2試合連続圧巻弾のチアゴをリバプールOBも絶賛 「彼の本当の姿が見えてきた」

2021.11.30 10:53 Tue
Getty Images
かつてリバプールでプレーした元オランダ代表FWのディルク・カイト氏が古巣のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラを称賛した。クラブ公式サイトが伝えている。

2020年夏にバイエルンから加入したチアゴはここまで公式戦通算40試合の出場で3ゴール1アシストを記録。昨シーズンは負傷による長期離脱もあり、なかなか存在感を発揮できず、今シーズンも数度の負傷によって出遅れていたチアゴには古巣であるバルセロナ復帰の噂も囁かれていた。

しかし、24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦では『UEFA.com』から第5節のベストゴールに選出されるほどの見事なドライブボレーシュートを記録。続く27日のプレミアリーグ第13節サウサンプトン戦では巧みなトラップと仕掛けから公式戦連続ゴールを決めるなど波に乗っており、加入当初に期待されていた存在感を示し始めている。
チアゴのこうした活躍については、カイト氏もクラブ公式サイトにて絶賛。加入当初は戸惑いが見られていたものの、現在は真の姿を見せていると称えた。

「チアゴ・アルカンタラの本当の姿が見えてきたと思う。私はチアゴを世界最高のミッドフィールダーの1人だと思っているんだ。残念ながら、キャリアの中で彼と対戦する機会はなく、それは惜しかったね。昨夏に彼がリバプールと契約したときは、とても嬉しかった」
「プレミアリーグは独自のリーグだ。どんな選手であっても、これまで何をしてきたかに関係なく、常に少しの時間が必要になる。テンポとフィジカルが非常に厳しく高いから、最高の選手でも適応しなければならない」

「チアゴもリバプールで最初の頃は、チームがボールを失ったときにすぐプレッシャーをかけることに慣れていなかった。そして、ボールを持ったときに中盤の選手がすぐに追いかけてくることも気にしていたと思う」

「でも、今ではプレミアリーグやリバプールで、彼の姿をしっかり見ることができる。土曜日のサウサンプトン戦でのプレーも、その一例だろう」

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