開幕戦黒星のライプツィヒ、指揮官はアメリカ人監督対決に気合い 「最高のパフォーマンスが必要」

2021.08.20 17:48 Fri
Getty Images
RBライプツィヒのジェス・マーシュ監督がブンデスリーガ第2節への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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昨季のブンデスリーガでバイエルンと優勝争いを繰り広げ、最終的には2位で終えたライプツィヒだったが、ユリアン・ナーゲルスマン監督がバイエルンに引き抜かれる形で退任。今シーズンからマーシュ監督が指揮を執っている。
新体制下で先週末にブンデスリーガ開幕節のマインツ戦を迎えたものの、相手の守備を最後まで崩せず0-1のスコアで敗北。最高のスタートを切ることはできなかった。

リーグ初勝利を狙うライプツィヒは、20日に行われるブンデスリーガ第2節においてホームでマインツと対戦。試合前の会見に出席したマーシュ監督は前節の敗北を悔やみつつ、同じアメリカ人指揮官であるペッレグリノ・マタラッツォ監督率いる対戦相手への勝利を意気込んだ。

「悪い結果の後の短い一週間だった。我々にとってはすぐにピッチに戻ってこられるのは良いことだ。皆が開幕戦には失望していたからね。強く深い守備をしてくる相手に対して、明確さを欠いていた」
「マインツ戦では、ほとんどすべての時間ポゼッションをしていたから、プレッシングが問題ではなかった。先制を許した後の我々は、賢いプレーができなかったと思う。我々はよりフィットして、より鋭く、より良くなるために努力している」

「マタラッツォは素晴らしい監督であり、シュツットガルトで素晴らしい仕事をしている。彼のドイツでのキャリアは非常に興味深いね。私は大学時代に彼と対戦したこともあるんだ。監督としての彼は、間違いなく私のアイドルの一人だよ」

「数年前まで、2人のアメリカ人監督がブンデスリーガで対戦するなんて想像もできなかった。私は彼と、彼がチームで成し遂げたことに大きな敬意を抱いている。我々にとっては、大きな挑戦になるだろう」

「我々はフィットしている強いチームを目指すため、トレーニングは非常に激しいものになっている。だからマインツ戦の後には何人かの選手が疲れを感じていたことは認識しているが、それは金曜日の試合の言い訳にはならない。良い相手に対して、最高のパフォーマンスを発揮する必要がある」

また、マーシュ監督はマインツ戦ではようやく観客の入ったホームスタジアムでプレーできることに言及。ファンの存在がチームにモチベーションを与えてくれることを期待した。

「金曜日の試合で、ようやくファンの前でプレーできる。信じられないね。現時点で、すでに2万枚以上のチケットが販売されている。これは非常にエキサイティングであり、我々にさらなるモチベーションを与えてくれるだろう」

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