ECLで初黒星も…トッテナム指揮官は収穫強調 「出場時間を得た選手が成長する良いチャンスに」

2021.10.22 10:35 Fri
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トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント監督がヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)での敗北を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

トッテナムは21日に行われたECLグループG第3節でフィテッセとアウェイで対戦した。先週末のプレミアリーグからスタメン全員を変更したチームは敵地でチャンスを作りだすことに苦戦すると、78分に失点。反撃に転じたいところだったが、攻撃のエンジンは最後までかからず、0-1で敗れた。

この結果、トッテナムはグループ首位から3位に転落し、突破が危ぶまれる状況となっている。試合後のインタビューに応じたヌーノ監督は結果を嘆きつつも、パフォーマンスは悪くなかったと強調。そのうえで、ECLは選手が成長する良い機会になっていると語った。
「良いチームとのタフな試合だった。今日、出場した選手たちにとっては良い機会になったと思う。攻撃の終わらせ方についてはもう少しできることがあると思ったが、我々は献身的な姿勢を示していた」

「選手が出場時間を得て、成長するための良いチャンスになっただろう。我々はそうした機会を必要としている。そして、このECLはその一員として相応しい選手が向上し続けるための良い機会になっているね」
「これはグループステージであり、我々はこれからホームでフィテッセやレンヌと対戦し、アウェイでムラとも対戦する。状況を整理するには良いチャンスとなるはずだ」

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「マジかよ」「エグすぎる」プレミア歴代2位のFKの名手が衝撃のゴール! ウォード=プラウズがCKを直接叩き込みバズる「絶対狙ってる」

現役最高のキッカーとも言われるイングランド代表MFがとんでもないゴールを記録して話題となっている。 ゴールが決まったのは、6日に行われたプレミアリーグ第32節のウォルバーハンプトンvsウェストハムだ。 試合は、33分にパブロ・サラビアのPKでウォルバーハンプトンが先制するも、78分にジェームズ・パケタがPKを決めてウェストハムが追いつく展開となった。 そんな中、迎えた85分にその瞬間が訪れる。 同点に追いつき、押せ押せ状態のウェストハムはCKを獲得。キッカーのジェームズ・ウォード=プラウズが左CKからクロスを入れると、これは相手の裏をかいてそのままゴールへ。GKジョゼ・サの頭上を越え、ファーサイドのネットに突き刺さった。 圧巻の直接CKに相手GKジョゼ・サもお手上げ。ギリギリのラインで縦に落ちるボールを蹴り込み、ウォード=プラウズもご機嫌だった。 衝撃的なゴールにファンも「さすがウォードプラウズ」、「マジかよ」、「エグすぎる」、「これは本当に凄すぎる」、「絶対狙ってるよな」とコメントが集まった。 ウォード=プラウズはフリーキックの名手として知られ、プレミアリーグでは歴代2位の17本の直接FKを決めている。なお、1位は元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏で18本。CKがカウントされるかは不明だが、キック精度の高さを見せつけた。 なお、試合はこのゴールが決勝点となり、1-2でウェストハムが逆転勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】衝撃のゴール!FKの名手が狙い澄ましたCKから直接ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IGOiDXMlMO0";var video_start = 477;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.07 13:25 Sun

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