秋田、讃岐のJリーグ勢が1回戦敗退…八戸、岩手は13-0で圧勝スタート!《天皇杯》
2021.05.23 18:35 Sun
23日、第101回天皇杯の1回戦の13試合が全国各地で行われた。
22日に開幕を迎えた今大会。明治安田J2に所属するレノファ山口FCと愛媛FC、明治安田j3に所属するFC岐阜が敗退するなど波乱が初日から起きていた。
この日の1回戦でも波乱が起きた。
今シーズンからJ2でプレーするブラウブリッツ秋田は、ホームに北海道十勝スカイアースと対戦し、1-1のドロー。PK戦の末、8-9で敗れ、1回戦で敗退となった。
試合は前半36分に十勝の縄靖也がゴールを決めて先制。秋田は61分に井上直輝が同点ゴールを決めるが、その後はゴールを奪えず。PK戦で敗れることとなった。
その他のJリーグ勢は順当に勝利。ヴァンラーレ八戸は、秋田県代表の猿田興業に13-0と圧勝。相田勇樹がハットトリックを達成するなど、力の差を見せつけた。また、いわてグルージャ盛岡も山形県代表の大山サッカークラブに13-0と圧勝を収めた。
なお、tonan前橋vs順天堂大学の一戦は、前日に中止が発表され、試合が延期となっていた。その他、1回戦の結果は以下の通り。
■天皇杯1回戦
▽5月23日(日)
福山シティFC 2-1 松江シティ-【2】
【福山】
高橋大樹(後14)
田口駿(後49)
【松江】
堀田佳佑(後38)
いわてグルージャ盛岡 13-0 大山サッカークラブ-【3】
【岩手】
嫁阪翔太(前14)
ハン・ヨンテ(前20)
ビスマルク(前34)
オタボー(前36、後半23)
田平起也(前40)
ブレンネル(前41、後半39)
武田拓真(後14)
山川廉(後25分、後半47)
栗島健太(後40)
色摩雄貴(後45)
ブラウブリッツ秋田 1-1[8 PK 9] 北海道十勝スカイアース-【7】
【秋田】
井上直輝(後16)
【十勝】
縄靖也(前36)
ガイナーレ鳥取 4-1 FC徳島-【8】
【鳥取】
新井泰貴(前43)
大久保優(後23、後半36)
可児壮隆(後32)
【徳島】
藤山雄生(後45)
鹿児島ユナイテッドFC 4-0 MD長崎-【10】
【鹿児島】
山本駿亮(前40)
米澤令衣(後34)
石津快(後38)
山谷侑士(後43)
福岡大学 1-3 沖縄SV-【13】
【福岡大】
北條真汰(前15)
【沖縄SV】
東海林佑飛(後2)
杉山颯汰(延前2)
赤木直人(延前16)
びわこ成蹊スポーツ大学 0-2 関西学院大学-【14】
【関西学院大】
倍井謙(前46)
山見大登(後14)
ヴァンラーレ八戸 13-0 猿田興業-【15】
【八戸】
島田拓海(前2、前半29)
上形洋介(前4、前半20)
坪井一真(前11)
黒石貴哉(前26)
相田勇樹(後2、後半11、後半37)
原山海里(後14)
秋吉泰佑(後18、後半44)
岡佳樹(後26)
ポルベニル飛鳥 0-2 FC大阪-【16】
【大阪】
齊藤隆成(後20)
高橋佳(後48)
カターレ富山 8-0 FC北陸-【19】
【富山】
姫野宥弥(前32)
戸高弘貴(前44)
鈴木翔登(後10、後半32)
佐々木陽次(後18)
松岡大智(後27)
音泉翔眞(後41)
高橋駿太(後48)
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 FC刈谷-【22】
【鈴鹿】
田村翔太(前47)
遠藤純輝(後6)
【刈谷】
オウンゴール(前3)
tonan前橋 中止 順天堂大学-【24】
福井ユナイテッドFC 2-1 アヴェントゥーラ川口-【26】
【福井】
野中魁(後16)
恩田巧巳(後33)
【川口】
オウンゴール(前41)
高知ユナイテッドSC 1-0 カマタマーレ讃岐-【23】
【高知】
藤井義治(後10)
▽5月22日(土)
ロアッソ熊本 3-0 日本文理大学-【9】
【熊本】
河原創(前32)
伊東俊(後25)
岩下航(後47)
愛媛FC 1-2 FC今治-【18】
【愛媛】
川村拓夢(前35)
【今治】
バルデマール(前14)
駒野友一(後10)
AC長野パルセイロ 3-1 新潟医療福祉大学FC-【1】
【長野】
宮阪政樹(後28)
水谷拓磨(延前9)
佐野翼(延後11)
【新福大FC】
丸山楽人(後45)
アルテリーヴォ和歌山 3-3[4 PK 5] おこしやす京都AC-【4】
【和歌山】
奥津大和(前31)
久保賢悟(後10)
中西倫也(後28)
【京都】
榎本滉大(前15)
稲垣雄太(前20)
平石直人(後41)
FC岐阜 0-2 Honda FC-【6】
【Honda】
八戸雄太(後21)
児玉怜音(後46)
流通経済大学 2-3 Y.S.C.C.横浜-【11】
【流経大】
安居海渡(前22)
家泉怜依(後25)
【YS横浜】
土館賢人(前25、後1)
ンドカ・チャールス(後35)
いわきFC 2-2[2 PK 4] ソニー仙台FC-【12】
【いわき】
日高大(後40)
谷村海那(延後10)
【ソニー】
平田健人(後48)
佐藤碧(延前11)
栃木シティFC [中止] 山梨学院大学ペガサス-【17】
SC相模原 3-1 駒澤大学-【20】
【相模原】
和田昌士(前5)
ユーリ(後8)
中山雄希(後49)
【駒澤大】
會澤海斗(前47)
三菱水島FC 3-1 FCバレイン下関-【21】
【三菱水島】
宮澤龍二(前1)
山部晃(前31)
河面龍征(前41)
【下関】
稗田圭吾(前39)
ホンダロックSC 5-0 川副クラブ-【25】
【ホンダ】
大山直哉(前3)
長谷川雄介(前35)
日野友貴(前44)
永吉広大(後18、後33)
レノファ山口FC 1-1[2 PK 4] ヴェルスパ大分-【5】
【山口】
梅木翼(前38)
【V大分】
中野匠(前30)
22日に開幕を迎えた今大会。明治安田J2に所属するレノファ山口FCと愛媛FC、明治安田j3に所属するFC岐阜が敗退するなど波乱が初日から起きていた。
この日の1回戦でも波乱が起きた。
試合は前半36分に十勝の縄靖也がゴールを決めて先制。秋田は61分に井上直輝が同点ゴールを決めるが、その後はゴールを奪えず。PK戦で敗れることとなった。
また、明治安田J3のカマタマーレ讃岐は、高知ユナイテッドと対戦し1-0で敗戦。0-0で迎えた55分に藤井義治にゴールを許し、そのまま敗退となった。
その他のJリーグ勢は順当に勝利。ヴァンラーレ八戸は、秋田県代表の猿田興業に13-0と圧勝。相田勇樹がハットトリックを達成するなど、力の差を見せつけた。また、いわてグルージャ盛岡も山形県代表の大山サッカークラブに13-0と圧勝を収めた。
なお、tonan前橋vs順天堂大学の一戦は、前日に中止が発表され、試合が延期となっていた。その他、1回戦の結果は以下の通り。
■天皇杯1回戦
▽5月23日(日)
福山シティFC 2-1 松江シティ-【2】
【福山】
高橋大樹(後14)
田口駿(後49)
【松江】
堀田佳佑(後38)
いわてグルージャ盛岡 13-0 大山サッカークラブ-【3】
【岩手】
嫁阪翔太(前14)
ハン・ヨンテ(前20)
ビスマルク(前34)
オタボー(前36、後半23)
田平起也(前40)
ブレンネル(前41、後半39)
武田拓真(後14)
山川廉(後25分、後半47)
栗島健太(後40)
色摩雄貴(後45)
ブラウブリッツ秋田 1-1[8 PK 9] 北海道十勝スカイアース-【7】
【秋田】
井上直輝(後16)
【十勝】
縄靖也(前36)
ガイナーレ鳥取 4-1 FC徳島-【8】
【鳥取】
新井泰貴(前43)
大久保優(後23、後半36)
可児壮隆(後32)
【徳島】
藤山雄生(後45)
鹿児島ユナイテッドFC 4-0 MD長崎-【10】
【鹿児島】
山本駿亮(前40)
米澤令衣(後34)
石津快(後38)
山谷侑士(後43)
福岡大学 1-3 沖縄SV-【13】
【福岡大】
北條真汰(前15)
【沖縄SV】
東海林佑飛(後2)
杉山颯汰(延前2)
赤木直人(延前16)
びわこ成蹊スポーツ大学 0-2 関西学院大学-【14】
【関西学院大】
倍井謙(前46)
山見大登(後14)
ヴァンラーレ八戸 13-0 猿田興業-【15】
【八戸】
島田拓海(前2、前半29)
上形洋介(前4、前半20)
坪井一真(前11)
黒石貴哉(前26)
相田勇樹(後2、後半11、後半37)
原山海里(後14)
秋吉泰佑(後18、後半44)
岡佳樹(後26)
ポルベニル飛鳥 0-2 FC大阪-【16】
【大阪】
齊藤隆成(後20)
高橋佳(後48)
カターレ富山 8-0 FC北陸-【19】
【富山】
姫野宥弥(前32)
戸高弘貴(前44)
鈴木翔登(後10、後半32)
佐々木陽次(後18)
松岡大智(後27)
音泉翔眞(後41)
高橋駿太(後48)
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 FC刈谷-【22】
【鈴鹿】
田村翔太(前47)
遠藤純輝(後6)
【刈谷】
オウンゴール(前3)
tonan前橋 中止 順天堂大学-【24】
福井ユナイテッドFC 2-1 アヴェントゥーラ川口-【26】
【福井】
野中魁(後16)
恩田巧巳(後33)
【川口】
オウンゴール(前41)
高知ユナイテッドSC 1-0 カマタマーレ讃岐-【23】
【高知】
藤井義治(後10)
▽5月22日(土)
ロアッソ熊本 3-0 日本文理大学-【9】
【熊本】
河原創(前32)
伊東俊(後25)
岩下航(後47)
愛媛FC 1-2 FC今治-【18】
【愛媛】
川村拓夢(前35)
【今治】
バルデマール(前14)
駒野友一(後10)
AC長野パルセイロ 3-1 新潟医療福祉大学FC-【1】
【長野】
宮阪政樹(後28)
水谷拓磨(延前9)
佐野翼(延後11)
【新福大FC】
丸山楽人(後45)
アルテリーヴォ和歌山 3-3[4 PK 5] おこしやす京都AC-【4】
【和歌山】
奥津大和(前31)
久保賢悟(後10)
中西倫也(後28)
【京都】
榎本滉大(前15)
稲垣雄太(前20)
平石直人(後41)
FC岐阜 0-2 Honda FC-【6】
【Honda】
八戸雄太(後21)
児玉怜音(後46)
流通経済大学 2-3 Y.S.C.C.横浜-【11】
【流経大】
安居海渡(前22)
家泉怜依(後25)
【YS横浜】
土館賢人(前25、後1)
ンドカ・チャールス(後35)
いわきFC 2-2[2 PK 4] ソニー仙台FC-【12】
【いわき】
日高大(後40)
谷村海那(延後10)
【ソニー】
平田健人(後48)
佐藤碧(延前11)
栃木シティFC [中止] 山梨学院大学ペガサス-【17】
SC相模原 3-1 駒澤大学-【20】
【相模原】
和田昌士(前5)
ユーリ(後8)
中山雄希(後49)
【駒澤大】
會澤海斗(前47)
三菱水島FC 3-1 FCバレイン下関-【21】
【三菱水島】
宮澤龍二(前1)
山部晃(前31)
河面龍征(前41)
【下関】
稗田圭吾(前39)
ホンダロックSC 5-0 川副クラブ-【25】
【ホンダ】
大山直哉(前3)
長谷川雄介(前35)
日野友貴(前44)
永吉広大(後18、後33)
レノファ山口FC 1-1[2 PK 4] ヴェルスパ大分-【5】
【山口】
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「当該選手は本件行為を深く反省」秋田が千葉戦での危険プレーに声明…SNSでの誹謗中傷には注意喚起
ブラウブリッツ秋田は16日、ジェフユナイテッド千葉戦での行為、SNSでの誹謗中傷について声明を発表した。 問題となった行為は、5月15日に行われた明治安田生命J2リーグ第16節のジェフユナイテッド千葉戦。85分にルーズボールを千葉のMF高橋壱晟が頭で処理しに行ったところ、秋田のFW武颯が右足でチャレンジ。この結果、頭部に蹴りが入る形となっていた。 高橋はそのまま担架で運び出されて交代。武にはイエローカードが提示されていた。 このプレーについて秋田は「弊クラブの選手が行った行為については、互いに全力でボールを追う中の出来事であり、意図的ではなかったものの、危険や誤解を生みかねないプレー・行為でありました」と説明。「クラブとしてはこの事実を真摯に受け止め、今後改善できるよう努めて参ります。当該選手は本件行為を深く反省し、試合後、相手選手に対して謝罪をさせていただき、和解しております」と報告している。 また、弊クラブの選手らがジェフユナイテッド千葉ゴール裏を煽る行為が見受けられたとの投稿が一部SNS等であった。この件については「そういった意図はなく、ゴール裏からの主張を受け止めたということを意図したものであったことを本人たちにも確認しております」と、意図に反するとした。 さらに、今回の件についてSNS上での誹謗中傷などがあるとし、「本件に関して、SNS等にて、クラブ・選手・スポンサー企業等に対し、誹謗中傷や差別的、侮蔑的な投稿が発信されていることを確認しております。ブラウブリッツ秋田では、このような発信に対しましては、法的措置も含めた厳正な処置で臨んで参ります。 更に、こういった発信を煽る投稿が行われていることも確認しております。こういった行為は互いの憎悪を増しかねないものです。お止めいただきますようお願いいたします」と、誹謗中傷をやめるように注意喚起した。 秋田は最後に「ブラウブリッツ秋田では、AKITA STYLEとして「誠実・献身」「躍動」「粘り強さ」「挑戦」を掲げております。「秋田県民の誠実さと献身さを、私たちはピッチ内外においてフェアプレーの精神で表現します」との一文に恥じることにない行動・言動を、今後も心がけて参ります」と、説明している。 2022.05.17 06:22 Tue4
今季最初の「KONAMI月間MVP」が発表! J3新規参入の栃木Cの田中パウロ淳一がクラブ史に残る初受賞、J1は鹿島のレオ・セアラ、J2は秋田の小松蓮に
Jリーグは15日、2月・3月度の「2025明治安田JリーグKONAMI月間MVP」の3選手を発表した。 今シーズン最初の月間MVPには、J1が鹿島アントラーズのFWレオ・セアラ、J2がブラウブリッツ秋田のFW小松蓮、J3が栃木シティのFW田中パウロ淳一となった。 レオ・セアラは、2月・3月で7試合に出場し6ゴールを記録しリーグトップ。新加入選手ながら、首位を走ったチームを牽引した。なお、3回目の受賞となった。 小松はJ2の7試合に出場し7ゴールを記録。チームの9ゴールのうちの7ゴールを決め1試合1点のペースを守っていた。なお、初受賞となる。 田中は7試合に出場しゴールこそ「1」に止まったが、ドリブルでのチャンスメイクに加え、アシストは「3」を記録。J3に新規参入したチームを牽引し、ピッチ上のパフォーマンスのみならず、TikTokなどピッチ外でのパフォーマンスでも話題を呼んでいた。なお、初の受賞となる。 3選手にはキューブオーナメントが送られ、賞金はレオ・セアラに30万円、小松に20万円、田中に10万円が送られる。Jリーグ選考委員会による総評と受賞者のコメントは以下の通り。 <h3>FWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)</h3> ◆コメント 「まず率直に、この賞を心から嬉しく感じています。神様に感謝するとともに、一緒に戦ってくれた選手たちのおかげでもあるので、仲間たちに感謝したいです。アントラーズのユニフォームを着て初めて決めたゴールは特に自分の記憶に残っていて、そこからゴールを取り続けるきっかけにもなりました。今のチームは成長過程にあり、まだまだこれから向上できると思っています。最終的にファン・サポーターの皆さんと喜び合えるよう、引き続き応援よろしくお願いします」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「いろいろなチームを渡り、必ず結果を残しているというのは本物。フィジカルやクオリティーなど、年々伸びている」 槙野智章委員 「移籍して難しい環境の中でも、しっかりと点を取ってチームを首位に持ち上げた力は本物。ここぞというときに決める男。献身的な前進からの守備の貢献度も高い。どんな場面でもゴールを奪える。自分自身がハットトリックできるシーンでも、鈴木優磨選手にPKを渡すシーンは胸打たれる」 南雄太委員 「悩まず一択。柏戦では、他選手では入れられないヘディングゴールを決めていた。インパクトと貢献度が大きく、彼にしかできないプレーがある。7試合6ゴールと文句のつけようのない活躍、結果でチームを首位に牽引」 北條聡委員 「圧巻のゴールラッシュを演じた鹿島進撃の立役者。好機を仕留める決定力の高さはもちろん、ポストワークや献身的な守備も光った」 GAKU-MC特任委員 「東京V戦でハットトリックできそうだったが、鈴木優磨選手にPKを譲った場面にほっこり。自分だけでなく、チームを考えている点が良かった。神戸戦での胸トラップはお見事。あのようなサッカーをしたい」 鮫島彩特任委員 「決めるべきところで決める絶対的なストライカー。得点ランキングトップで、チームの首位にも大きく貢献。プレーを見ていると、ゴールするのが簡単だと思うほど。ハードワークもしっかりしており、守備陣も助かると思う」 <h3>FW小松蓮(ブラウブリッツ秋田)</h3> ◆コメント 「この度は明治安田J2リーグ2・3月度の月間MVPへ選出していただきありがとうございます。この賞はブラウブリッツ秋田、そして自分に関わる全ての皆様あってのものだと思います。しかし、チームとしても個人としても満足できる成績ではありません。ここからさらに成長して、とんでもない数のゴールを決めるために日々精進していきます」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 小林祐三委員長 「2・3月のリーグ戦におけるチーム全体9ゴールのうち7ゴールを取っている。ゴール前で足を止めず、反応が早い」 林陵平委員 「圧倒的な得点力。最多ゴール数7得点。1試合1点以上の得点力は間違いなくチームの大きな力になっている」 南雄太委員 「クロスの入り方が駆け引きを含めて非常にうまい。ボックス内で仕事ができる」 寺嶋朋也委員 「開幕から7試合7ゴール。秋田加入1年目の昨季は終盤戦に得点を量産し、今季はさらに勢いを増している。ゴール前のポジショニング、相手DFとの駆け引き、こぼれ球への反応、ヘディング技術のすべてが素晴らしい」 <h3>FW田中パウロ淳一(栃木シティ)</h3> ◆コメント 「サッカーを諦めなくて良かった!!!今回ばかりは僕が最強すぎました!!!とは言えるものでは全く無くて、こんな僕にオファーをくれたセンスのある栃木シティと、いつもデータ取りまくりのサッカー大好き監督・コーチ陣、才能ある鬼ハングリーなチームメイト、子どもでも観に来やすい環境を作ってくれるサポーター、そしていつも支えてくれるパウロファンが居てくれたからこそJリーグに這い上がる事ができて、こんなに素晴らしい賞をいただくことができました。いただいた賞金は、栃木県の子どもたちのスタジアム招待に使います。これからも栃木シティをよろしくお願いします」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 林陵平委員 「栃木Cは昇格してJ3を盛り上げている。数字もしっかりと残しているのは、田中選手の活躍のおかげ」 橋本英郎委員 「チャンスメイクを多くするだけではなく、ゴールも奪い勝点に寄与。昇格直後にもかかわらず、いきなり上位に食い込ませた」 本並健治委員 「昇格したチームが最高のスタートダッシュを決められたのは、田中選手が中心になっているからだと思う。1ゴール3アシストの数字以上の貢献度がある」 近賀ゆかり特任委員 「チャンスメイクが多く、得点も取っており、総合して評価できる。ピッチ外でもJリーグの盛り上げに貢献している」 平畠啓史委員 「トリッキーなドリブルは健在で、左足からのシュートやアシストも高精度。さらに発信力も高く、栃木Cだけでなくリーグ全体の注目度アップにも大きく貢献している」 <span class="paragraph-title">【動画】パウロがダディダディ♪ 田中パウロ淳一が今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ddGNBK4dl0w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay_shorts.js"></script> 2025.04.15 16:40 Tue5