なでしこと初顔合わせのウクライナ、ジンチェンコ監督「若い選手にチャンスを与えたい」

2021.06.09 21:50 Wed
©超ワールドサッカー
なでしこジャパンとの国際親善試合を控えるウクライナ女子代表ナタリア・ジンチェンコ監督が9日、オンラインのメディア取材に応じた。

なでしこジャパンとは初対戦となるウクライナは、今年の4月に女子ユーロ2022の予選プレーオフで北アイルランドに敗れ、本戦の出場権を逃していた。現在は10月のワールドカップ(W杯)予選に向けたチーム作りを行っている最中だ。

ジンチェンコ監督は「日本のような素晴らしいチームと試合ができることは、選手・スタッフにとって貴重な経験、勉強になります。招待していただいたことを大変うれしく思います」と謝辞を述べ、なでしこジャパンの印象については「守備でも攻撃でもレベルの高い選手がいます」とコメントした。
また、指揮官はウクライナ代表の特徴にプレーの献身性を挙げた。相手への敬いやチームへの献身などは日本に通ずるものがありそうだ。

「いま私たちがやっていることをいかに試合で実現できるかを目指し、日本のチームに対するリスペクトをしながら、チームプレーをしたいと考えています」
「ユーロ(の予選)で敗退した後、代表を退いた選手もいます。今回は若い選手をたくさん連れてきたので、彼女らにいいチャンスを与えたいと思います」

一方、時差や気候については苦労しているようで、空港での防疫措置でも時間を取られた模様。メンバーの多くは先週末にシーズンを終えたばかりのため「コンディションはいい」としならがらも、移動等による疲労はぬぐえないようだ。

「時差はキツイですね。空港ではかなり長い時間がかかりました、およそ2時間くらいでしょうか。(気候は)暑いし湿度が高く、ウクライナとはずいぶん違いますね」

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