C・ロナウドの勝負強さにしてやられたアタランタ監督「80%の喜びと20%の悔いがある」

2021.11.03 10:30 Wed
Getty Images
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が相手エースの活躍と結果に悔しさを滲ませつつ、前を向いた。

2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループF第4節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎え撃ったアタランタ。2点を先行しながら逆転負けを喫した前節のリベンジを期すチームだったが、前後半のアディショナルタイムに守りが崩れ、2度のリードを守り切れず、2-2のドローに終わった。

この試合でも2ゴールを記録したユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウドが持つ勝負強さにしてやられてしまったガスペリーニ監督。試合後、イタリア『スカイ』で振り返り、「素晴らしい夜だった。ロナウドの魔法がかった瞬間がなければ、もっと素晴らしかったがね」と述べ、顔を上げた。
「勝利は究極の目標だったが、そこに迫りはしたし、非常に誇らしく思う。ただ、80%の喜びと20%の悔いがある。試合終了間際の失点が残念だったからだ。勝てれば、グループ突破にぐっと前進できたはずだしね」

「まだチャンスはある。ユナイテッドを相手にあれだけのプレーができたのは誇らしいもの。ビジャレアルとユナイテッドの動向を見なければならない難しい状況だが、まだ自分たちの結果次第でというところでもある」
「こうした試合はアディショナルタイムが長くなるものだが、ハーフタイム直前の失点もちょっと腹立たしい。最近はああいうミスも多いが、それは改善の余地があるということ。だが、誇らしく思う理由も多かった」

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怒涛の11連勝としたアタランタ、首位でクリスマスを迎えたことにガスペリーニ監督は「並外れた結果」と満足気

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が22日に行われたセリエA第17節、3-2で競り勝ったエンポリ戦を振り返った。 10連勝で迎えたエンポリ戦、前日の試合でナポリに暫定首位の座を奪われていた中、FWチャールズ・デ・ケテラエルのドッピエッタで3-2と競り勝って首位をキープした。 怒涛の11連勝によりクリスマスを首位で迎えることになったアタランタだが、ガスペリーニ監督は満足気にエンポリ戦と今季ここまでを振り返った。 「我々は良いサッカーをするためにやって来たチームに対して反撃できた。もちろん、彼らが決めたゴールは我々の集中力の欠如とVARによるPKだったが、勝てたのは我々の功績だ。最終的には当然の勝利だったと思う」 「上位は多くのチームがひしめき合っており、非常にエキサイティングなシーズンになっている。我々はクリスマスに首位に立っている。これは並外れた結果だ。2025年が2024年と同じくらい良い年になることを願っているが、このメンタルを保ち続けなければならない」 また、この試合のドッピエッタでここまで10ゴール9アシストとチームを牽引する働きを見せているデ・ケテラエルについては次のように述べた。 「シャルルは自信を付け、とりわけヘディング能力が向上したことを今日も示した。2点目も素晴らしかった。ワイドな位置からカットインしてシュートを決めきった。もう彼は謎の存在ではなくチームにクオリティをもたらす存在だ」 最後に前半序盤に左足を痛めて交代となったFWマテオ・レテギについて問われると、「深刻な状態ではないようだが、数日間は欠場することになるだろう」と短期離脱となることを明かした。 2024.12.23 12:30 Mon

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