久保欠場のマジョルカ、メスタージャ初凱旋のイ・ガンイン劇場でドロー《ラ・リーガ》
2021.10.23 23:10 Sat
ラ・リーガ第10節、バレンシアvsマジョルカが23日にメスタージャで行われ、2-2のドローに終わった。なお、マジョルカのMF久保建英は負傷の影響で招集外となった。
久保の負傷欠場が続く13位のマジョルカ(勝ち点11)は、10位のバレンシア(勝ち点12)を相手に2戦ぶりの白星を目指した。前節はレアル・ソシエダ相手に数的優位を生かすことができずに0-1のスコアで惜敗。その敗戦からのバウンスバックを図る中、5戦未勝利と失速するホームチームと対峙したこの一戦では古巣初対戦のイ・ガンインがアンヘルやダニ・ロドリゲスと共にスタメンを飾った。
立ち上がりから主導権争いが続く中、時間の経過と共にアウェイのマジョルカがより良い形でフィニッシュのシーンを作り出していく。
すると、32分にはメスタージャ凱旋の韓国代表MFが魅せる。イドリス・ババが高い位置でのパスカットから右サイドのタッチライン際で粘ってボールを残し、イ・ガンインに繋ぐ。そのままボックス右のゴールライン際まで運んだイ・ガンインは鮮やかなダブルタッチと細かいフェイントでラチッチ、ディアカビを翻弄し、左足でマイナスの折り返しを供給。これをフリーのアンヘルが冷静に流し込んだ。
イ・ガンインの見事なアシストから先手を奪ったマジョルカはバタつく相手の隙を突いて畳みかける。39分、右サイド深くに侵攻したマフェオから短い折り返しを受けたダニ・ロドリゲスがクロスを狙うと、DFディアカビの左腕に当たって大きくコースが変わったボールがそのままゴールネットを揺らした。
一連の交代策でホームチームが勢いを持って試合に入った中、やや受け身の入りとなったマジョルカにアクシデント。前半に1枚カードをもらっていたイ・ガンインがボールコントロールを誤った際に、ヴァスの脛に足裏を見せたキックを見舞い、不運な形ながらも2枚目のカードをもらって退場となった。
数的優位を得てより前がかるバレンシアは、サイドを起点にリスクを冒した攻めを見せるが、割り切って守る相手をなかなか崩し切れない。71分にはエウデル・コスタがボックス右で上げた浮き球のクロスをアンドレが頭で合わすが、左ポストの内側を叩いてゴールへ向かったボールはDFのゴールカバーに阻まれる。
その後、マジョルカは終盤にアタッカーを下げてハウメ・コスタを投入するなど、守備的な交代策で逃げ切りを図る。
だが、7分が加えられた後半アディショナルタイムにホームチームに意地を見せられた。まずは93分、ゴンサロ・ゲデスがボックス手前右から強烈なミドルシュートを放つと、DFの頭にディフレクトしたボールがゴール右隅に突き刺さる。さらに、98分にはマジョルカのカウンターを自陣で潰した流れからマヌ・バジェホのロングボールをボックス左のアンドレがギリギリで中へ折り返すと、これをガヤがアクロバティックな左足ボレーで合わせてラストプレーで2試合連続のゴラッソを決めた。
そして、試合は直後にタイムアップを迎え、メスタージャ初凱旋のイ・ガンインが良い意味でも悪い意味でも目立った一戦は2-2のドローに終わった。
久保の負傷欠場が続く13位のマジョルカ(勝ち点11)は、10位のバレンシア(勝ち点12)を相手に2戦ぶりの白星を目指した。前節はレアル・ソシエダ相手に数的優位を生かすことができずに0-1のスコアで惜敗。その敗戦からのバウンスバックを図る中、5戦未勝利と失速するホームチームと対峙したこの一戦では古巣初対戦のイ・ガンインがアンヘルやダニ・ロドリゲスと共にスタメンを飾った。
立ち上がりから主導権争いが続く中、時間の経過と共にアウェイのマジョルカがより良い形でフィニッシュのシーンを作り出していく。
イ・ガンインの見事なアシストから先手を奪ったマジョルカはバタつく相手の隙を突いて畳みかける。39分、右サイド深くに侵攻したマフェオから短い折り返しを受けたダニ・ロドリゲスがクロスを狙うと、DFディアカビの左腕に当たって大きくコースが変わったボールがそのままゴールネットを揺らした。
昇格組相手の2点ビハインドによってバレンシアニスタの怒号飛び交う中でハーフタイムを迎えたホームチームは、一気に3枚替えを敢行。失点に関与したディアカビとラチッチ、マキシ・ゴメスを下げてソレール、アルデレテ、アンドレを投入した。
一連の交代策でホームチームが勢いを持って試合に入った中、やや受け身の入りとなったマジョルカにアクシデント。前半に1枚カードをもらっていたイ・ガンインがボールコントロールを誤った際に、ヴァスの脛に足裏を見せたキックを見舞い、不運な形ながらも2枚目のカードをもらって退場となった。
数的優位を得てより前がかるバレンシアは、サイドを起点にリスクを冒した攻めを見せるが、割り切って守る相手をなかなか崩し切れない。71分にはエウデル・コスタがボックス右で上げた浮き球のクロスをアンドレが頭で合わすが、左ポストの内側を叩いてゴールへ向かったボールはDFのゴールカバーに阻まれる。
その後、マジョルカは終盤にアタッカーを下げてハウメ・コスタを投入するなど、守備的な交代策で逃げ切りを図る。
だが、7分が加えられた後半アディショナルタイムにホームチームに意地を見せられた。まずは93分、ゴンサロ・ゲデスがボックス手前右から強烈なミドルシュートを放つと、DFの頭にディフレクトしたボールがゴール右隅に突き刺さる。さらに、98分にはマジョルカのカウンターを自陣で潰した流れからマヌ・バジェホのロングボールをボックス左のアンドレがギリギリで中へ折り返すと、これをガヤがアクロバティックな左足ボレーで合わせてラストプレーで2試合連続のゴラッソを決めた。
そして、試合は直後にタイムアップを迎え、メスタージャ初凱旋のイ・ガンインが良い意味でも悪い意味でも目立った一戦は2-2のドローに終わった。
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首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 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