ECL連勝目指すローマ、モウリーニョ監督はウクライナ遠征の難しさ指摘 「明日の試合も簡単ではない」

2021.09.30 16:58 Thu
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ローマジョゼ・モウリーニョ監督がヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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シーズン開幕から公式戦6連勝と絶好のスタートを切ったものの、セリエAでの直近3試合で2敗とやや失速気味のローマ。先週末に行われたローマ・ダービーでも敗れており、30日に行われるECLグループC第2節のゾリャ戦では悪い流れを払拭する戦いが求められている。試合の前日会見に出席したモウリーニョ監督はウクライナ遠征の難しさに触れつつ、勝利を目指すとコメント。難しい相手と戦うため、チームには高い集中力が必要だと強調した。
「何年も前、12月にゾリャと対戦したことがあったが、そのときとはピッチコンディションも異なるはずだ。今回はほぼ理想的な状態でプレーできるだろう。まだスタジアムやピッチを見てはいないが、すべてが順調であり、気温もプレーに最適だ」

「試合そのものが常にモチベーションになる。もちろん、チャンピオンズリーグ(CL)とECLのどちらで勝ちたいかと聞かれれば、正直なところ、CLと答えざるを得ない。だが、我々はECLで戦う以上、それを勝ち取る努力をしなければならない。とはいえ、優勝を気にするのはまだ先のことであり、今の目標は明日勝つことだ。そして、第一の目標はできるだけ早めのグループリーグ突破であり、首位通過だね」
「私は以前、インテル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官としてウクライナで戦ったことがある。ローマは私がここに連れてきた4番目のチームになるが、これまで簡単な試合をした記憶はない。インテルでは最後の最後に勝ち、チェルシーでは0-0のドロー、ユナイテッドでは1-0の勝利だった。だから、明日の試合も簡単ではないだろう」

「ゾリャは非常によく組織されており、[4-4-2]の構造の中で選手全員が自分の役割をよく理解している。この試合に簡単なことは何もなく、我々は集中して試合に臨む必要があるだろう」

また、モウリーニョ監督はスタメンを数人入れ替える可能性を示唆。一方で、たとえスタメンを変更したとしても、勝利を目指す姿勢に変化はないと語った。

「いくつか選手を変更することと、"セカンドチーム"を語るのは別の話だ。我々にセカンドチームという概念はない。もちろん、何人かの選手を休ませる必要があり、これまであまり活躍できなかった数名にチャンスを与えることも必要だ。とはいえ、我々は強力なグループとしてここに来ており、試合に勝つことを目的としている」

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「チームは再び団結した」ローマの立て直しに成功した“老将”ラニエリ、自身の今後の去就については「引退が正しい選択だ!」

ローマを立て直したクラウディオ・ラニエリ監督が、ここまでの成果を喜びつつ自身の去就にも言及した。 ラニエリ監督は、昨年11月にローマの指揮官に就任。昨夏に監督業からの引退を表明していたが、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任し、大混乱に陥っていた愛するローマからのオファーを受け、指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、そこから流石の手腕でチームを立て直し始めると、12月のセリエA第17節パルマ戦で5-0の大勝を収めてからはセリエA13戦無敗(10勝3分け)に。2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、低迷していたチームを一気に欧州カップ出場権争いができるところまで押し上げた。 シーズン前半戦、クラブへの不満を爆発させていたファンからも、厚い信頼を受けるラニエリ監督。来シーズンも引き続き指揮を執る姿が期待されるが、本人は今シーズン限りでの退任を明言している。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた73歳の老将は、ここまでの手応えについて言及。元々自信さえ与えれば、クオリティは備えているチームだったことを強調している。 「私は仕事や選手たちに対して、常にポジティブな人間だと思う。だから、これはそれほど驚くことではないんだ。私が着任したとき、自信を少し失っていた強いチームがそこにあった」 「私はただ彼らを団結させ、自信を与え、彼らが得るべきものを与えようとしたんだ。そしてチームは再び団結し、多くのことを成し遂げてくれている。この先は素晴らしい、しかし一方で難しい部分がやってくるだろう」 「それでも、私はこれまでと同じように楽しくて楽観的なアプローチを続けていく。そして、ファンがこのチームを好きになってくれるよう努めなければならない」 また、最後に今後も監督業を続けるかとの質問を受けたラニエリ監督は、「いや、いや、いや、引退が正しい選択だ!」と断言しており、意思は変わらない姿勢を示した。 2025.03.19 13:05 Wed

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