いよいよ開幕が近づく、新しいワクワク! イチオシは林大地

2021.07.20 22:30 Tue
Getty Images
こんにちは。安永聡太郎です。
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ユーロはイタリアの劇的な優勝で終わりました。個人的には大会が始まる前まであまり注目していませんでしたが、開幕戦で良い意味での驚きを戦術的に与えてくれたチームの優勝は非常に嬉しく思いました。[1-4-3-3]をベースに、攻撃時は[1-3-2-4-1]に可変する。可変の理由は、インシーニェを左ハーフスペースに配置してグループで崩す左サイドと、スペースを与えて個人での単独突破を目指す右サイドの色合いをはっきりさせる意味があったと思います。
手詰まる時はウイングの利き足を変えてボックスへの進入手段を変更し、それでも効かない時はインシーニェのゼロトップを選択して中盤に厚みをもたらし進入回数を増やす。で、守ると決めたらカテナチオ!

準々決勝からベルギー、スペイン、イングランドを倒しての優勝は、イタリアファンでなくても納得の優勝ではないでしょうか!
さて、そのユーロも終わり色々と問題も解決されないまま迎える印象のある、待ちに待ったオリンピックが開幕します!選手の皆さんには、サッカーだけに限らず心から声援を送りたいですね。

と言っても、やはり私の注目は当たり前ながらサッカーです。なぜなら、メダルを期待せずにはいられないメンバーが揃っているからです。

基本フォーメーションは守備時[1-4-4-2]、攻撃時[1-2-4-3-1]に、相手を観ながらシステムチェンジする。誰がどこでプレーするかで戦い方も変えられる、守ると決めたら歴代最強クラスのカテナチオ!

初戦は22日(木)に南アフリカ。アフリカを勝ち抜いた身体能力+チーム戦術を兼ね備えた厄介な相手だと思いますが、経験が豊富なオーバーエイジ枠の吉田、酒井、遠藤を中心に来年のワールドカップでの活躍も期待される久保、堂安、前田、三笘と、挙げるとキリがないワクワクメンバーならきっと大丈夫でしょう!

因みに個人的なイチオシは、メンバー枠が増えて追加登録組の林選手です!

なぜなら、CBの背中を取る動きが秀逸ですし諦めずに何度もチャレンジできる。そして何よりゴールを奪うことを目的としていてその前の全ては手段にすぎないように見えるから!プラス大会を勝ち上がるのに必要な、ラッキーボーイ的なサクセスストーリーを感じさせる選手だと思いますからね!皆さんもそれぞれにイチオシがいると思いますが、蓋を開けるまでどうなるか分からないのがスポーツの面白さです!

どうせ開催されるなら、5年後、10年後にあの時やって良かったと思える中心にサッカーがあると、サッカーを愛する人間としては最高ですよね!

さて、皆さんもそれぞれに試合を観て楽しんであーだ、こーだと言いますよね。解説者の言い分に納得したり不満を覚えたりしながらだと思います!
ここで、お知らせをさせて下さい!

南アフリカ戦をGayaR(がやーる)と言うアプリで音声解説します。2019シーズンの横浜F・マリノスが優勝した時のアナリストを務めていた杉崎健さんと、モデルの田中沙英さんと共に、解説者の視点にアナリストの分析、データを盛り込みながらもサッカー素人の田中さんにも理解して貰える楽しみ方を提供する!そんな時間になればと思っていますので、是非興味を持たれた皆様には聴きに来て頂けると幸いです!

一緒にオリンピックサッカーを心から楽しみましょう!

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【文・安永聡太郎】
山口県出身。清水商業高校(現・静岡市立清水桜が丘高校)で全国高校サッカー選手権大会など6度の日本一を経験。1995年のFIFAワールドユース(現U-20ワールドカップ)に出場し、1996年のアトランタ五輪のバックアップメンバーにも選ばれた。高校卒業後は横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)に入団し、1年目から主力として優勝に貢献。その後はスペインのレリダ、清水エスパルス、横浜FM、ラシン・デ・フェロール(スペイン)、柏レイソルでプレーし2005年に現役を引退。2016年シーズン途中からJ3のSC相模原の監督を務め、現在は大学生の指導の他、サッカー解説者として活躍している。


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