ボルドーの新指揮官ペトコビッチが所信表明 「スイス代表を指揮した後、何か違うことをしたかった…」

2021.07.31 15:14 Sat
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ボルドーの新指揮官に就任したウラジミール・ペトコビッチ監督(57)が新天地で初の公式会見で意気込みを語った。フランス『レキップ』が伝えている。
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ラツィオで優れた手腕を発揮したペトコビッチ監督は、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)後にスイス代表監督に就任。以降、ユーロ2016でベスト16、ロシアW杯でもベスト16、そして今月行われたユーロ2020ではスイスを初のベスト8進出に導いていた。スイス代表との契約は2022年末まで残っていたが、これを解除してボルドーと2024年6月までの3年契約を締結した。
ジャン=ルイ・ガセ前監督の後任としてボルドーの新指揮官に就任したペトコビッチ監督は、「何か違うことをしたかった」とリーグ・アンの名門行きを決断した背景を説明している。

「7年間スイス代表を指揮した後、私は何か違うことをしたいと思い、ここに来た。ユーロの後、各クラブはすでに組織を固め始めており、自分がクラブチームの指揮を取れるとは微塵も考えずに休暇に出かけていた。すると、思いがけずボルドーから声がかかり、自分にとって重大なチャンスだと受け止めた」
「すぐに会長に会って、相手がどんな人であるかをすぐに理解した。ここにはプロジェクトがあり、私はチャレンジを楽しみ、この素晴らしいクラブをボルドーのファンにふさわしいレベルに引き上げたいと願う人々と一緒に仕事をしたいと思っている」

「ボルドーは名門クラブであり、伝統のある地域、特別なサポーターを持つ偉大なクラブだ。そして、今ここには何かを変えようとしているのではなく、構築しようとしている非常に緻密なプロジェクトがある」

なお、昨シーズンのリーグ・アンを12位で終えたボルドーは深刻な財政難を理由に前オーナーグループのキングストリートが、前リールのオーナーであるルクセンブルクの実業家ジェラール・ロペス氏にクラブを売却した。

一連の流れで一時は暫定降格措置を取られていたが、新体制移行が決定したクラブは今後積極補強に動く構えだ。

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