ビジャレアルがパウ・トーレス&キャプー弾で好調ベティスを敵地で撃破!《ラ・リーガ》

2022.02.07 04:29 Mon
Getty Images
ラ・リーガ第23節、ベティスvsビジャレアルが6日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのビジャレアルが0-2で勝利した。
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直近の公式戦3試合連続で4ゴールを挙げている絶好調の3位ベティス(勝ち点40)と、7位まで順位を上げてきたビジャレアル(勝ち点32)による注目の上位対決。立ち上がりから拮抗した展開が続く中、時間の経過と共にホームのベティスがボールを握って優勢に試合を進めていく。前半半ば過ぎの26分にセットプレーの流れからミランダが最初の枠内シュートを放つと、31分にはエースのフェキルが強烈なミドルシュートでGKルジを脅かすが、ゴールまであと一歩という状況が続く。
一方、アウェイらしい堅実な戦い方でイーブンの状況を維持するビジャレアルだったが、30分過ぎにジェラール・モレノが筋肉系のトラブルかプレー続行不可能となり、トリゲロスのスクランブル投入を余儀なくされる。

エースの負傷交代によって嫌な雰囲気が漂うアウェイチームだったが、41分にはアルベルト・モレノの右CKをゴール前にタイミング良く走り込んだパウ・トーレスがドンピシャのヘディングで合わせると、GKルイ・シウバの手を弾いたボールがゴールネットを揺らし、先制に成功した。
ワンチャンスを生かして1点リードで試合を折り返したビジャレアルは、後半も立ち上がりに決定機を創出。キャプーのスルーパスに抜け出したチュクウェゼがGKの股間を抜くシュートを流し込む。だが、抜け出しの場面でオフサイドラインを越えており、ゴールは認められず。

オフサイドに救われて辛くも2失点目を免れたベティスは59分、グアルダードとウィリアン・ジョゼを下げてロドリ、ボルハ・イグレシアスを同時投入。

この交代直後の62分にはカナレスの縦パスに抜け出したフェキルに決定機も、ボックス左で放ったシュートはうまく角度を作れず、枠の右に外れた。さらに、68分にはボックス内でイグレシアスが放ったシュートがDFオーリエの肘に当たってPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、肘が身体にしっかりとつけられていたとの判定で判定が覆った。

今度はVARに救われてリードを維持したビジャレアルはオーリエ、ダンジュマに続き77分にはチュクウェゼ、アルベルト・モレノの両サイドハーフを下げてジェレミ・ピノと共に新天地デビューのロ・チェルソが投入される。そして、ベニート・ビジャマリン凱旋の元ベティス司令塔にはホームサポーターからも拍手が送られた。

その後もベティスが攻め切れない状況が続く中、83分には試合を決めるゴールが生まれる。ボックス手前でトリゲロスからのマイナスの落としに反応したキャプーが狙いすました見事な右足のミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地で完勝のビジャレアルがリーグ戦2連勝を達成。一方、敗れたベティスは公式戦連勝が「4」でストップすると共に、リーグ戦4試合ぶりの黒星となった。

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