「ベンチから明日ゴールを狙っている」、リップサービスも忘れないストイコビッチ監督が日本代表戦に「チーム全体を注意しなければ」
2021.06.10 19:25 Thu
セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が、11日に行われるキリンチャレンジカップ2021の日本代表戦に向けて前日会見に出席した。セルビア代表は、ユーロ2020の予選で敗退。2020年12月にリュビシャ・トゥムバコヴィッチ監督が退任すると、3月にストイコビッチ監督が就任していた。
3月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選では、ポルトガル代表に2-2で引き分けると、アイルランド代表には3-2で勝利するなど好スタート。1月にはドミニカ代表(0-0)、パナマ代表(0-0)と引き分け、7日のジャマイカ代表戦でも1-1の引き分けに終わっていた。
就任後、無敗でここまで5試合を戦ってきたストイコビッチ監督。久々に日本に戻り、母国を率いて日本代表と対戦する中、前日会見では意気込みを語るとともに、サービスも忘れなかった。
日本での試合については「日本に久しぶりに来て気分は大変良い。日本は大事な国だ。「日本の皆さんは私を愛しており、私も日本を愛している」とコメント。しかし「問題はコロナ対策のおかげで、チームでせっかく来日したので、宿舎とトレーニングの外に出られないことだ。ただ、試合をしに来たので頑張りたい」と語り、日本を楽しめないことが残念だと語った。
現在の日本サッカーについては「Jリーグをフォローしているが順位や幾つかの結果しか見ていない」とコメント。「しかし、全体としては日本のサッカーは進歩している。日本人のメンタリティとして努力するというのがあり、年々良くなっていると信じている」と語り、成長を感じているようだ。
今回のチームについては「ベストチームが来ていないのは事実です。セルビアのベストチームではない」とし、「ミトロビッチやタディッチ、ミリンコビッチ=サビッチといった主力の攻撃的な選手が来ていないのは事実だが、それぞれ理由がある。負傷やコンディション、別の理由もある」と語り、主軸がいないことは認めた。
しかし「その代わりに若いFWを連れてきた。その選手たちにチャンスを与えたということだ。その選手が力を発揮すれば、セルビアとして力が落ちることはないと思う」と語り、若手のストライカーが活躍することとを願った。
また日本についてはよく理解しているようで、「日本チーム全体を注意しなければいけない」と語り、「植田、谷口、長友、室屋。これが4バックかな?」と明日の予想スタメンを発表するほど。それでも特に攻撃陣を注意しているとし「このチームはスピードがあり、テクニックもある。ドリブルも得意な選手もいる。特に右サイドだ」とコメント。また「鎌田も良い選手だ。南野が左サイドなのか、真ん中なのかは始まらないとわからない。というわけで、攻撃的な選手は走るスピード、パスのスピードに気をつけないといけないと考えている」と、スピーディーな攻撃を気をつけたいとした。
なお、会見の最後には「ベンチから明日ゴールを狙っていますから、気をつけてください」と、名古屋グランパスの監督を務めていた2009年のJ1リーグ第29節の横浜F・マリノス戦で、GK榎本哲也がクリアしたボールを、ベンチから出てダイレクトで蹴り返し、ゴールを決めたシーンを再現すると自らコメント。ただ「レフェリーにはレッドカード出さないように言っておいてください」と当時は一発退場となったが、それは避けたいと語った。
就任後、無敗でここまで5試合を戦ってきたストイコビッチ監督。久々に日本に戻り、母国を率いて日本代表と対戦する中、前日会見では意気込みを語るとともに、サービスも忘れなかった。
日本での試合については「日本に久しぶりに来て気分は大変良い。日本は大事な国だ。「日本の皆さんは私を愛しており、私も日本を愛している」とコメント。しかし「問題はコロナ対策のおかげで、チームでせっかく来日したので、宿舎とトレーニングの外に出られないことだ。ただ、試合をしに来たので頑張りたい」と語り、日本を楽しめないことが残念だと語った。
監督就任後、3バックと4バックを使っており、今回は主力が来日しておらず、若い選手が多い。どんなチームを作りたいかについては「予選では3バックで戦った。最近の親善試合では4バックを試しているが、どちらが良いかということもあるが、どちらも戦えるようにということでテストしている」とコメント。「私自身が考えているのは3バック、4バックの併用を選手たちが適応できる、理解できるかどうか。これで進んでいきたい」と語り、どちらのシステムでも戦えるチームを作りたいとした。
現在の日本サッカーについては「Jリーグをフォローしているが順位や幾つかの結果しか見ていない」とコメント。「しかし、全体としては日本のサッカーは進歩している。日本人のメンタリティとして努力するというのがあり、年々良くなっていると信じている」と語り、成長を感じているようだ。
今回のチームについては「ベストチームが来ていないのは事実です。セルビアのベストチームではない」とし、「ミトロビッチやタディッチ、ミリンコビッチ=サビッチといった主力の攻撃的な選手が来ていないのは事実だが、それぞれ理由がある。負傷やコンディション、別の理由もある」と語り、主軸がいないことは認めた。
しかし「その代わりに若いFWを連れてきた。その選手たちにチャンスを与えたということだ。その選手が力を発揮すれば、セルビアとして力が落ちることはないと思う」と語り、若手のストライカーが活躍することとを願った。
また日本についてはよく理解しているようで、「日本チーム全体を注意しなければいけない」と語り、「植田、谷口、長友、室屋。これが4バックかな?」と明日の予想スタメンを発表するほど。それでも特に攻撃陣を注意しているとし「このチームはスピードがあり、テクニックもある。ドリブルも得意な選手もいる。特に右サイドだ」とコメント。また「鎌田も良い選手だ。南野が左サイドなのか、真ん中なのかは始まらないとわからない。というわけで、攻撃的な選手は走るスピード、パスのスピードに気をつけないといけないと考えている」と、スピーディーな攻撃を気をつけたいとした。
なお、会見の最後には「ベンチから明日ゴールを狙っていますから、気をつけてください」と、名古屋グランパスの監督を務めていた2009年のJ1リーグ第29節の横浜F・マリノス戦で、GK榎本哲也がクリアしたボールを、ベンチから出てダイレクトで蹴り返し、ゴールを決めたシーンを再現すると自らコメント。ただ「レフェリーにはレッドカード出さないように言っておいてください」と当時は一発退場となったが、それは避けたいと語った。
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