31歳バロテッリ、約3年半ぶりのイタリア代表招集へ
2022.01.22 22:09 Sat
アダナ・デミルスポルに所属するFWマリオ・バロテッリ(31)が、イタリア代表に招集されるようだ。
今シーズンからトルコのアダナ・デミルスポルへと加入したバロテッリ。主力としてここまで公式戦20試合に出場し、8得点4アシストと好成績を残している。
そうした中、イタリア『スカイ』はトルコの地で復活の兆しを見せるバロテッリに、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が接触したと報道。1月末のインターナショナルウィークに向けて2018年9月以来、約3年半ぶりの招集を受けることになるという。
若くしてインテルで華々しくキャリアをスタートしたバロテッリは、マンチェスター・シティ、ミラン、リバプールといった名立たるビッグクラブでプレー。イタリア代表としても36試合で14ゴールを記録し、21歳で臨んだユーロ2012では準決勝のドイツ代表戦で2ゴールを記録するなどの活躍でチームの準優勝に大きく貢献した。
しかし、以前から問題となっていた素行不良とともに、20代半ばに差し掛かったところで徐々にパフォーマンスが低下。近年は継続して結果を残せていない印象だが、インテルやシティでタッグを組んだマンチーニ監督のもと、アズーリで再び輝くことができるだろうか。
今シーズンからトルコのアダナ・デミルスポルへと加入したバロテッリ。主力としてここまで公式戦20試合に出場し、8得点4アシストと好成績を残している。
そうした中、イタリア『スカイ』はトルコの地で復活の兆しを見せるバロテッリに、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が接触したと報道。1月末のインターナショナルウィークに向けて2018年9月以来、約3年半ぶりの招集を受けることになるという。
しかし、以前から問題となっていた素行不良とともに、20代半ばに差し掛かったところで徐々にパフォーマンスが低下。近年は継続して結果を残せていない印象だが、インテルやシティでタッグを組んだマンチーニ監督のもと、アズーリで再び輝くことができるだろうか。
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ジェノアが10月契約のバロテッリを早くも放出? “確執”ヴィエラ監督からは突き放すような発言も
ジェノアが元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)を早くも来年1月に放出か。 10月に無所属からジェノア入りしたバロテッリ。近年は本人こそ楽しんでいるようだが、所属先が頻繁に変わり、基本的に1年以上同じクラブにとどまることがない。 ジェノアは停滞感を拭い去る起爆剤としてバロテッリと契約したことが明らかだが、その数週間後に新戦力を裏切る監督人事。 バロテッリを欲したアルベルト・ジラルディーノ監督を解任したうえで、かつてバロテッリと敵対、互いへの不信感も公言したパトリック・ヴィエラ氏を後任として招聘したのである。 当然、ヴィエラ氏はバロテッリを先発起用せず、直近のミラン戦は出番なし。試合後、指揮官は「バロテッリ? 投入は不要だった。チームは統制が取れていた」とまで言い放つ。 バロテッリの契約は今季いっぱい残るも、イタリア『Repubblica』いわく、契約にはクラブ側から発動できる破棄条項も。1月の契約解除は、決してあり得ない話ではないそうだ。 ヴィエラ監督とバロテッリは、かつてインテルとマンチェスター・シティでチームメイトだったなか、ニースで監督と選手の関係性に。 ヴィエラ監督はニース指揮官時代、ウェイトオーバーでプレシーズン入りしたバロテッリへメディアを通じて叱責。 ここから関係性が悪くなり、退任後はバロテッリについて「チームスポーツに不向き」「かなり独自の価値観があり、私はどうすればいいかわからなかった」などとコメントしている。 なお、バロテッリは17日にインフルエンザに罹患したとのこと。21日のセリエA第17節・ナポリ戦(H)は欠場濃厚となっているそうだ。 2024.12.17 22:15 Tue3
ユーロ制覇の立役者、ドンナルンマがPSGで「99」を背負わない理由とは?
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リーダー格が続々退団のインテルだが…35歳アチェルビの言葉が頼もしい 「昨季の経験をベースに互いを助け合う」
インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが2023-24シーズンへの意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 セリエA3位、コッパ・イタリアとスーペル・コッパのカップ戦2冠、チャンピオンズリーグ(CL)準優勝という成績を収めた昨シーズンのインテル。加入1年目のアチェルビは最終ラインの要として公式戦49試合に出場した。 今シーズンからは完全移籍に切り替わり、新たに2年契約を締結。イタリア国内で地道にキャリアを積み上げてきた経験豊富な35歳は同僚からの人望、ファンからの信頼もバッチリというなか、プレシーズンのトレーニングに励んでいる。 「プレシーズンでチームメイトと再会するのは何度経験しても素晴らしいことで、とてもハッピーな気持ちになるよ。昨シーズンのラスト2カ月、僕たちは全ての大会をエンジョイしてきた。決定的なゲームを通じて成長を重ねてきたと思うし、今シーズンもこの経験をベースに互いを助け合いたい」 持ち前の団結力を武器に苦境を乗り切り、CL準優勝という大きな成果も上げた昨シーズンの出来を誇ったアチェルビ。自分自身へのフォーカスも忘れない。 「もちろん僕自身が改善し、チームに全てを捧げることも目標となる。今は新たな意欲とモチベーションを持ってリスタートしなきゃいけない時期だし、選手たちは苦しいときでも前を向いて、チームに何かを与えなくてはならない。僕たちはどんなときでも一緒に成長する」 また、サッスオーロから加入したイタリア代表MFダビデ・フラッテージについては「サッスオーロでの彼をよく覚えているよ。とっても良い選手だし、勤勉で謙虚な人間性もある。インテルに大きな力を与えてくれるはずさ」と期待を寄せた。 インテルはロッカールームをまとめ上げた元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチに加え、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルという長年在籍したリーダー格も相次いで退団した。 それでも、これからは言葉の端々から頼もしさが伝わってくるアチェルビがチームをけん引していくことだろう。 2023.07.22 13:54 Sat5