退任のエイバル指揮官、クラブへの感謝を表明「この6年間には何かの価値があったはず」

2021.05.27 12:47 Thu
Getty Images
エイバルの退任が決まったホセ・ルイス・メンディリバル監督が、クラブへの感謝を語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

2015年6月にエイバルの指揮官に就任したメンディリバル監督は、5シーズン連続でチームを1部残留に導く辣腕を発揮。しかし、今シーズンは開幕から低迷が続くと、16試合未勝利の期間もあり、6勝12分け20敗の成績で最下位で終了。昇格7年目にして初の降格となり、25日に指揮官退任が発表された。

退任会見に出席したメンディリバル監督は、クラブ関係者全員への感謝を表明。達成感を抱きながらクラブを去ると語った。
「すべての人に感謝したい。私をここに連れてきてくれて、辛抱強く見守ってくれた会長や取締役会、そして私との契約に最善を尽くしてくれたスポーツ・ディレクターにね。我々は肩を並べ仕事をしてきた。同意できることもそうでないこともあったが、それは親友であっても同じだろう」

「この1年半、ファンが我々と一緒にいられなかったことを残念に思う。これからもチームにエネルギーを注いでほしい。そして私の仕事を楽にしてくれたクラブスタッフ、コーチ陣、ドクター、理学療法士、グラウンドキーパー…彼らのおかげで、日々の生活が楽しかった」
「最終的に、毎日一緒に戦わなければならないのが選手だ。中には、6年の付き合いになる選手もいるね。こんなに長い間いれば、良いことも悪いこともあったが、良いことだけを残しておきたい。今後、エイバルが良い方向に向かうことを願っているし、プリメーラに復帰するチャンスもあるだろう。役員たちはトップリーグでの7年間を最大限に活用している」

「プリメーラとセグンダ、どちらに所属するか分からないめちゃくちゃな時期に私はやってきた。たくさんの良い瞬間があり、特に1つを言うことはできない。大事な試合で選手は私の望むプレーをしてくれたので、喜んで帰ることができていた。良い時間だった。浮き沈みはあったが、チームは良い結果を出して乗り切ってきたと思う。この別れを大切にしたい」

また、メンディリバル監督は会見のなかで、しばらくは休養をとりたいとコメント。また、クラブの今後についても、心配はしていないと語った。

「私はどのクラブや代理人からの連絡も待っていない。どこかのチームと話しているという話は嘘だ。今は休みたいね。とはいえ、興味がある話なら聞かないわけではない。じっくりと時間をかけて、判断していきたいと思う」

「クラブがやるべきことはたくさんある。これから話し合いや交渉が多くなり、大変になるだろう。ただ、それはシーズンが終わるたびに起こることだ。今は仕事をする時だが、これはクラブが慣れ親しんでいることでもあり、彼らは何の恐れもなくそれを行うはずだ」

「別の監督が来れば、その人のサッカーを導入するだろう。とはいえ、下位カテゴリーのチームの中には我々と同じようなトレーニングやプレーをするところもあり、我々は良いことを成し遂げたのだと思うね。少なくとも、この6年間には何かの価値があったはずだ」

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