元デンマーク代表のベントナーが現役引退…10年在籍のアーセナルでは171試合45得点

2021.06.03 19:42 Thu
Getty Images
元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー(33)が3日、ディスカバリーチャンネルの『Bendtner & Philine』を通じて現役引退を発表した。
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引退決断に際し、ベントナーはフットボールに別れを告げるとともに、新たな幕を開いていることを明かしている。「毎日が恋しくなるだろうけど、この仕事には終わりの日があることもわかっていた。本当にこれで終わりなのかということを理解するのに時間がかかりそうだよ」
「これからは、フットボールが僕に与えてくれたものを与えてくれる別の何かを探して行くことになると思う」

「フットボールは僕の人生の大部分を占めていて、離れられないんだ。だからこそ、僕は今、コーチングの教育を受けている。選手時代と同じか、それ以上のものを与えてくれることを願っているよ」
「そうすれば、僕はいつまでもフットボールの一部でいられるからね」

2004年に母国コペンハーゲンの下部組織からアーセナルに加入したベントナーは、2005年から2014年までの間、トップチームでアーセン・ヴェンゲル監督の下、公式戦通算171試合に出場し45ゴールを記録した。

その間にユベントスへのローン移籍も経験し、2014年夏にヴォルフスブルクに完全移籍。ここでは2シーズンの在籍で公式戦47試合に出場し9ゴールを記録したが、度重なる練習への遅刻や同クラブのメインスポンサーであるフォルクスワーゲンのライバル社ベンツの画像をSNSで投稿するなどの素行不良が問題視され、契約を1年残した2016年4月に解雇されていた。

その後はノッティンガム・フォレストやローゼンボリ、そして2019年夏に古巣のコペンハーゲンに移籍したが、同年の年末までの短期契約満了後はしばらくフリーの状態に。そして、キャリア最後のクラブとなったのは、2020年8月に加入したデンマーク4部のトーンビューだった。

なお、デンマーク代表としては81試合の出場で30ゴールを記録していた。

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