アダマ・トラオレ、バルサ移籍間近か…トッテナム行きから一転
2022.01.28 12:40 Fri
バルセロナがウォルバーハンプトンからスペイン代表FWアダマ・トラオレ(26)の獲得に迫っているようだ。
強靭な肉体をもってのドリブルで2018年8月から所属するウォルバーハンプトンでブレイクを遂げたトラオレ。今季はここまでプレミアリーグ20試合で1ゴールと数字面でやや燻っている印象だが、実力に申し分なしの人気株であるのに変わらない。
その流れは今冬も続き、熱視線を注ぐのがトッテナム。獲得に迫っているともいわれたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナがここに来て活発的な動きを見せ始め、一転して獲得の様相を呈しているという。
今季いっぱいのレンタルでバルセロナ入りとなるようで、3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスの買取オプションも付帯。そのレンタル期間中の給与に関してはバルセロナ側の全額負担となり、28日にも契約が結ばれる見通しのようだ。
また、ロマーノ氏と同じくトラオレのバルセロナ行きを主張するデイビッド・オーンスタイン氏によれば、トッテナムもウォルバーハンプトンとの交渉こそポジティブなものだったが、本人が右ウィングバックでのプレーに難色を示した模様だ。
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その流れは今冬も続き、熱視線を注ぐのがトッテナム。獲得に迫っているともいわれたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナがここに来て活発的な動きを見せ始め、一転して獲得の様相を呈しているという。
また、ロマーノ氏と同じくトラオレのバルセロナ行きを主張するデイビッド・オーンスタイン氏によれば、トッテナムもウォルバーハンプトンとの交渉こそポジティブなものだったが、本人が右ウィングバックでのプレーに難色を示した模様だ。
トラオレは元々、バルセロナのアカデミー出身で、2013年に17歳でトップチームデビュー。実際にバルセロナ入りとなれば、6年半ぶりの復帰となる。
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