流し込むプレミアリーグ 第3節#ブライトン v #マンチェスター・Chttps:// 2025.09.01 06:30 Mon

クリスティアン・エリクセンの人気記事ランキング

1

エリクセンを救ったデンマークドクター「彼は亡くなっていた」

MFクリスティアン・エリクセンを救ったデンマーク代表のチームドクターを務めるモルテン・ボーセン氏が、エリクセンが倒れた際の状況について改めて振り返った。 エリクセンは12日、ユーロ2020第1節のフィンランド代表戦に先発。43分にスローインのボールを受けにいった際に、そのままピッチへと力なく倒れ込んだ。 この緊急事態を乗り切ったボーセン氏は次のように振り返っている。 「彼が倒れた時、心臓は動いておらず亡くなっていた。心停止状態で、心肺蘇生措置を使うことになった。どの程度の確率で彼を助けられなかったかはわからないが、1度目の措置で心臓が動き出した。かなり早い蘇生だったと思う」 「これまでの検査では問題がない。彼の状態は安定しており、今後も検査を継続する。今朝、クリスティアンと話すことができ、チームメートにも挨拶をしていた」 「昨日の危機的な状況を乗り越えた代表チームとスタッフは今後も寄り添っていく。心の籠もったメッセージをたくさん頂けたことに感謝している」 2021.06.14 01:30 Mon
2

あの試合を裁いたアンソニー・テイラーがエリクセン卒倒の瞬間を語る「人生がいかに貴重なものであるかを思い知った」

イングランドの国際審判であるアンソニー・テイラー氏が、ユーロ2020の試合中にデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒した瞬間を振り返っている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 6月12日に行われたデンマーク代表vsフィンランド代表の前半途中に突如意識を失い、ピッチで昏睡状態に陥ったエリクセン。医師たちの応急措置やチームメイトたちの必死の呼びかけにもかかわらず、しばらくの間無反応で微動だにせず、多くの人の脳裏に最悪の事態がよぎった。 選手や観客の中には涙を流す者もいた中、何とか意識を取り戻したエリクセンは、その後病院での治療を受け徐々に回復。日常生活を送れるレベルにまで至った。 その試合を主審として裁いたアンソニー・テイラー氏は、人生やキャリアに影響を与える瞬間だったと語る。審判を務めるにあたり、何が最も重要かを再確認する機会となったようだ。 「人生がいかに貴重なものであるかを思い知る瞬間だった」 「私は10メートル離れたところから彼を見ていた。周りには誰もおらず、何か深刻な問題が発生していることは明らかだった」 「以前、バーンリーvsニューカッスルの審判をしていた時に、突然の心停止に陥った人を目撃したことがある。同僚のエディ・ウォルステンホルムが更衣室で突如心停止を起こしたのだ」 「私が鮮明に覚えているのは、両チームがロッカールームへ引き上げる直前のことだ。警備員が私に彼(エリクセン)の妻が入っていいか尋ねてきたのだ」 「試合再開の判断については議論が行われ、両選手と連盟の間で完全に合意に至ったことだった」 「選手たちはフェイスタイムでクリスティアンと話をしていたよ。クリスティアンは彼らに試合を終わらせるよう伝えていた」 「私のキャリアの中で最も困難な状況であったことは確かだが、人やその感情をコントロールすることの重要性が浮き彫りになった」 「審判には心がなく、午後を台無しにするためだけに存在していると思われているが、ここで重要なのは、人々がどのように感じ、反応するかを理解することだ」 「一瞬の判断よりも、人と感情の管理が大切だ。私が心配していたのは選手とチームのことだった」 「本当のヒーローは、圧迫療法を行った医師たちと、それを始めたシモン・ケアーだと思う。私の役割は少し変化し、中心となって危機管理に回った。褒められることをしたわけではない。私がしたのは、ただ医者を呼んだことだけだ」 現在のエリクセンは、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着している。このままではイタリアでのプレーが認められない状況だが、メディカルチェックを受けるため3日にミラノ入りしたようだ。 2021.08.04 17:09 Wed
3

インテルのベテランMFが同僚3人を語る「エリクセンは時間さえあれば」

インテルの元スペイン代表MFボルハ・バレロが、チームメイトについて自身の見解を述べた。 ボルハ・バレロは、レアル・マドリーの下部組織出身。しかし、トップチームに昇格することなく、マジョルカやWBA、ビジャレアル、フィオレンティーナと渡り歩き、2017年7月にインテルへと入団した。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ5RXd4RHFmciIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ベテランの域に到達しているボルハ・バレロは、今シーズン限りでインテルとの契約が満了を迎える。そんな中、チームメイトについてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で明かした。 まずは、自身と同じポジションでプレーするクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチについて。ボルハ・バレロよりも1年早くインテルへとやってきたブロゾビッチは、大きな成長を遂げたと感じているようだ。 「僕がインテルでプレーした3年間で、彼は大きな成長を遂げた。やがて彼は自分がどれほど強いのかを理解し、“レジスタ”として新たな役割をつかんだ。さらに成長できると思うよ」 また、今冬にトッテナムから加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについては、「時間が必要」と語るも、能力には太鼓判を押している。 「エリクセンはシーズン中にやってきた。彼は1週間前にトッテナムでプレーし、その1週間後にリーグ、国、言語、トレーニングが変わった。これは簡単なことではない」 「彼がフォームを整えていたちょうどその時、中断してしまった。彼にはインテルで成功するための全てがあり、時間さえあれば十分だと思う」 そして、バルセロナへの移籍の噂が絶えないアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスについては「僕たちにはとても重要なプロジェクトがある。それが成功するためには、彼が留まってくれた方が良い」と語り、インテルの成功のためにも残留すべきだとの見解を示した。 2020.05.04 12:35 Mon
4

今日の誕生日は誰だ! 2月14日は、バレンタインデーに“ハート”を生み出す男

◆アンヘル・ディ・マリア 【Profile】 国籍:アルゼンチン 誕生日:1988/2/14 クラブ:パリ・サンジェルマン ポジション:MF 身長:180㎝ 体重:75kg ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、2月14日、バレンタインデーに誕生したのはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアだ。 ▽2005年にロサリオ・セントラルでプロデビューを果たしたディ・マリアは、サイドバックのポジションで力を発揮できず、「才能がない」と烙印を押される。しかし、ウイングにコンバートされたことで攻撃の才能が開花。2007年にベンフィカへと移籍する。 ▽ベンフィカでも才能を見せつけると、2010年にレアル・マドリーへと移籍。2013-14シーズンにはチームの「ラ・デシマ」に貢献。2014年いマンチェスター・ユナイテッドへ当時のプレミアリーグ最高額の移籍金で移籍した。しかし、わずか1シーズンでパリ・サンジェルマンへと移籍し、現在に至る。 ▽左足のキックに定評があるディ・マリアは、右足のキックよりも得意にしているものを披露。それは、「左足でのラボーナ」だった。チャンピオンズリーグなどの大舞台でもラボーナでアシストを記録しており、本人の自信も嘘ではないようだ。 ▽ちなみに、チームメイトのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとは誕生日が一緒(カバーには1987年生まれ)。2018年の誕生日にはCLのレアル・マドリー戦が行われるが、バースデーゴールで撃破なるだろうか。 ※誕生日が同じ主な著名人 山口紗弥加(女優) マルシア(歌手、女優) 酒井法子(女優) 平子理沙(モデル) 市川紗椰(モデル、タレント) JUJU(歌手) ヒロシ(お笑い芸人) もう中学生(お笑い芸人) 斎藤隆(元プロ野球選手) 武双山正士(元力士/藤島親方) はじめしゃちょー(YouTuber) クリスティアン・エリクセン(サッカー選手/トッテナム) エディンソン・カバーニ(サッカー選手/パリ・サンジェルマン) バカリ・サーニャ(サッカー選手/ベネヴェント) 永井雄一郎(サッカー選手/FIFTY CLUB[神奈川県リーグ1部]) 鈴木規郎(元サッカー選手) ケビン・キーガン(元サッカー選手) 2018.02.14 07:00 Wed
5

アヤックス時代のエリクセンが決めたテクニックの光るスーパーストライク!【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがアヤックス時代に決めた技ありゴールだ。 <div id="cws_ad">◆エリクセンのセンスが光るスーパーダイレクトシュート!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRUVhKTzJWOSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 優れたパスセンスに加え、高い得点能力も備える司令塔として若い頃から注目を集めていたエリクセン。2009年にオランダの名門アヤックスに移籍し、その才能をさらに開花させ、トッテナム、インテルへとステップアップを果たしているが、アヤックス時代の2012年12月20日に行われたKNVBカップのラウンド16、フローニンヘン戦でもテクニックの光るスーパーゴールを記録している。 アヤックスは、前半に1点を先制。1-0で折り返し、追加点を狙うアヤックスは49分、カウンターからチャンスを得るとMFラッセ・シェーネが相手DFの裏へ浮き球のパス。これに反応したエリクセンはボックス際でボールに追いつくと、そのままダイレクトシュート。縦回転のかかったボールはGK頭上を超えると急降下し、見事にゴールネットを揺らした。 ミートが難しい後ろからのボールに対して、一瞬の判断で縦回転のボールをダイレクトで決めるというセンスとテクニック溢れるゴールを決めたエリクセン。これで2-0と追加点を取ったアヤックスはその後もう1点を加え、3-0でフローニンヘンを撃破した。 2020.07.16 14:00 Thu

ブレントフォードの人気記事ランキング

1

ブレントフォードのオーナーがスペイン3部メリダを買収

ブレントフォードのオーナーである『ベスト・インテンションズ・アナリティクス(BIA)』が、スペイン3部のメリダを買収した。 BIAはフットボールクラブへの投資を目的として2025年に設立されたイギリスの持ち株会社であり、BIAの株式の100%はブレントフォードのオーナーであるマシュー・ベンハム氏が管理している。 一方、メリダは前身クラブであるクルブ・ポリデポルティボ・メリダの解散後に2013年に設立され、現在はプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)で5位につけている。 メリダの新会長に就任予定のクリフ・クラウン氏は今回の買収に際して以下のコメントを残している。 「私たちはクラブの歴史とアイデンティティを理解しており、それを尊重することは私たちにとって非常に重要です」 「メリダでのプロジェクトは、これまで行われてきた素晴らしい取り組みの基盤を維持しながら、現状のまま継続されます」 「このクラブへのコミットメントを決定したもうひとつの重要な要素は、健全な財務基盤に基づいて運営されているという事実でした」 なお、ブレントフォードは、ベンハム氏がアンダース・ホルヒ・ポヴルセン氏に売却するまで、2014年から2023年までデンマークのFCミッティランと共にマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)を取っていた。 2025.04.16 07:00 Wed
2

大合唱に思わず!プレミア初勝利に沸くブレントフォード・サポへマイクを向けるリバプールOB・キャラガー氏

ブレントフォードのプレミアリーグ初勝利には、元イングランド代表DFも胸を打たれたようだ。 昨季の昇格プレーオフを勝ち上がってプレミアリーグ初昇格を決めたブレントフォードは13日、開幕戦でアーセナルをホームに迎えた。 先制したのは下馬評に反してブレントフォード。22分にボックス左横でボールを受けたFWセルジ・カノスがカットインから右足を一閃し、ゴール左隅に強烈な一撃を突き刺さした。 後半にもロングスローからMFクリスティアン・ノルゴーアが追加点を奪い、2-0でタイムアップ。記念すべきプレミアリーグ初戦で初勝利を挙げた。 歓喜に沸くブレントフォードサポーターは、ビートルズの名曲『ヘイ・ジュード』のチャントを熱唱。スタジアムに響く「nananana…Brentford」のフレーズには、リバプールのOBで現在は『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏も胸を打たれた模様。思わずスタンドへ歩み寄り、手に持つマイクをサポーターへ向けた。 初昇格ながらビッグ6相手に大金星を挙げたブレントフォード。その戦いぶりはサポーターだけでなく、解説者の心にも刺さったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】初勝利に沸くサポーターへマイクを向け煽るキャラガー氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Jamie Carragher can&#39;t help but get involved in singing at full-time with the Brentford fans <a href="https://twitter.com/Carra23?ref_src=twsrc%5Etfw">@Carra23</a> <a href="https://t.co/Djds95IA0i">pic.twitter.com/Djds95IA0i</a></p>&mdash; Football Daily (@footballdaily) <a href="https://twitter.com/footballdaily/status/1426287965983096840?ref_src=twsrc%5Etfw">August 13, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.14 20:35 Sat
3

ブレントフォードのドイツ代表FWシャーデ、内転筋損傷で数カ月の離脱

ブレントフォードのドイツ代表FWケヴィン・シャーデ(21)が内転筋を損傷し、数カ月の離脱となるようだ。ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が明かしている。 シャーデは23日に行われたプレミアリーグ第6節エバートン戦前のウォーミングアップ中に負傷していた。 今年1月にフライブルクからブレントフォードにレンタルで加入したアタッカーのシャーデは、昨季プレミアリーグ18試合に出場。2500万ユーロで完全移籍に切り替わった今季はプレミアリーグ5試合に出場し、第3節クリスタル・パレス戦で移籍後初ゴールを挙げていた。 3月にはドイツ代表デビューも飾り、キャリアの転機になるような好調な時期での痛い負傷離脱となってしまった。 2023.09.27 01:30 Wed
4

ブレントフォードがモペイ&レギロンのローン終了に…他3選手とも契約満了

ブレントフォードは19日、フランス人FWニール・モペイ(27)と元スペイン代表DFセルヒオ・レギロン(27)のローン契約終了を発表した。 今季開幕をエバートンで迎えたモペイだが、昨年から思うような結果を残せず、9月からブレントフォードにシーズンローン。4年ぶりにブレントフォード復帰を決断したかつての主砲は公式戦30試合で8得点3アシストの数字を残している。 レギロンはトッテナムで出番が見込めないなか、昨年9月からマンチェスター・ユナイテッドにローン移籍したが、今冬に打ち切りに。再びのローンでブレントフォードに出番を求め、プレミアリーグ15試合に出場して4アシストを記録している。 なお、イングランド人DFチャーリー・グッド(28)、グレナダ代表MFシャンドン・バティスト(26)、イラン代表FWサマン・ゴッドス(30)の3選手も今季限りでの契約満了により、退団する。 2024.05.19 20:00 Sun
5

ブレントフォード加入のエリクセン、ICDを装着しての再発進に気合い 「サッカー選手として再び見られたい」

ブレントフォードのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、再びサッカーができる喜びを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズンまでインテルに所属していたエリクセンは、昨年6月に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦中に心臓発作を起こして卒倒。懸命な蘇生措置もあって一命を取り留め、植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けた。 イタリアのスポーツ界ではICDを装着した状態でのプロスポーツ活動が認められないことから、12月半ばにエリクセンとインテルは双方合意の下で契約を解消。1月31日に、同胞であるトーマス・フランク監督率いるブレントフォードへの加入が発表された。 クラブ公式サイトのインタビューに応じたエリクセンは、復帰に向けたプログラムについて言及。多くのテストを受けた結果、心臓に問題は発生しなかったと強調した。 「医師から与えられたテストをこなし、プログラムをこなせば、徐々にサッカーができるようになるとのことだった。トレーニングを再開するため、心臓の反応を見るためのテストもたくさんあったよ」 「幸いなことに、何も異常は出なかった。すべてが順調だったと思う。1カ月に1度、頑張ればプレーできるようになった。ICDを装着していても限界はないよ。マラソンでもダイビングでも何でもできる。診断と気持ち次第でね」 また、エリクセンは自身が再び1人のサッカー選手として見られるようになることを希望。ユーロ2020での出来事は過去として、前を向いていきたいと意気込んだ。 「(倒れてから)最初の3カ月は何もせず、ここ3、4カ月はリハビリのプログラムをしてきた。最初のうちは、プレーしたいと常に思っていたから、なかなか試合を見られなかったよ。試合を見ていても、他のことや家族のことに意識が向いてしまっていた」 「でも、ここ数カ月でそれが戻ってきたんだ。ボールに触れ、芝の匂いを嗅ぎ、スパイクを履き、スタジアムの興奮、ファン、チームに関わること。すべてが自分の中に戻ってきた」 「僕にとっての普通はイタリアでまたプレーすることだった。だから、僕のなかで普通を変える必要があったね。そしてブレントフォードでは、普通の生活に戻れるチャンスがある」 「エリクセンというサッカー選手として再び見られること、それが僕の目標だ。医師からは、またクリスティアンのようなサッカー選手になれるというゴーサインが出たよ。もちろん、あの時のことはずっと心に残っていて、誰もがあの時を思い出すだろう。でも今は新しい思い出を作り、前を向く時だ」 「心停止に陥ったとしても、ICDを装着し適切な検査を行い、問題がなければ再びプレーできると示せる。とても興奮しているし、嬉しいことだね」 2022.02.08 15:54 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly