ユーベとドローのインテル、指揮官は終盤のPK被弾悔やむ 「今日の唯一の欠点は…」

2021.10.25 15:16 Mon
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インテルシモーネ・インザーギ監督がユベントス戦の結果に悔しさを滲ませた。クラブ公式サイトが伝えている。
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インテルは24日、セリエA第9節でユベントスと対戦。15分にFWエディン・ジェコが先制点を挙げ、1点をリードすると、危なげない試合運びで試合終盤を迎えた。しかし、85分に思わぬ落とし穴が。DFデンゼル・ダンフリースがボックスぎりぎりの位置で相手DFアレックス・サンドロを蹴ったとして、VARの末にPKを献上してしまう。これを相手に決められ、“イタリア・ダービー”は結局、1-1でドロー決着。PK判定を巡っての抗議で、インザーギ監督が退場処分を受けたこともあり、後味の悪い結末となった。
試合後、インザーギ監督は終了間際の失点での敗戦を悔やんだ。

「ユベントスに何も譲ることなく、終始試合をリードしていただけに残念だ。2ポイントを捨てる形になったことには納得がいかない」
「審判は私から2メートルの位置にいて、『PKではない』と言っていたが、その後に呼び戻された。95分間共にいてくれたファンの人々、そして素晴らしい相手に試合をリードしてくれた選手たちに申し訳ない」

「トラブルは一度もなかったし、最初から最後までうまくゲームをコントロールできた。我々は、自分たちのパフォーマンスをスタートから見せた。前半、フィールド全体で相手のプレスによって苦労したし、ユベントスが後半から危険な選手を投入することはわかっていた」

「後半はよりコンパクトで、高い位置を取らないようにしていたが、カウンターの非常に強力なチームに、ゼロからチャンスを作られてしまった」

「チーム全体が助け合い、守備もしっかりしていた。今日の唯一の欠点は、我々が影響の大きなPKを科されたという結果だ」

また、ボックス内か外か、微妙な場面でPK判定を下した審判に向けては、皮肉を込めた言い方で批判した。

「相手に何も譲らず、優勢な状況の中で、 試合終了の数分前にPKを取られてしまったのは残念だ。審判が『PKではない』と合図しているのを見て、腹が立った。退場処分は問題ない。私が間違っていたのだ。審判の合図が間違っていたようにね」

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