日本代表MF遠藤航のキャプテンマークが話題を呼んでいる。
14日に行われたブンデスリーガ最終節。プレーオフ圏にいたシュツットガルトは、逆転での残留を目指して戦った。
この試合では1-1のまま試合が推移。引き分けでは残留できないシュツットガルトだったが、後半アディショナルタイム2分に右CKのクロスを伊藤洋輝がニアサイドでフリック。これをファーサイドで遠藤がダイビングヘッド。奇跡のゴールを決め、チームを逆転残留に導いていた。
キャプテンの大き過ぎる一撃にスタンドのファンも大盛り上がり。レジェンド的な扱いをされた遠藤だったが、ファンの興奮は収まらなかった。
ドイツ『シュツットガルター・ナハリヒテン』によれば、奇跡の残留を果たした結果、ファンは試合後にピッチに乱入。芝を剥がして持ち帰る者やゴールネットを切り取って持ち帰る者が現れたとのこと。彼らはその持ち帰った戦利品を『eBay』のオークションに出品するという、なんとも情けない行動に出ていた。
しかし、その中でも一際注目を集め、騒動に発展したのが遠藤のがつけていたキャプテンマークだった。
チームの降格を救った遠藤のキャプテンマークを持ち帰った者が、4000ユーロ(約55万円)で出品。この行為にはツイッター上で多くのファンが怒りを示していた。
ことの重大さに気がついたのか、ファンはクラブに連絡したとのこと。シュツットガルトのスポークスマンであるトビアス・ハーバート氏は「ファンから連絡があり、キャプテンマークを返却するという連絡があった」とコメント。出品を取りやめ、遠藤のキャプテンマークを返すことに決めたようだ。
なお、芝などは現在も出品されている状況。クラブとしては特に何かをするつもりはないとのことだが、スタジアムでどれほどの被害が出たかは数日中に明らかになるとのことだ。
<span class="paragraph-title">【写真】大批判を受けたオークションに出品された遠藤航のキャプテンマーク</span>
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<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wataru Endo: won the most duels and made the most successful pressures for the second year running in the Bundesliga. German newspaper Frankfurter Allgemeine writes: "...no distance is too far and no duel too much for Endo. And if need be, he can also tackle like Guido Buchwald." <a href="https://t.co/zgDyYN414I">pic.twitter.com/zgDyYN414I</a></p>— Jay (@RobsonPonteFC) <a href="https://twitter.com/RobsonPonteFC/status/1526499911407116288?ref_src=twsrc%5Etfw">May 17, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>2022.05.18 10:48 Wed