ローマ連敗脱出も…モウリーニョ監督「ボールと主導権を簡単に手放した」
2021.12.14 10:40 Tue
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が勝利を喜んだものの、戦い方に納得がいっていないようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
試合後のインタビューに応じたモウリーニョ監督は練習の成果が出せたことを喜びつつ、全体的なパフォーマンスについては苦言。リードしてからの戦い方は改善できるはずだと語った。
「昨日は25分間、CKの練習をしていた。だからこの2つのゴールには満足している。それに最終的な結果にも満足はしているが、パフォーマンスには満足していない。すべてをコントロールできていたのに、前半の途中からボールと主導権を簡単に手放してしまった」
また、モウリーニョ監督はここまでのチームの完成度についても言及。より上を目指すためには、来年1月の補強が必要だと訴えている。
「もし、負傷者や出場停止、疲労のないシーズンであれば、我々は本当に良いチームになる可能性を秘めていると思う。とはいえ、現状の我々は多くのカードを貰い過ぎており、まるで殺し屋のチームのようだ。そうなると選手たちは鋭さを失い、進歩し続ける能力を失ってしまう」
「移籍市場で何をするか見てみたいね。来月に大規模なことはしないだろうが、我々にはもう少しクリエイティブな選手が必要だと思う。私がこのように批判的なのは、もう少し落ち着いて試合を見ていたいからだ」
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ローマは13日に行われたセリエA第17節でスペツィアと対戦した。リーグ連敗中であり、これ以上トップ4との差を広げるわけにはいかないチームは試合開始早々に得たCKからの流れでDFクリス・スモーリングが先制点を挙げると、後半にもCKからDFロジェール・イバニェスが追加点。その後は相手の攻勢にさらされたものの、最後までリードを守り抜き、2-0で勝利した。この結果、リーグ戦の連敗をストップさせたローマは6位に浮上。4位ナポリとの勝ち点差を「8」としている。「昨日は25分間、CKの練習をしていた。だからこの2つのゴールには満足している。それに最終的な結果にも満足はしているが、パフォーマンスには満足していない。すべてをコントロールできていたのに、前半の途中からボールと主導権を簡単に手放してしまった」
「自分たちでスペースを作ることができていなかった。見た目ほど難しくはなかったはずだがね。イバニェスのような選手が打撲を負いながらも頑張り抜いたことには満足している。だが、我々は2-0になっても試合をコントロールできなかった」
また、モウリーニョ監督はここまでのチームの完成度についても言及。より上を目指すためには、来年1月の補強が必要だと訴えている。
「もし、負傷者や出場停止、疲労のないシーズンであれば、我々は本当に良いチームになる可能性を秘めていると思う。とはいえ、現状の我々は多くのカードを貰い過ぎており、まるで殺し屋のチームのようだ。そうなると選手たちは鋭さを失い、進歩し続ける能力を失ってしまう」
「移籍市場で何をするか見てみたいね。来月に大規模なことはしないだろうが、我々にはもう少しクリエイティブな選手が必要だと思う。私がこのように批判的なのは、もう少し落ち着いて試合を見ていたいからだ」
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