点の取り合いとなったデルビ・セビジャーノはセビージャに軍配! 暫定で4位浮上!《リーガエスパニョーラ》
2019.04.14 05:48 Sun
リーガエスパニョーラ第31節、セビージャとベティスによるデルビ・セビジャーノが13日に行われ、3-2でセビージャが勝利した。
セビリアの街を二分する両クラブによる一戦。現在、5位で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を目指すセビージャ(勝ち点49)と、9位でCL権獲得も視界にとらえているベティス(勝ち点43)が激突。
ホアキン・カパロスが暫定監督を務めるようになって以降、リーグ戦4試合で3勝を挙げているセビージャ。連勝中のチームのスタメンは前節のバジャドリー戦から4選手変更された。
一方のベティスは前節にリーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。スタメンは前節のビジャレアル戦から2選手変更。バルトラとテージョに代わり、シドネイとフィルポが先発に名を連ねた。
大歓声の中キックオフを迎えたデルビ・セビジャーノ。早速2分にベティスのウィリアム・カルバーリョが味方のスルーパスからゴール前に飛び出し会場を沸かせたが、ここはオフサイド。
ピンチの後にはチャンスあり。迎えた26分、セビージャは右サイドからサラビアが上げたインスイングのクロスをムニルが頭で合わせてネットを揺らした。
セビージャは30分にも、右サイドから仕掛けたイェデルがサラビアとのワンツーでゴール前に侵攻。GKと一対一になったが、シュートは好セーブに遭った。リードしてから主導権を握ったセビージャだったが、追加点は生まれることなく後半へ。
試合折り返し、ギア全開で入ったベティスはロ・セルソがボックス左に侵入しシュートを放ったが、GKの正面。53分にはカウンターからヘセにチャンス。GKと一対一になったがDFが寄せてきたこともありシュートコースを限定されゴールならず。
だが迎えた55分、ベティスがついに同点に追いつく。左サイドでパスを受けたジュニオル・フィルポがグラウンダーでマイナスのクロスを供給。ニアに飛び込んだヘセがこれをスルーすると、時間差でボックスに入ってきたロ・セルソがゴール正面から叩き込み試合を振り出しに戻した。
しかしその4分後、自陣でボールを奪ったセビージャはカウンターで左サイドを突破。ボックス左に侵入したイェデルのクロスをサラビアが押し込んですぐに勝ち越した。
さらにその5分後、ボックス手前でフリーでボールを持ったフランコ・バスケスのミドルシュートがゴール右上に突き刺さりリードを2点に広げた。
窮地に立たされたベティスはエメルソンとヘセを下げてホアキンとロレンを投入。セビージャもムニルとフランコ・バスケスの得点者2人とバネガ下げて、プロメス、A・ビダル、ログを投入した。
76分にベティスは途中出場のロレンがカウンターからチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも枠の左に。その後、ベティスは最後の交代枠としてテージョを投入。その5分後の82分、テージョが魅せた。
ロ・セルソが倒されボックス手前左の位置で獲得したFK。これをテージョが見事に直接決めて、スコアは2-3に。
しかし、試合はここで終了。同点まであと一歩のところまできたベティスだったが、試合は3-2でセビージャが勝利。3連勝で暫定4位に浮上した。
セビリアの街を二分する両クラブによる一戦。現在、5位で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を目指すセビージャ(勝ち点49)と、9位でCL権獲得も視界にとらえているベティス(勝ち点43)が激突。
ホアキン・カパロスが暫定監督を務めるようになって以降、リーグ戦4試合で3勝を挙げているセビージャ。連勝中のチームのスタメンは前節のバジャドリー戦から4選手変更された。
大歓声の中キックオフを迎えたデルビ・セビジャーノ。早速2分にベティスのウィリアム・カルバーリョが味方のスルーパスからゴール前に飛び出し会場を沸かせたが、ここはオフサイド。
ホームのセビージャのファーストシュートは15分。ボックスの外からバネガが狙ったが相手に当たって枠を外れた。その直後、CKで相手陣内に攻め込んでいたセビージャだったが、相手のプレッシャーもありヘスス・ナバスが一度最終ラインからGKに戻したところ、そのパスが弱くなりヘセに奪われてしまう。慌てて出てきたGKバシリクも躱され絶体絶命のピンチだったが、ヘスス・ナバスが懸命に戻り寸前のところでシュートを止めた。
ピンチの後にはチャンスあり。迎えた26分、セビージャは右サイドからサラビアが上げたインスイングのクロスをムニルが頭で合わせてネットを揺らした。
セビージャは30分にも、右サイドから仕掛けたイェデルがサラビアとのワンツーでゴール前に侵攻。GKと一対一になったが、シュートは好セーブに遭った。リードしてから主導権を握ったセビージャだったが、追加点は生まれることなく後半へ。
試合折り返し、ギア全開で入ったベティスはロ・セルソがボックス左に侵入しシュートを放ったが、GKの正面。53分にはカウンターからヘセにチャンス。GKと一対一になったがDFが寄せてきたこともありシュートコースを限定されゴールならず。
だが迎えた55分、ベティスがついに同点に追いつく。左サイドでパスを受けたジュニオル・フィルポがグラウンダーでマイナスのクロスを供給。ニアに飛び込んだヘセがこれをスルーすると、時間差でボックスに入ってきたロ・セルソがゴール正面から叩き込み試合を振り出しに戻した。
しかしその4分後、自陣でボールを奪ったセビージャはカウンターで左サイドを突破。ボックス左に侵入したイェデルのクロスをサラビアが押し込んですぐに勝ち越した。
さらにその5分後、ボックス手前でフリーでボールを持ったフランコ・バスケスのミドルシュートがゴール右上に突き刺さりリードを2点に広げた。
窮地に立たされたベティスはエメルソンとヘセを下げてホアキンとロレンを投入。セビージャもムニルとフランコ・バスケスの得点者2人とバネガ下げて、プロメス、A・ビダル、ログを投入した。
76分にベティスは途中出場のロレンがカウンターからチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも枠の左に。その後、ベティスは最後の交代枠としてテージョを投入。その5分後の82分、テージョが魅せた。
ロ・セルソが倒されボックス手前左の位置で獲得したFK。これをテージョが見事に直接決めて、スコアは2-3に。
しかし、試合はここで終了。同点まであと一歩のところまできたベティスだったが、試合は3-2でセビージャが勝利。3連勝で暫定4位に浮上した。
セビージャの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
セビージャの人気記事ランキング
1
「もし女子サッカー界で起きていたら?」スローインする選手の尻をファンが触る事件が発生…スペインで問題に
ラ・リーガの試合で観客が起こしたとんでもない行動が大きな問題となっている。 事件が起こったのは5日に行われたラ・リーガ第23節のラージョ・バジェカーノvsセビージャの一戦。被害者はセビージャのルーカス・オカンポスだった。 問題の行動は32分。スローインのためにボールを拾いに行き、構えたオカンポスだったが、最前列に座ってい少年が手を伸ばしてオカンポスの尻を触った。 すぐに気がついたオカンポスは怒り。ラージョの選手を呼びつけたが、少年たちは何食わぬ顔で知らんぷり。周りのラージョのファンは、オカンポスに対して怒りをぶつけていたが、明らかな問題行動だった。 スペイン『アス』によれば、この事件を起こしたのは少年であり、法定年齢には達して居ないため、少年検察庁に報告されるとのこと。警察はすでに身元を特定しており、ラージョはしばらくの間、出入り禁止にすることになると見られている。 オカンポスは怒りが収まらず、試合後に怒りのコメントを残した。 「このようなことがもし女子サッカー界で起これば、どうなるかは分かっている。僕には2人の娘がいるから自制した。明日、彼女たちにこのようなことが起こらないことを願っている」 「このような愚か者が、とても良い振る舞いを見せているファンを汚さないことを願っている」 「幼稚なことではある。ただ、人の尻を触ることはバカバカしくはない。大騒ぎにはしたくない」 <span class="paragraph-title">【動画】スローインする選手のお尻を触る観客の暴挙…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DirectoGol?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DirectoGol</a> <a href="https://t.co/irozEBa3eO">pic.twitter.com/irozEBa3eO</a></p>— Directo Gol (@DirectoGol) <a href="https://twitter.com/DirectoGol/status/1754642302566371341?ref_src=twsrc%5Etfw">February 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.06 21:58 Tue2
アルゼンチン代表DFモンティエルが3年半ぶりに古巣リーベル・プレートに復帰!
リーベル・プレートは20日、アルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエル(28)を完全移籍で獲得した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』は2028年12月31日までと伝えている。 リーベル・プレートの下部組織から2016年にトップチームデビューを飾ったモンティエルは、176cmの攻撃的な右サイドバック。リーベル・プレートでは公式戦138試合に出場し、6ゴール14アシストを記録している。在籍期間に2018年のコパ・リベルタドーレス制覇など、8つのタイトルを獲得。 2021年8月に完全移籍で加入したセビージャでは、本職の右サイドバックだけでなく、センターバックでもプレーし、在籍2年半で公式戦81試合に出場。昨季はノッティンガム・フォレストへレンタル移籍に出されると、復帰した今季はカップ戦要員としてプレーしており、リーグ戦では111分のプレー時間に留まっていた。 2025.01.21 09:01 Tue3
現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed4
メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」
オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri5
