今季低迷のライプツィヒにCEOが不満…マーシュ監督の解任も示唆 「全ての選択肢が議題にあがるだろう」

2021.12.04 11:52 Sat
Getty Images
RBライプツィヒのCEO(最高経営責任者)を務めるオリバー・ミンツラフ氏が、チームの現状に強い不満を示した。ドイツ『キッカー』が伝えている。

今夏にユリアン・ナーゲルスマン前監督がバイエルンに引き抜かれる形で退任し、新たにジェシー・マーシュ監督が就任したライプツィヒ。2019-20シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガと国内カップ戦を制覇するなど、レッドブル・ザルツブルクで辣腕を振るっていた同指揮官の就任には高い期待が寄せられていたが、リーグ戦14試合を消化した現時点で5勝3分け6敗と黒星が先行する結果になっている。

また、チャンピオンズリーグ(CL)においてもマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)と同組になる厳しい状況ではあったものの、開幕3連敗で早々にグループステージ敗退が決定した。
なかなか浮上のきっかけをつかめないチームは、3日に行われたブンデスリーガ第14節のウニオン・ベルリン戦でも力なく敗れ、これでリーグ3連敗。他会場の結果次第では、下位転落の可能性が出てきている。

こうした状況に対して、ウニオン・ベルリン戦後に『DAZN』のインタビューを受けたミンツラフ氏は不満を露わに。現在のチームは、開幕前に思い描いていたところから遠く離れていると嘆いた。
「(ウニオン・ベルリン戦で)我々は悲惨なパフォーマンスを見せてしまった。本当にがっかりだ。最初の10分は衝撃的なほど弱かった。その後は少しずつゲームに入っていったが、ハーフタイムでうまく修正できなかった。何の解決策も見出せず、セカンドボールをことごとく失ったのだから、敗北は当然だ」

「14試合で勝ち点18というのは、我々の目標を考えるとあまりに少ない。我々のチームは、本来ブンデスリーガで3、4位を争えるくらいの実力を持っているはずだ。それが我々の主張でもある」

また、ミンツラフ氏は現在新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し、チームから離れているマーシュ監督の去就について明言せず。すべての選択肢を検討するとして、解任の可能性を否定しなかった。

「我々は基本的に、何かを起こさなければならないと考えている。頭を砂の中に埋め、クリスマスまで待ち、新年に状況が良くなることを期待するつもりはない。我々は考えなければならず、全ての選択肢が議題にあがるだろう」

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