開始8分で2点先取の鳥栖、終盤にPK献上でC大阪と痛恨ドロー【明治安田J1第22節】

2021.07.24 21:45 Sat
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明治安田生命J1リーグ第22節、サガン鳥栖vsセレッソ大阪が24日に駅前不動産スタジアムで行われ、3-3のドローに終わった。

現在4位に位置している鳥栖は、直近の名古屋グランパス戦で勝利し、5試合ぶりの白星を挙げた。3位のヴィッセル神戸との勝ち点差は1試合少ない状態で4ポイントとなっており、上位に食らいつく為にも重要な一戦となる。前節からスタメンの変更はなく、オリンピックで林を欠く中、小屋松と酒井の2トップで試合に臨む。

一方のセレッソ大阪は、前節のFC東京戦では2点ビハインドから一時は逆転したものの3-3のドロー。なかなか勝ち切ることができずリーグ戦8試合未勝利となっている。こちらも前節からスタメンの変更はせず、大久保と加藤による大ベテランと若手の2トップを組んだ。

鳥栖のキックオフで開始された試合は、1分足らずでいきなりネットが揺れる展開となる。センターバックのエドゥアルドがバックラインから右前線へロングフィード。これを受けた小屋松がドリブルで中央へ持ち込み、駆け上がってきた酒井へスルーパスを送ると、酒井はトラップから倒れ込みながらもゴール右下にシュートを決めた。

開始45秒のゴールで先制した鳥栖は、8分にもC大阪のゴールに襲い掛かる。サイドを広く使ったパスワークから、左の高い位置でボールを受けた中野がグラウンダーのクロスを送る。これはC大阪ディフェンスにクリアされたものの、大畑がボックス左手前でこのボールを拾い再度グラウンダー性のクロス。これをファーでフリーとなっていた小屋松がゴールへ流し込み追加点を奪った。

ここまで鳥栖にチャンスを確実に決められていたC大阪は、18分に反撃の狼煙を上げる。右サイドの高い位置で鳥栖のディフェンスにプレスをかけ、クリアボールを身体に当てた坂本。このこぼれ球をボックス右で加藤が拾うと、DFを1人はがしてシュートを放つ。グラウンダー性でゴールへ向かっていたボールは、DFに当たり跳ね上がってゴールイン。C大阪が1点を返し、打ち合いの様相を呈してきた。

試合開始早々から2点を奪って以降は、C大阪にゴールを封じられていた鳥栖。このまま試合を折り返すかに思われた前半アディショナルタイム、背番号10が相手を突き放す。ミドルサードでボールを奪ったエドゥアルドからパスを受けた樋口は、ハーフラインからドリブルを開始。フリーでバイタルエリア右までボールを運びシュートを選ぶと、グラウンダー性の強烈なミドルシュートが対角のゴール左下に突き刺さり、再び2点差とした。

後半になっても鳥栖の勢いは衰えず、56分にもC大阪ゴールへ迫る。仙頭の左CKにエドゥアルドが反応し、相手ディフェンダーを抑えながら胸トラップ。やや大きくなったものの、身体を捻りながら振り向きざまにシュートを放つと、これが相手DFに当たりゴールへ吸い込まれた。

しかい、ここで主審がオンフィールドレビューに入る。VARチェックの結果、エドゥアルドのトラップ時にハンドがあったとみなされ、ノーゴールの判定となった。

ここまで鳥栖のペースに飲まれ続けていたC大阪だが、68分に敵陣中央からの原川のFKがクロスバーを直撃すると、ここから怒涛の波状攻撃を見せる。セカンドボールを拾った高木のシュートはゴールライン上で相手DFにクリアされるも、今度は左サイドから清武が右足クロス。これは鳥栖GK朴にキャッチされるも、着地と同時にファンブルしたところを坂本が粘り強く繫ぎ、最後は加藤がボックス中央から豪快にシュートを突き刺した。

これで同点まであと1点と迫ったC大阪。根気強く攻撃を仕掛けていると、86分にビッグチャンスが訪れる。鳥栖陣内中央でボールを受けた坂本が、相手を抑えながらボックス内までドリブルで前進。ここで仙頭に腕を引っ張られる形で転倒し、PKを獲得する。

一度はオンフィールドレビューが入ったものの、PKの判定は変わらず、キッカーの坂本が冷静にゴール中央へグラウンダーで流し込み、アウェイチームがついに同点に追いつく。

試合開始早々から2点を挙げた鳥栖だったが、終わってみればドロー。C大阪は前節に続けて3-3のドローで9戦未勝利となっており、ACLのグループステージ突破とは裏腹に厳しいリーグ戦を強いられている。

サガン鳥栖 3-3 セレッソ大阪
【鳥栖】
酒井宣福(前1)
小屋松知哉(前8)
樋口雄太(前46)
【C大阪】
加藤陸次樹(前18)
加藤陸次樹(後24)
坂元達裕(後42)【PK】

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後半ATに宮城天の無回転ミドルが炸裂! 采配光った川崎Fが逆転で鹿島を下す【明治安田J1第32節】

明治安田生命J1リーグ第32節、鹿島アントラーズvs川崎フロンターレが22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-2で川崎Fが勝利した。 ACL組のスケジュールに備えて前倒し日程が組まれていた一戦。鹿島は直近の第29節でガンバ大阪に快勝し、ルヴァンカップを含めた公式戦の連敗を3試合で止めた。対する川崎Fは第29節で徳島ヴォルティスに勝利し、ルヴァンカップとACLの2つのカップ戦敗退の悔しさを一旦は晴らした。 鹿島は3位争い、川崎Fは横浜F・マリノスとの優勝争いで有利に立つためにも負けられない一戦だが、鹿島から見ると川崎Fは11戦未勝利の相手で、2015年の8月29日に勝利して以降苦杯を嘗め続けている。 しかし、そんな鹿島が序盤から攻勢に。G大阪戦と同じスタメンを並べた中、6分に左サイドの深い位置で安西が山根とマッチアップ。安西が相手の股を抜いてボックスへ侵攻しようとしたところ、後ろからスライディングタックルに遭い転倒。これでPKもしくはFK獲得かに思われたが、主審はノーファウルと判断した。 一方、徳島戦から先発を4名変更し、レアンドロ・ダミアンや家長をスタメンに戻した川崎Fは、その徳島戦でデビューし、PK獲得と1アシストの活躍を披露したマルシーニョが奮闘する。 まずは16分、右サイドから入ったクロスがボックス左に流れたところをシュート。しかし、これはGK沖に止められる。30分には、カウンターから味方との連係で抜け出しボックス左に侵入。ゴール前には2人の味方が待つ千載一遇のチャンスだったが、ドリブルが大きくなったところをDFに処理されてしまった。 ゴールレスで迎えた後半もマルシーニョの勢いは継続。54分に味方のパスに抜け出し、DFと競り合いながらもドリブルシュート。ここはブロックされてしまうが、セカンドボールを旗手が蹴り込んでネットを揺らした。しかし、惜しくもマルシーニョがオフサイドの判定。試合は0-0の状態が続く。 しかし61分、ついに試合が動く。前半から存在感を放っていた安西が左サイドから上げたクロスをボックス中央に飛び込んだファン・アラーノがヘディングシュート。当たり損なったものの、ボールは地面を叩いて山なりとなり、GKチョン・ソンリョンも届かないループシュートの様な軌道でゴールに吸い込まれた。 その後、和泉を下げて土居を投入した鹿島に対し、川崎Fは一挙に3枚替え。登里、マルシーニョ、シミッチに代えて小林、宮城、脇坂をピッチへ送り込んだ。 だが、先制した鹿島は簡単には流れを渡さない。74分には左からピトゥカが右ポストを掠める鋭いシュートで相手をけん制。76分にはFKの折り返しを上田が合わせにいく。 流れを変えたい川崎Fは、レアンドロ・ダミアンを知念に、橘田を山村にと、交代カードを立て続けに使用。すると山村は交代直後の83分、左サイドから上がった脇坂のFKを頭で合わせて同点ゴール。ファーストタッチがネットを揺らした。 これで俄然勢いが増したアウェイチーム。すると迎えた後半アディショナルタイム。このまま終わるかに思われた94分に、ボックス右手前でボールを持った宮城が右足を強振。無回転の強烈なシュートがゴール中央に突き刺さり、土壇場で逆転に成功した。 結局、交代策が功を奏した川崎Fが逆転勝利を収めて3連勝。また一歩優勝に近づいた。 鹿島アントラーズ 1-2 川崎フロンターレ 【鹿島】 ファン・アラーノ(後16) 【川崎F】 山村和也(後38) 宮城天(後49) 2021.09.22 21:05 Wed
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新規感染者の減少で入場人数の上限変更か?/六川亨の日本サッカーの歩み

毎月恒例のNPB(日本野球機構)とJリーグ、そして専門ドクター3氏による第39回対策連絡会議が9月21日に開催された。定刻どおり10時30分に始まったメディアブリーフィングは、冒頭で斉藤惇NPBコミッショナーが「今日は専門家の方々からご意見をいただきました。JリーグとNPBからの報告はありません」と言ったとおり、質疑応答でも質問は1つしか出ず、過去最短の21分間で終了した。 会議がスタートして約1年半、すでに「議論百出」といったところか。 それでもここ2週間は新規感染者が減少しているため、入場者数の制限について斉藤コミッショナーは「いまは50%もしくは5000人の少ない方ですが、希望としては50%か1万人、もしくは1万2000人の少ない方を認めていただきたい」と制限緩和に期待するコメントを口にした。 その上で、「トップ(菅義偉首相)が変わるので、コロナ対策室のトップがどうなるか。窓口がどうなるのか、早めに交渉に入りたい」との希望を述べた。 政府は10月4日に臨時国会を召集して菅首相の後任首相を選出する予定だ。このため新内閣が発足すれば、コロナ対策室のメンバーも変わるかもしれない。現状では19都道府県に出されている緊急事態宣言は、今月末で解除される可能性が高いだろう。 しかし政府は8月末に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の適用されている地域では、大規模イベントの参加人数を「収容人数の50%か5000人の少ない方」とする決定を10月末まで延長したままだ。そこで9月末で緊急事態宣言が解除された場合、新たなコロナ対策室と収容人数の上限について、斉藤コミッショナーは早急に協議したいとの意向を示したのである。 さらにワクチンの2回接種が徐々に浸透するにつれ、接種の証明書や検査の陰性証明書を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」の活用による、飲食や旅行などの制限緩和についても意見が交換された。 座長であり東北医科薬科大学の賀来満夫ドクターは「具体的な方法論はこれから。議論はいま始まったばかり」と言うものの、村井満チェアマンは「ドクターの意見を聞きながらプランニングしたい。ワクチンや陰性証明書をどうするか。運営の議論もしっかりしていきたい」と、実際に導入した際は“誰”が“どこ”で、“どのように”チェックするのかも視野に入れていた。 奇しくも次回の対策連絡会議は10月4日の月曜日。ただし会議は午前中のため自民党の新総裁決定には間に合わないし、新内閣の発足と新たなコロナ対策室のスタートもそれ以降になる。それでもこのまま新規感染者の減少が続けば、スタジアムに多くの観客が戻る日もそう遠い日ではないかもしれない。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2021.09.21 21:00 Tue
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