首位通過のリバプールが完勝で5連勝! 敗れたポルトは2位通過を懸け最終節でアトレティコと激突《CL》

2021.11.25 06:57 Thu
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チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第5節のリバプールvsポルトが24日にアンフィールドで行われ、2-0でリバプールが勝利した。リバプールの南野拓実はフル出場している。

グループステージ4連勝で首位通過を決めているリバプール(勝ち点12)は、4-0で快勝した直近のアーセナル戦から先発を4人変更。ジョタやファビーニョ、ファン・ダイク、アレクサンダー=アーノルドに替えて、今季CL初スタメンの南野やモートン、コナテ、ネコ・ウィリアムズが先発で起用された。

一方、優位な形で3位アトレティコ・マドリー(勝ち点4)との最終節を迎えたいグループ2位のポルト(勝ち点5)は、タレミとエヴァニウソンを2トップに据えたフラットな[4-4-2]で試合に臨んだ。
3トップにサラー、南野、マネを並べた[4-3-3]で試合に入ったリバプールは、立ち上がりからやや劣勢の時間が続くと12分にピンチ。中盤でのロストボールに反応したタレミが前線にパス供給すると、上手く抜け出したルイス・ディアスがドリブルでボックス左から侵入。ゴール前への折り返しをオタビオが右足で合わせたが、ツィミカスのスライディングタックルでバランスを崩しシュートはゴール右に外れた。

前半半ばにかけては一進一退の展開に。共にアタッキングサードまではボールを運べるものの、集中した守備陣を前に決定機までは作れない。それでもリバプールは37分、チアゴのスルーパスからボックス左に抜け出したマネがゴール右隅にシュートを流し込んだが、VARでオフサイドと断定され、ゴールは取り消しとなった。
VARに救われたポルトは42分、右サイドでサイドチェンジを受けたオタビオのスルーパスからボックス右へ抜け出したタレミに決定機が訪れたが、味方への折り返しを選択すると、これは相手DFの壁に捕まった。

ゴールレス迎えた後半は、早い時間にスコアが動く。52分、リバプールは右サイドで獲得したFKからクロスを供給すると、相手DFが弾き返したセカンドボールをボックス手前に走り込んだチアゴが右足一閃。低弾道の強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。

先制したリバプールは、62分にもボックス左手前でボールを受けたマネのループパスでゴール前に抜け出した南野がゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で取り消された。

その後も攻勢を続けるリバプールは70分、最終ラインからのロングフィードをボックス右横で受けたサラーがヘンダーソンとのワンツーでボックス内へ切り込むと、巧みなボディフェイントで相手マークを剥がしシュート。これがニアサイドに突き刺さった。

追加点を奪ったリバプールは、直後の71分にサラーとマネを下げてオリジとファビーニョを投入。さらに82分にはチェンバレンを下げてケガ明けのミルナーをピッチに送り出し試合を締めにかかる。

結局、危なげない試合運びで試合を終わられせたリバプールが2-0で勝利。リバプールにダブルを喫したポルトだが、同時刻開催のアトレティコがミランに敗れたため、グループ2位でアトレティコとの最終節を迎えることとなった。

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
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リバプールFWジョタ、控えだった南野拓実やオリジを語る「彼らがどれだけ重要な存在であったか」

リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、モナコへと移籍した日本代表MF南野拓実について言及した。 2020年9月にウォルバーハンプトンから完全移籍で加入したジョタ。リバプールのアタッカー陣において、激しいポジション争いが待っていると思われたが、開幕戦でいきなりゴールを決めるなど、プレミアリーグで35試合に出場し15ゴール6アシストを記録していた。 チームにとって欠かせない選手に一気に上り詰めた一方で、冬にはFWルイス・ディアスが加入。ポジション争いのライバルが増える中で、最後まで出番を得続けていた。 しかし、今夏は控えに甘んじていた南野がモナコへ完全移籍。また、ベルギー代表FWディヴォク・オリジはミラン、セネガル代表FWサディオ・マネはバイエルンと3人がチームを去ることに。一方で、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが加入した。 今シーズンもメンバーは変わりながらもポジション争いが待っているジョタだったが、負傷の影響で今シーズンはまだプレーできず。ただ、復帰も近づいているという。 そのジョタはイギリス『スカイ・スポーツ』の独占インタビューで昨シーズンのことやプレーについてコメント。その中で、昨季のポジション争いにも言及し、南野やオリジの存在は大きかったと語った。 「ディボクとタキがプレーしていた時、どれだけ重要な存在であったかはわかっているよ。今シーズンも、それと同じようにしたいね」 「特に、去年と同じように、もう一度全てを賭けるつもりだ。全員が必要なことは分かっている。全員が重要な存在になる」 「その時のために、準備しなければいけない」 ポジション争いがある中で、それぞれがしっかりと準備をし続ける必要があるとしたジョタ。開幕3試合勝利がないチームを救う活躍を見せられるかに注目だ。 2022.08.25 05:50 Thu

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