東京五輪で金メダルのB・ギマランイスが所属リヨンに感謝 「誠実に約束を守ってくれた」

2021.08.08 17:00 Sun
Getty Images
U-24ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが、東京オリンピックでの金メダル獲得に喜びを噛みしめると共に、所属クラブのリヨンに対する感謝を語った。フランス『レキップ』が伝えている。

ブラジルは、7日に横浜国際総合競技場で行われたU-24スペイン代表との決勝を延長戦の末に2-1で勝利し、2016年のリオデジャネイロオリンピックに続く大会連覇を飾った。

今大会の全試合にスタメン出場し、攻守に安定したパフォーマンスで優勝に貢献したボランチの主力は、「夢の実現」を心から喜んでいる。
「夢が実現したよ。金メダル獲得を心から嬉しく思っているし、今は本当に言葉がないよ。とても良いトーナメントだったと思うし、決勝の後半は良くなかったとしても、全試合を通じてうまくゲームをコントロールできたと思っているよ」

また、各国協会に強制力がないオリンピックではヨーロッパを中心に多くのクラブが選手の派遣を拒否していた中、リヨンは加入時の取り決めもあり、ギマランイスの東京行きを了承していた。
そのため、ギマランイスは自身の金メダル獲得の夢の実現をサポートしてくれたクラブに対する感謝を口に。さらに、休暇返上でクラブのために戦うことを約束している。

「僕はリヨンとの契約によって今大会に出場できた。そのことに関してジャン=ミシェル・オラス会長、(スポーツディレクターの)ジュニーニョに感謝したい。彼らは誠実に約束を守ってくれたんだ。それは僕にとってとても重要なことだった」

「僕はこれから日曜にリヨンへ戻り、月曜からクラブのトレーニングに参加する。僕にバケーションはないよ!」

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