2試合が白熱ドロー! レバノンが初勝利《カタールW杯アジア最終予選》
2021.10.13 04:04 Wed
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第4節が12日に行われた。
首位攻防戦となったイラン代表(勝ち点9)と、2位の韓国代表(勝ち点7)の一戦は、1-1のドローに終わった。
前半は韓国、後半はイランがペースを握る展開に。そして、0-0で折り返した後半立ち上がりの48分に韓国がソン・フンミンの2試合連続ゴールで先制に成功。だが、イランも後半半ば過ぎの76分にジャハンバクシュのゴールで追いつく。以降は互いに勝ち越しのチャンスがあったものの、試合の均衡は保たれたままドロー決着となった。
勝ち点2で並ぶ3位のUAE代表と5位のイラク代表の初勝利を懸けた一戦は、2-2のドローに終わった。
試合はホームのUAEがボールを握り、アウェイのイラクがカウンターで応戦する構図の下で拮抗した攻防が繰り広げられる。その中で33分、ボックス付近での細かな連携からゴール前に飛び出したカイオ・カネドが冷静にシュートを流し込み、ホームチームが先手を奪った。
それでも、ホームで意地を見せるUAEは試合終了間際の93分、ワリード・アッバスの左クロスに飛び込んだアリー・マブフートがワンタッチで押し込み、土壇場で追いつく。
さらに、勢いづくUAEはラストプレーでのパワープレーから勝ち越しに迫ったものの、相手GKのビッグセーブに遭う。この場面ではゴールラインを割ったかのVARによるレビューが入った中、佐藤隆治主審のジャッジに注目が集まったが、同主審はノーファウルでの試合終了という判定を下した。そして、白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
また、最下位のシリア代表(勝ち点1)と4位のレバノン代表(勝ち点2)の一戦は、アウェイのレバノンが2-3で逆転勝利した。
共に初勝利を懸けて臨んだ一戦は壮絶な打ち合いの展開となった中、前半終了間際のモハマド・ケドゥの2ゴール、後半序盤に追加点を挙げたレバノンが終盤のシリアの追い上げを振り切って初勝利。グループ3位に浮上している。
イラン代表 1-1 韓国代表
【イラン】
ジャハンバクシュ(76分)
【韓国】
ソン・フンミン(48分)
UAE代表 2-2 イラク代表
【UAE】
カイオ・カネド(33分)
アリー・マブフート(90分+3)
【イラク】
オウンゴール(74分)
アイマン・フサイン(89分)
シリア代表 2-3 レバノン代表
【シリア】
オマル・ハルビン(20分)
オマル・アルスマ(65分)
【レバノン】
モハマド・ケドゥ(45分+1)
モハマド・ケドゥ(45分+3)
スーニー・サード(53分)
首位攻防戦となったイラン代表(勝ち点9)と、2位の韓国代表(勝ち点7)の一戦は、1-1のドローに終わった。
前半は韓国、後半はイランがペースを握る展開に。そして、0-0で折り返した後半立ち上がりの48分に韓国がソン・フンミンの2試合連続ゴールで先制に成功。だが、イランも後半半ば過ぎの76分にジャハンバクシュのゴールで追いつく。以降は互いに勝ち越しのチャンスがあったものの、試合の均衡は保たれたままドロー決着となった。
試合はホームのUAEがボールを握り、アウェイのイラクがカウンターで応戦する構図の下で拮抗した攻防が繰り広げられる。その中で33分、ボックス付近での細かな連携からゴール前に飛び出したカイオ・カネドが冷静にシュートを流し込み、ホームチームが先手を奪った。
1点リードで試合を折り返したUAEは後半もカウンターから幾度か追加点のチャンスを迎えるが、決め切ることができない。すると、74分にはクロスに対して目測を誤ったDFアル=アッタスの痛恨のオウンゴールによってスコアをタイに戻された。さらに、89分にはイラクの3選手の好連携からアイマン・フサインに逆転ゴールを奪われる。
それでも、ホームで意地を見せるUAEは試合終了間際の93分、ワリード・アッバスの左クロスに飛び込んだアリー・マブフートがワンタッチで押し込み、土壇場で追いつく。
さらに、勢いづくUAEはラストプレーでのパワープレーから勝ち越しに迫ったものの、相手GKのビッグセーブに遭う。この場面ではゴールラインを割ったかのVARによるレビューが入った中、佐藤隆治主審のジャッジに注目が集まったが、同主審はノーファウルでの試合終了という判定を下した。そして、白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
また、最下位のシリア代表(勝ち点1)と4位のレバノン代表(勝ち点2)の一戦は、アウェイのレバノンが2-3で逆転勝利した。
共に初勝利を懸けて臨んだ一戦は壮絶な打ち合いの展開となった中、前半終了間際のモハマド・ケドゥの2ゴール、後半序盤に追加点を挙げたレバノンが終盤のシリアの追い上げを振り切って初勝利。グループ3位に浮上している。
イラン代表 1-1 韓国代表
【イラン】
ジャハンバクシュ(76分)
【韓国】
ソン・フンミン(48分)
UAE代表 2-2 イラク代表
【UAE】
カイオ・カネド(33分)
アリー・マブフート(90分+3)
【イラク】
オウンゴール(74分)
アイマン・フサイン(89分)
シリア代表 2-3 レバノン代表
【シリア】
オマル・ハルビン(20分)
オマル・アルスマ(65分)
【レバノン】
モハマド・ケドゥ(45分+1)
モハマド・ケドゥ(45分+3)
スーニー・サード(53分)
イランの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
イランの人気記事ランキング
1
飛距離は60m超え! イラン代表“強肩”GKの超ロングスローがギネス世界記録に認定
イラン代表GKのロングスローがギネス世界記録に認定された。 ポルトガルのボアヴィスタは25日、所属するGKアリレザ・ベイランヴァンドのフィードが、サッカーの公式戦における最長のハンドスローとしてギネス世界記録に認定されたと発表した。 ベイランヴァンドは2016年10月11日にイランのテヘランで行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節の韓国代表戦に、イラン代表GKとして出場した。この試合中におけるフィードスローが61m26mmを記録。ラストパスにもなった超ロングフィーが、手による世界最長のフィードとしてギネス記録に認定された。 ベイランヴァンドは今夏にベルギーのロイヤル・アントワープからボアヴィスタへと、買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入。 イラン代表としても49試合に出場し、今年9月2日に行われたカタールW杯アジア最終予選の初戦、シリア代表戦でも強肩ぶりを披露していた。 <span class="paragraph-title">【動画】世界記録に認定された60m超えのロングスロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Cebk0MO1sCw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.11.27 20:21 Sat2
現記録保持者アリ・ダエイ、C・ロナウドの代表得点記録更新を確信
元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏(51)が、自身が持つ代表通算得点記録更新に近づくポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)について言及した。 現役時代にペルセポリスといった国内クラブ、バイエルンやヘルタ・ベルリンで活躍したアジア歴代最高のストライカーとも評されるダエイ氏。とりわけ、イラン代表での活躍は圧巻で、149試合の国際Aマッチ出場で通算109ゴールを記録。この数字は国際Aマッチにおける通算得点記録の世界記録となっている。 この偉大な得点記録の更新は不可能かに思われたが、現在更新に迫っているのが、世界最高のフットボーラーの一人と評されるC・ロナウドだ。 C・ロナウドはここまでポルトガル代表で168試合に出場し102ゴールを挙げている。2020年の残りの代表戦では17日のUEFAネーションズリーグ、クロアチア代表戦のみとなっており、今年中の記録更新は不可能と言えるが、2021年中の達成は十分に可能と思われる。 そして、ダエイ氏はイタリア『tuttomercatoweb』のインタビューを通じて、C・ロナウドが自身の記録を更新することを確信していると語っている。 「彼を直接祝福したいと思っているよ。ロナウドはこれまでにポルトガルで102ゴールを決めており、私の記録を上回ると確信している。ただ、7ゴールの差があることもわかっているよ」 「彼のような偉大なプレーヤーが私の記録を破ることになれば、それは私にとっても本当に名誉なことだよ。ロナウドはこの時代だけでなく、歴代最高のプレーヤーの1人だからね。彼は文句なしの怪物だからね」 2020.11.17 17:54 Tue3
イラン代表の新指揮官にガレノイー氏! 過去に選手&監督を経験
イランサッカー協会(FFIRI)は12日、アミール・ガレノイー氏(59)のイラン代表監督招へいを発表した。 イランでは昨年9月からカタール・ワールドカップ本大会までカルロス・ケイロス氏がチームを指揮。しかし、同氏は先日にカタール代表の新指揮官に就任した。 これを受け、後任人事に着手していたFFIRIは、元イラン代表MFで2006年から2007年まで代表チームを指揮した経験を持つガレノイー氏を、18年ぶりに再招へいする決断を下した。 イラン代表として通算20試合に出場したガレノイー氏は、古巣エステグラルやセパハン、トラークトゥールといった国内クラブの指揮官を歴任。2020年から直近まではゴル・ゴハールを指揮していた。 なお、ガレノイー氏率いる新生イランは、今月23日にロシア代表との国際親善試合に臨む予定だ。 2023.03.13 06:30 Mon4
「アジアのイブラヒモビッチ」「えぐいな」日本代表も苦戦したイランFWアズムンが豪快バイシクル!日本のファンも称賛「荒いけど実力は本物」
日本戦でも活躍したイラン代表FWサルダール・アズムンが見事なゴールを決めた。 アジアカップ2023準決勝が7日に行われ、イランはカタール代表と対戦した。 準々決勝で日本代表を撃破したイランとカタールの一戦。イランは日本戦は出場停止だったFWメフディ・タレミとアズムンが2トップを形成すると、開始わずか4分でゴールを奪う。 右サイドでのロングスローの流れから、ルーズボールをボックス左のアズムンが器用にバイシクルシュート。枠を捉えたシュートがゴールネットを揺らした。 見事なバイシクルキックには、日本のファンも称賛。「荒いけど実力は本物」、「アジアのイブラヒモビッチ」、「えぐいな」、「上手すぎる」とコメントを寄せている。 その後打ち合いとなった試合はカタールが3-2で逆転勝利。イランは準決勝で姿を消すこととなったが、アズムンは日本戦に続き存在感を発揮していた。 <span class="paragraph-title">【動画】驚異の身体能力!アズムンが豪快なバイシクルキック</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jnPcSZwNT8k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.08 10:50 Thu5
