問題行動が続くハンガリー代表サポーター、W杯予選ポーランド戦は無観客…この半年で3度目の処分

2021.11.02 10:15 Tue
Getty Images
ハンガリー代表のサポーターは、自身の行いによりワールドカップ(W杯)予選での参加を禁止されることとなった。ハンガリー代表は、10月のカタールW杯欧州予選でイングランド代表とウェンブリー・スタジアムで対戦。試合中に警察と衝突を起こしていた。

ロンドン警視庁はスチュワードに向かって発言したハンガリーファンが「人種的に加重された公序良俗違反」で逮捕されたことを発表。「小規模な混乱」が発生したとしていた。
国際サッカー連盟(FIFA)は、この行為を行ったハンガリー代表に対し、11月15日に行われるポーランド代表との予選を無観客で行うことを決定。さらに、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)に対しては7万5000スイスフラン(約940万円)の罰金処分を科していたた。

ハンガリーファンは、9月にホームで行われたイングランド代表戦でも、選手に対して人種差別を行なっており、FIFAから2試合の無観客試合を命じられ、20万スイスフラン(約2500万円)の罰金が科されていた。
さらには、ユーロ2020期間中にハンガリーサポーターが差別行為を行なっており、3試合の無観客試合に。欧州サッカー連盟(UEFA)の管轄での試合が無観客となるため、W杯予選では適用されていなかったが、問題行動が続いている状況となっている。

なお、MLSZは独自に当該サポーターを処分。暴動に関わった自国サポーターに対し、2年間のスタジアム入場禁止処分を科していた。

1 2

ハンガリー代表の関連記事

UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグの4試合が23日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 3日前に行われた敵地での1stレグでウクライナ代表に先勝を許したベルギー代表は、その試合からスタメンを7人変更。F 2025.03.24 07:00 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ1stレグの4試合が20日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 リーグA・グループ2を3位で終えたベルギー代表は、中立地のスペインでリーグB・グループ1を2位で終えたウクライナ代 2025.03.21 07:10 Fri
ハンガリー代表指揮官がリバプールの同代表MFドミニク・ソボスライに言及した。 プレミアリーグ首位&チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ首位通過のリバプールを支える24歳、ハンガリー代表MFソボスライ。 昨季加入から中盤の主力に定着するなか、最近は攻撃面での貢献が光り、アルネ・スロット監督からは「自らゴ 2025.02.02 15:45 Sun
ハンガリー代表のドミニク・ソボスライが、UEFAネーションズリーグ(UNL)で強豪相手のドローを喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 チームのキャプテンを務めるソボスライは、19日に行われたUNLリーグA・グループ3最終節のドイツ代表戦で先発。すでに昇降格プレーオフ行きが決まっている3位ハンガリーは、グルー 2024.11.20 11:30 Wed
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)を振り返った。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えている。 19日、ドイツはUNLリーグA・グループ3最終節でハンガリー代表と対戦。ここまで無敗でグループステージ首位突破を決めているドイツは、多くのメンバーを変更しながらも押し気味に試合 2024.11.20 10:40 Wed

ワールドカップの関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon

ハンガリー代表の人気記事ランキング

1

W杯予選イングランドvsハンガリーのスタンドで暴動、逮捕者6名を出す事態に

カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選で逮捕者が出た。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 12日に行われたW杯欧州予選のグループI第8節、イングランド代表vsハンガリー代表。聖地ウェンブリー・スタジアムに緊張が走ったのはキックオフ直前のことだ。 ひざまいたイングランドの選手たちに対し、一部のハンガリーサポーターから大きなブーイングが浴びせられた。さらに、警備員に対しても人種差別的行為がなされたとして、警察も出動。だが、興奮気味のサポーターは落ち着くどころか、暴動へと発展してしまう。 手を挙げるハンガリーサポーターに対し、警棒を使って沈静化を図る警察官。負傷者を出すまでになった事態は10分ほどを経過したところでようやく沈静化。結局、スタンドでは1人が人種的差別的な言動により公序良俗で逮捕され、2人が救急隊員への暴行で拘留されることに。スタンド外でも不法行為、酔っての無秩序行為、盗撮のためにそれぞれ1名ずつが逮捕された。 この件に関してイングランドサッカー協会(FA)は「今夜のFIFA2022ワールドカップ予選、アウェイセクションにおける事件を認識している。我々は事件を調査し、FIFAに報告する」と述べている。 ハンガリーは9月2日のホームでのイングランド戦でもファンによる人種差別行為があったばかり。6月に開催されたユーロ2020でも人種差別行為を行い、欧州サッカー連盟(UEFA)より罰金処分を受けていた。 なお、試合は1-1の引き分けに終わっている。 <span class="paragraph-title">【動画】ハンガリーサポーターと警官隊の衝突</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">BREAKING: Hungary fans have clashed with police at Wembley during tonight&#39;s World Cup Qualifier against England. <a href="https://t.co/JKHlxzCzGy">pic.twitter.com/JKHlxzCzGy</a></p>&mdash; talkRADIO (@talkRADIO) <a href="https://twitter.com/talkRADIO/status/1448011144006938624?ref_src=twsrc%5Etfw">October 12, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.14 22:50 Thu
2

正しい発音は?110億円でリバプール加入のハンガリー代表MF“Szoboszlai”が名前の発音をレクチャー

リバプールへの完全移籍が決まったハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが自身の名前の発音を新天地のファンにレクチャーした。 22歳ながらハンガリー代表でキャプテンを務め、すでに32試合7ゴールを記録しているソボスライ。頭角を現したザルツブルクから2021年1月にライプツィヒへと移籍すると、2年半の在籍でブンデスリーガで62試合12ゴール16アシストを記録。その活躍が認められ、移籍金6000万ポンド(約110億円)でプレミアリーグ挑戦となった。 リバプールではレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏が着用していた背番号「8」を着用するなど期待の高まるソボスライだが、クラブの公式SNSで自身の発音をレクチャーする場面があった。 ハンガリー生まれハンガリー育ちのソボスライの名前のスペルは「Dominik Szoboszlai」。だが、本人の発音を聞く限りではドミニク・ソボスライのようだ。ソボスライにはzが2つ入っているが、これは発音しないようだ。 本人が明かした発音には、ファンも「完全にソボスライ」、「ソボスライと呼ばせて頂きます!」、「一番気になってたことありがとう」と反応。そのプレーにも注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】“Szoboszlai”の正しい発音はこちら</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Learn perfect pronunciation of Dominik Szoboszlai from the man himself <a href="https://t.co/EtUfUazHJZ">pic.twitter.com/EtUfUazHJZ</a></p>&mdash; Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1675523472624107520?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.03 21:45 Mon
3

ハンガリーサッカー連盟、イングランド戦で暴動を起こした自国サポーターへの制裁を発表

ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選で暴動を起こしたサポーターに対し、2年間のスタジアム入場禁止処分を下した。フランス『レキップ』が伝えている。 事件が起きたのは、12日に聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた欧州予選グループI第8節のイングランド代表vsハンガリー代表。 キックオフ直前に人種差別への抗議を示してピッチで片ヒザをついたイングランドの選手たちに対し、一部のハンガリーサポーターから大きなブーイングが浴びせられた。さらに、警備員に対しても人種差別的行為がなされたとして、警察が出動。 ハンガリーのサポーター1名が逮捕される事態となったが、興奮気味のサポーターは落ち着くどころか、警察官と殴り合いの騒動を起こし、さらに5名の逮捕者が出ていた。 この件に関してイングランドサッカー協会(FA)は「今夜のFIFA2022ワールドカップ予選、アウェイセクションにおける事件を認識している。我々は事件を調査し、FIFA(国際サッカー連盟)に報告する」と発表。 また、MLSZもFIFAの調査やそれに伴う制裁措置を待たずに暴動に関わった自国サポーターに対し、2年間のスタジアム入場禁止処分を科した。 MLSZのスポークスマンを務めるイェノ・シポス氏は「警備員によってその場で確認された数名の人々は、(ハンガリーの)スポーツ法の規定に基づき、2年間スポーツイベントへの参加を禁止された」とコメント。 なお、同氏によれば、現場で身元が確認できなかった一部のサポーターの身元を確認するため、現在も調査を続けているとのことだ。 2021.10.15 07:20 Fri
4

問題行動が続くハンガリー代表サポーター、W杯予選ポーランド戦は無観客…この半年で3度目の処分

ハンガリー代表のサポーターは、自身の行いによりワールドカップ(W杯)予選での参加を禁止されることとなった。 ハンガリー代表は、10月のカタールW杯欧州予選でイングランド代表とウェンブリー・スタジアムで対戦。試合中に警察と衝突を起こしていた。 ロンドン警視庁はスチュワードに向かって発言したハンガリーファンが「人種的に加重された公序良俗違反」で逮捕されたことを発表。「小規模な混乱」が発生したとしていた。 国際サッカー連盟(FIFA)は、この行為を行ったハンガリー代表に対し、11月15日に行われるポーランド代表との予選を無観客で行うことを決定。さらに、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)に対しては7万5000スイスフラン(約940万円)の罰金処分を科していたた。 ハンガリーファンは、9月にホームで行われたイングランド代表戦でも、選手に対して人種差別を行なっており、FIFAから2試合の無観客試合を命じられ、20万スイスフラン(約2500万円)の罰金が科されていた。 さらには、ユーロ2020期間中にハンガリーサポーターが差別行為を行なっており、3試合の無観客試合に。欧州サッカー連盟(UEFA)の管轄での試合が無観客となるため、W杯予選では適用されていなかったが、問題行動が続いている状況となっている。 なお、MLSZは独自に当該サポーターを処分。暴動に関わった自国サポーターに対し、2年間のスタジアム入場禁止処分を科していた。 <span class="paragraph-title">【動画】ハンガリーサポーターと警官隊の衝突</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">BREAKING: Hungary fans have clashed with police at Wembley during tonight&#39;s World Cup Qualifier against England. <a href="https://t.co/JKHlxzCzGy">pic.twitter.com/JKHlxzCzGy</a></p>&mdash; talkRADIO (@talkRADIO) <a href="https://twitter.com/talkRADIO/status/1448011144006938624?ref_src=twsrc%5Etfw">October 12, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.02 10:15 Tue
5

華麗なる天才、古豪ハンガリー復活の期待背負うNo.10/ドミニク・ソボスライ(ハンガリー代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFドミニク・ソボスライ(リバプール) 2000年10月25日(23歳) 2023-24シーズンからリバプールに加入したソボスライ。日本代表MF遠藤航、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターと共に、中盤で期待を寄せられた1人だ。 リバプールが7000万ユーロ(約118億円)の契約解除金を支払って獲得したRBライプツィヒから逸材。フィジカルも強く、テクニックを持ち合わせ、ブンデスリーガで異彩を放っていたソボスライは、ユーリティティ性も魅力だ。 インサイドハーフがメインだが、元々はサイドアタッカーとしてプレー。ザルツブルク時代には南野拓実(モナコ)と両サイドを形成していたアタッカー。その後、ライプツィヒでシャドーのポジションでプレーし、より攻撃的な力を見せつける。 ハンガリー期待の才能は“天才”と称されており、キックの精度がとにかく高く、ミドルシュートはお手のもの。威力、精度と申し分なく、リバプールでの1年目は数字を残せなかったが、ユーロの舞台での活躍に期待がかかる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ドイツ) 12.デーネシュ・ディブス(フェレンツヴァーロシュ) 22.ペーテル・サッパノシュ(パクシュFC) DF 2.アダム・ラング(オモニア・ニコシア/キプロス) 3.ボトンド・バログ(パルマ/イタリア) 4.アッティラ・サライ(フライブルク/ドイツ) 5.アッティラ・フィオーラ(フェヘールヴァール) 6.ヴィリー・オルバン(RBライプツィヒ/ドイツ) 7.ロイク・ネゴ(ル・アーヴル/フランス) 11.ミロシュ・ケルケズ(ボーンマス/イングランド) 14.ベンデグーズ・ボラ(セルヴェット/スイス) 18.ジョルト・ナジ(プスカシュ・アカデーミア) 21.エンドレ・ボトカ(フェレンツヴァーロシュ) 24.マールトン・ダルダイ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) MF 8.アダム・ナジ(スペツィア/イタリア) 10.ドミニク・ソボスライ(リバプール/イングランド) 13.アンドラス・シャーファー(ウニオン・ベルリン/ドイツ) 15.ラスロ・クラインハスラー(ハイドゥク・スプリト/クロアチア) 16.ダニエル・ガズダグ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ) 17.カラム・スタイルズ(サンダーランド/イングランド) 26.ミハーイ・カタ(MTKブダペスト) FW 9.マルティン・アダム(蔚山現代/韓国) 19.バルナバス・ヴァルガ(フェレンツヴァーロシュ) 20.ロランド・サライ(フライブルク/ドイツ) 23.ケヴィン・チョボト(ウーイペシュト) 25.クリストフェル・ホルヴァート(ケチケメート) <span class="paragraph-title">【動画】ソボスライ、シーズン序盤のリバプールでの活躍</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="x_V7a7bIMjo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 17:00 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly