秋田、讃岐のJリーグ勢が1回戦敗退…八戸、岩手は13-0で圧勝スタート!《天皇杯》
2021.05.23 18:35 Sun
23日、第101回天皇杯の1回戦の13試合が全国各地で行われた。
22日に開幕を迎えた今大会。明治安田J2に所属するレノファ山口FCと愛媛FC、明治安田j3に所属するFC岐阜が敗退するなど波乱が初日から起きていた。
この日の1回戦でも波乱が起きた。
今シーズンからJ2でプレーするブラウブリッツ秋田は、ホームに北海道十勝スカイアースと対戦し、1-1のドロー。PK戦の末、8-9で敗れ、1回戦で敗退となった。
試合は前半36分に十勝の縄靖也がゴールを決めて先制。秋田は61分に井上直輝が同点ゴールを決めるが、その後はゴールを奪えず。PK戦で敗れることとなった。
その他のJリーグ勢は順当に勝利。ヴァンラーレ八戸は、秋田県代表の猿田興業に13-0と圧勝。相田勇樹がハットトリックを達成するなど、力の差を見せつけた。また、いわてグルージャ盛岡も山形県代表の大山サッカークラブに13-0と圧勝を収めた。
なお、tonan前橋vs順天堂大学の一戦は、前日に中止が発表され、試合が延期となっていた。その他、1回戦の結果は以下の通り。
■天皇杯1回戦
▽5月23日(日)
福山シティFC 2-1 松江シティ-【2】
【福山】
高橋大樹(後14)
田口駿(後49)
【松江】
堀田佳佑(後38)
いわてグルージャ盛岡 13-0 大山サッカークラブ-【3】
【岩手】
嫁阪翔太(前14)
ハン・ヨンテ(前20)
ビスマルク(前34)
オタボー(前36、後半23)
田平起也(前40)
ブレンネル(前41、後半39)
武田拓真(後14)
山川廉(後25分、後半47)
栗島健太(後40)
色摩雄貴(後45)
ブラウブリッツ秋田 1-1[8 PK 9] 北海道十勝スカイアース-【7】
【秋田】
井上直輝(後16)
【十勝】
縄靖也(前36)
ガイナーレ鳥取 4-1 FC徳島-【8】
【鳥取】
新井泰貴(前43)
大久保優(後23、後半36)
可児壮隆(後32)
【徳島】
藤山雄生(後45)
鹿児島ユナイテッドFC 4-0 MD長崎-【10】
【鹿児島】
山本駿亮(前40)
米澤令衣(後34)
石津快(後38)
山谷侑士(後43)
福岡大学 1-3 沖縄SV-【13】
【福岡大】
北條真汰(前15)
【沖縄SV】
東海林佑飛(後2)
杉山颯汰(延前2)
赤木直人(延前16)
びわこ成蹊スポーツ大学 0-2 関西学院大学-【14】
【関西学院大】
倍井謙(前46)
山見大登(後14)
ヴァンラーレ八戸 13-0 猿田興業-【15】
【八戸】
島田拓海(前2、前半29)
上形洋介(前4、前半20)
坪井一真(前11)
黒石貴哉(前26)
相田勇樹(後2、後半11、後半37)
原山海里(後14)
秋吉泰佑(後18、後半44)
岡佳樹(後26)
ポルベニル飛鳥 0-2 FC大阪-【16】
【大阪】
齊藤隆成(後20)
高橋佳(後48)
カターレ富山 8-0 FC北陸-【19】
【富山】
姫野宥弥(前32)
戸高弘貴(前44)
鈴木翔登(後10、後半32)
佐々木陽次(後18)
松岡大智(後27)
音泉翔眞(後41)
高橋駿太(後48)
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 FC刈谷-【22】
【鈴鹿】
田村翔太(前47)
遠藤純輝(後6)
【刈谷】
オウンゴール(前3)
tonan前橋 中止 順天堂大学-【24】
福井ユナイテッドFC 2-1 アヴェントゥーラ川口-【26】
【福井】
野中魁(後16)
恩田巧巳(後33)
【川口】
オウンゴール(前41)
高知ユナイテッドSC 1-0 カマタマーレ讃岐-【23】
【高知】
藤井義治(後10)
▽5月22日(土)
ロアッソ熊本 3-0 日本文理大学-【9】
【熊本】
河原創(前32)
伊東俊(後25)
岩下航(後47)
愛媛FC 1-2 FC今治-【18】
【愛媛】
川村拓夢(前35)
【今治】
バルデマール(前14)
駒野友一(後10)
AC長野パルセイロ 3-1 新潟医療福祉大学FC-【1】
【長野】
宮阪政樹(後28)
水谷拓磨(延前9)
佐野翼(延後11)
【新福大FC】
丸山楽人(後45)
アルテリーヴォ和歌山 3-3[4 PK 5] おこしやす京都AC-【4】
【和歌山】
奥津大和(前31)
久保賢悟(後10)
中西倫也(後28)
【京都】
榎本滉大(前15)
稲垣雄太(前20)
平石直人(後41)
FC岐阜 0-2 Honda FC-【6】
【Honda】
八戸雄太(後21)
児玉怜音(後46)
流通経済大学 2-3 Y.S.C.C.横浜-【11】
【流経大】
安居海渡(前22)
家泉怜依(後25)
【YS横浜】
土館賢人(前25、後1)
ンドカ・チャールス(後35)
いわきFC 2-2[2 PK 4] ソニー仙台FC-【12】
【いわき】
日高大(後40)
谷村海那(延後10)
【ソニー】
平田健人(後48)
佐藤碧(延前11)
栃木シティFC [中止] 山梨学院大学ペガサス-【17】
SC相模原 3-1 駒澤大学-【20】
【相模原】
和田昌士(前5)
ユーリ(後8)
中山雄希(後49)
【駒澤大】
會澤海斗(前47)
三菱水島FC 3-1 FCバレイン下関-【21】
【三菱水島】
宮澤龍二(前1)
山部晃(前31)
河面龍征(前41)
【下関】
稗田圭吾(前39)
ホンダロックSC 5-0 川副クラブ-【25】
【ホンダ】
大山直哉(前3)
長谷川雄介(前35)
日野友貴(前44)
永吉広大(後18、後33)
レノファ山口FC 1-1[2 PK 4] ヴェルスパ大分-【5】
【山口】
梅木翼(前38)
【V大分】
中野匠(前30)
22日に開幕を迎えた今大会。明治安田J2に所属するレノファ山口FCと愛媛FC、明治安田j3に所属するFC岐阜が敗退するなど波乱が初日から起きていた。
この日の1回戦でも波乱が起きた。
試合は前半36分に十勝の縄靖也がゴールを決めて先制。秋田は61分に井上直輝が同点ゴールを決めるが、その後はゴールを奪えず。PK戦で敗れることとなった。
また、明治安田J3のカマタマーレ讃岐は、高知ユナイテッドと対戦し1-0で敗戦。0-0で迎えた55分に藤井義治にゴールを許し、そのまま敗退となった。
その他のJリーグ勢は順当に勝利。ヴァンラーレ八戸は、秋田県代表の猿田興業に13-0と圧勝。相田勇樹がハットトリックを達成するなど、力の差を見せつけた。また、いわてグルージャ盛岡も山形県代表の大山サッカークラブに13-0と圧勝を収めた。
なお、tonan前橋vs順天堂大学の一戦は、前日に中止が発表され、試合が延期となっていた。その他、1回戦の結果は以下の通り。
■天皇杯1回戦
▽5月23日(日)
福山シティFC 2-1 松江シティ-【2】
【福山】
高橋大樹(後14)
田口駿(後49)
【松江】
堀田佳佑(後38)
いわてグルージャ盛岡 13-0 大山サッカークラブ-【3】
【岩手】
嫁阪翔太(前14)
ハン・ヨンテ(前20)
ビスマルク(前34)
オタボー(前36、後半23)
田平起也(前40)
ブレンネル(前41、後半39)
武田拓真(後14)
山川廉(後25分、後半47)
栗島健太(後40)
色摩雄貴(後45)
ブラウブリッツ秋田 1-1[8 PK 9] 北海道十勝スカイアース-【7】
【秋田】
井上直輝(後16)
【十勝】
縄靖也(前36)
ガイナーレ鳥取 4-1 FC徳島-【8】
【鳥取】
新井泰貴(前43)
大久保優(後23、後半36)
可児壮隆(後32)
【徳島】
藤山雄生(後45)
鹿児島ユナイテッドFC 4-0 MD長崎-【10】
【鹿児島】
山本駿亮(前40)
米澤令衣(後34)
石津快(後38)
山谷侑士(後43)
福岡大学 1-3 沖縄SV-【13】
【福岡大】
北條真汰(前15)
【沖縄SV】
東海林佑飛(後2)
杉山颯汰(延前2)
赤木直人(延前16)
びわこ成蹊スポーツ大学 0-2 関西学院大学-【14】
【関西学院大】
倍井謙(前46)
山見大登(後14)
ヴァンラーレ八戸 13-0 猿田興業-【15】
【八戸】
島田拓海(前2、前半29)
上形洋介(前4、前半20)
坪井一真(前11)
黒石貴哉(前26)
相田勇樹(後2、後半11、後半37)
原山海里(後14)
秋吉泰佑(後18、後半44)
岡佳樹(後26)
ポルベニル飛鳥 0-2 FC大阪-【16】
【大阪】
齊藤隆成(後20)
高橋佳(後48)
カターレ富山 8-0 FC北陸-【19】
【富山】
姫野宥弥(前32)
戸高弘貴(前44)
鈴木翔登(後10、後半32)
佐々木陽次(後18)
松岡大智(後27)
音泉翔眞(後41)
高橋駿太(後48)
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 FC刈谷-【22】
【鈴鹿】
田村翔太(前47)
遠藤純輝(後6)
【刈谷】
オウンゴール(前3)
tonan前橋 中止 順天堂大学-【24】
福井ユナイテッドFC 2-1 アヴェントゥーラ川口-【26】
【福井】
野中魁(後16)
恩田巧巳(後33)
【川口】
オウンゴール(前41)
高知ユナイテッドSC 1-0 カマタマーレ讃岐-【23】
【高知】
藤井義治(後10)
▽5月22日(土)
ロアッソ熊本 3-0 日本文理大学-【9】
【熊本】
河原創(前32)
伊東俊(後25)
岩下航(後47)
愛媛FC 1-2 FC今治-【18】
【愛媛】
川村拓夢(前35)
【今治】
バルデマール(前14)
駒野友一(後10)
AC長野パルセイロ 3-1 新潟医療福祉大学FC-【1】
【長野】
宮阪政樹(後28)
水谷拓磨(延前9)
佐野翼(延後11)
【新福大FC】
丸山楽人(後45)
アルテリーヴォ和歌山 3-3[4 PK 5] おこしやす京都AC-【4】
【和歌山】
奥津大和(前31)
久保賢悟(後10)
中西倫也(後28)
【京都】
榎本滉大(前15)
稲垣雄太(前20)
平石直人(後41)
FC岐阜 0-2 Honda FC-【6】
【Honda】
八戸雄太(後21)
児玉怜音(後46)
流通経済大学 2-3 Y.S.C.C.横浜-【11】
【流経大】
安居海渡(前22)
家泉怜依(後25)
【YS横浜】
土館賢人(前25、後1)
ンドカ・チャールス(後35)
いわきFC 2-2[2 PK 4] ソニー仙台FC-【12】
【いわき】
日高大(後40)
谷村海那(延後10)
【ソニー】
平田健人(後48)
佐藤碧(延前11)
栃木シティFC [中止] 山梨学院大学ペガサス-【17】
SC相模原 3-1 駒澤大学-【20】
【相模原】
和田昌士(前5)
ユーリ(後8)
中山雄希(後49)
【駒澤大】
會澤海斗(前47)
三菱水島FC 3-1 FCバレイン下関-【21】
【三菱水島】
宮澤龍二(前1)
山部晃(前31)
河面龍征(前41)
【下関】
稗田圭吾(前39)
ホンダロックSC 5-0 川副クラブ-【25】
【ホンダ】
大山直哉(前3)
長谷川雄介(前35)
日野友貴(前44)
永吉広大(後18、後33)
レノファ山口FC 1-1[2 PK 4] ヴェルスパ大分-【5】
【山口】
梅木翼(前38)
【V大分】
中野匠(前30)
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東京ヴェルディのMF綱島悠斗がキャリア初の退場からの巻き返しを誓う。 自身初のJ1挑戦となった昨シーズンは後半戦から3バックの一角で定位置を掴み、188cmの長身と長いリーチ、サイズを感じさせない機動力を活かした対人守備。元々の本職がボランチで、J2での1年目は状況に応じて前線でもプレーした経験もあり、攻撃面でも違いを生み出した。 国内クラブからの関心も集めながらも残留を決断した今季は開幕からリーグ全試合に出場し、アルビレックス新潟と名古屋グランパスとの2試合ではいずれもチームに勝ち点をもたらす重要なゴールも記録。まだまだ粗削りな部分はありながらも、そのスケールの大きなプレースタイルから国内組中心で臨む、今年7月のEAFF E-1サッカー選手権での日本代表選出も期待されている。 その好調な24歳だが、12日に行われた明治安田J1第10節のヴィッセル神戸戦(0-1●)では前半のハイパフォーマンスから一転、後半は失点関与にキャリア初の退場というほろ苦い経験することになった。 神戸戦から2日経った練習後に囲み取材に応じた綱島は改めて神戸戦を振り返った。 オンフィールド・レビューの末に取り消された前半終盤の“幻のゴール”、その直後に放った会心のミドルシュートに関してはこぼれ球への予測、昨季1試合2ゴールを記録した浦和レッズ戦から好感触を得るフィニッシュに関する手応えを語りつつ、後半の失点シーンと退場についても言及。 51分の失点場面では相手陣内まで侵入してMF井手口陽介のヘディングに反応したFW宮代大聖からボールを奪いに行ったものの、井手口を含めたルーズボールの競り合いで奪い切れず、空けたスペースで前向きに仕掛けた宮代から左のFWエリキに展開され、最後はゴール前のMF汰木康也に右足で決められた。 最終局面での守備の人数はある程度揃っており、すべての責任を背負うべきではないが、試合後に城福浩監督も「アグレッシブに行くところとマークを受け渡して自分のポジションに戻るところの判断はしなければならない」と改善を訴えていた。 全く同じ状況ではないものの、先日のFC東京戦ではリスキーな局面でアグレッシブにボールを奪い切った流れから最終的にチーム2点目に繋がっており、出足鋭い潰しという持ち味は好プレーと紙一重でもある。 綱島自身も失点に絡んだ責任を受け入れつつも、この経験によって自身のプレーが縮こまることも危惧し、ネガティブに捉えすぎるべきではないと考えている。 「3バックでやっている以上、自分のポジションでなかなか前に出られないと重たくなってしまいますし、逆に出すぎてしまうと、ああいうふうにピンチになる。一番バランスが難しいポジションでもあると思います。ただ、自分があそこで出たシーンに関しては、ボール状況と相手の状況を判断して、あまり遠くにセカンドボールが落ちてこないだろうという予測のもとで、前に出る判断に出た」 「そこは自分としてすごくポジティブに捉えていますし、そこの判断があるからこそ次の判断がより正確になると思います。ただ、あそこで自分が奪っていれば失点しなかったわけですし、そこは反省しつつもネガティブに捉えすぎることなく振り返っています」 一方で、後の退場にも繋がった後半立ち上がりの49分にFW大迫勇也との競り合いの中でもらったイエローカードを含め、ときにアグレッシブに行き過ぎて不必要なファウルやカードをもらっている点は指揮官からの指摘を含め、より高いレベルでプレーするために改善が必要な点だと自覚している。 「(失点場面で)あの場所であれだけフリーな選手、なおかつ宮代選手という技術の高い選手に、あれだけのプレースペースと時間を与えたというのは自分自身の責任でもあります。ああいったところで、プロフェッショナルなファウルで止めるというのも、これから自分が上に行くために必要な要素でもあると思います。そのためにいらないところのファウルだったり、あそこでのイエローカードがあるからこそ、そのプレーができなかったと思うので、そこは全部が繋がっているのかなと思っています」 86分に2枚目のカードをもらって退場となった場面ではMF佐々木大樹の背後への抜け出しに対して、先にスルーパスに反応してポジションを取った末にプレーエリアを確保した手に佐々木がぶつかってきたようにも見受けられ、両者の身長差も含めてイエローカードは厳しい判定だった。 綱島自身も「意見はいろいろあると思いますけど…」と前置きしながらも、「自分としては今でも納得できていない」とコメント。 ただ、大迫との前半からのやり合いを含め、審判に対して悪いイメージを与えていた可能性も認め、「誰が見てもクリーンな対応をしなければいけない」と修正すべき部分だと切り替えた。 「海外では普通に手を使ってブロックするシーンもありますし、もちろん印象はすごく悪かったなと思いますけど、自分のプレーエリアを確保しているところで、相手選手が来てという感じなので、自分から肘を当てたわけではないなという思いはあります」 「ただ、いろんな捉え方がありますし、自分がああやってレッドカードで退場してしまうと、チーム的にも苦しくなりますし、そういったところの修正というのは、自分自身がしなければいけない。自分が退場したシーンもそういう見られ方をしてしまったと思うので、全部が繋がっているからこそ、一つひとつのプレーを大切にしたいなと思っています」 今回の退場によってリーグ次節の川崎フロンターレ戦はサスペンションで欠場となるため、3連戦の2戦目である16日のYBCルヴァンカップ 1stラウンド2回戦のブラウブリッツ秋田戦では出場機会が与えられる可能性は高い。 対戦相手には東京V加入時の同期であるFW佐川洸介や国士舘大学の先輩であるFW梶谷政仁など旧知の選手も在籍。さらに、プロ初ゴールを挙げた相手ということもあり「知っている選手も多くいますし、そこはすごく楽しみ。自分がプロ初ゴールを決めたのも秋田さんですし、これまでの成長を感じられる一戦になる」と意気込む。 また、ルヴァンカップでの禊の活躍を誓うとともに、川崎F戦に向けては裏方としてチームの勝利に貢献したいと語った。 「自分に残されている道というのは、やっぱりルヴァンで活躍しなければいけないと思いますし、リーグ戦に次は出られないからこそ、今の自分に何ができるのかというのはもう一度改めて考えて、いろいろな方向でチームの勝利に貢献したいなと強く思っています。まずはルヴァンに集中し、ルヴァンが終わってからはチームの勝利に集中することというのは、すごく求められるのかなと思います」 2025.04.15 19:00 Tue3
首位・千葉が劇的ラストプレー弾で怒涛の開幕6連勝! 連勝ストップのRB大宮は杉本健勇のゴラッソもあり連敗回避、長崎はマテウス・ジェズスのハットトリックなどで無敗継続【明治安田J2第6節】
23日、明治安田J2リーグ第6節の10試合が各地で行われた。 開幕から5連勝とクラブ記録を更新中の首位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点15)。開幕戦以来勝利がないヴァンフォーレ甲府(勝ち点4)とのアウェイゲームに臨んだ。 試合開始直後、いきなり試合を動かしたのはホームの甲府。左サイドへ展開すると、荒木翔のワンタッチクロスが直接ゴールへ。ファーサイドネットに突き刺さった。 1点ビハインドで折り返した千葉だが、椿直起がボックス内で倒されてPKを獲得。石川大地がこれを決め、58分に追いつく。 同点のまま終わるかに思われたが、ラストプレーでドラマ。左CKを得た千葉は、一度跳ね返されながらも安井拓也が執念の逆転ゴール。劇的な形で甲府を下し、開幕6連勝とした。 前節、開幕からの連勝が止まった2位・RB大宮アルディージャ(勝ち点12)は、3試合連続ドローの水戸ホーリーホック(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。RB大宮は44分、ロングスローのルーズボールから藤井一志が決定機を迎えるが、左足シュートは水戸GK松原修平のビッグセーブに阻まれる。 後半も互いに譲らなかったが、80分に均衡を破ったのはRB大宮。最終ラインのガブリエウからのロングボールに途中出場のオリオラ・サンデーが抜け出し、GKとの一対一を冷静に制する。 さらに3分後、左クロスのセカンドボールに杉本健勇が反応。ボックス中央手前で右足を振り抜き、豪快なダイレクトボレーを突き刺す。そのままRB大宮が2-0の勝利を収め、再スタートを切った。 千葉とともに開幕から無敗の3位・V・ファーレン長崎(勝ち点11)は、2連勝から3連敗のブラウブリッツ秋田(勝ち点6)とのホームゲーム。19分、長崎が先制。ピッチ中央で受けたマテウス・ジェズスが反転からドリブル。ボックス手前まで持ち上がると自ら左足で狙い、ゴール左隅にコントロールショットを決める。 1点リードの長崎は山口蛍が何らかのアクシデントで交代しつつ前半終了。それでも52分、カウンターからの右クロスにマテウス・ジェズスが合わせてこの日2点目。62分にはまたも速攻からシュートのこぼれ球をマルコス・ギリェルメが押し込む。 3点ビハインドの秋田も、右CKから村松航太が詰めて64分に反撃。しかし長崎も89分、左CKの混戦からマテウス・ジェズスが頭で叩き込んでハットトリックを達成。後半アディショナルタイムには青木俊輔のプロ初ゴールでダメ押しし、長崎が今シーズン初の連勝。ホームでは4戦全勝としている。 5位ジュビロ磐田(勝ち点9)vs7位・ベガルタ仙台(勝ち点8)は、仙台が終盤に2点差から追いつき、前節の再現へと向かう。しかし、磐田は途中出場の佐藤凌我がすぐさま勝ち越しゴール。一度追いつかれながら再び突き放した磐田が2連勝を飾った。 その他、昇格組の4位・カターレ富山(勝ち点10)は、ようやくエンジンがかかり始めた17位・サガン鳥栖(勝ち点4)に0-1で敗戦。J2初挑戦ながら健闘している6位・FC今治(勝ち点8)は、終盤の梅木怜のゴールで18位いわきFC(勝ち点3)との一戦を制している。降格組の19位・北海道コンサドーレ札幌(勝ち点3)は、未勝利で最下位の愛媛FC(勝ち点1)を破って連勝とした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第6節</h3> ▽3月23日(日) ベガルタ仙台 2-3 ジュビロ磐田 レノファ山口FC 0-1 ロアッソ熊本 サガン鳥栖 1-0 カターレ富山 愛媛FC 1-2 北海道コンサドーレ札幌 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ジェフユナイテッド千葉 大分トリニータ 1-1 藤枝MYFC いわきFC 0-1 FC今治 モンテディオ山形 0-0 徳島ヴォルティス RB大宮アルディージャ 2-0 水戸ホーリーホック V・ファーレン長崎 5-1 ブラウブリッツ秋田 <span class="paragraph-title">【動画】RB大宮の杉本健勇がダイレクトボレーでゴラッソ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%81%A5%E5%8B%87?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#杉本健勇</a> 待望の今シーズン初ゴールは<br>スーペルゴラッソ<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第6節<br> 大宮vs水戸<br> 2-0<br> 83分<br> 杉本 健勇(大宮)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/lkeCtlQf2J">pic.twitter.com/lkeCtlQf2J</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1903703653162393884?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 16:25 Sun4
秋田が就任1年目でJ3優勝に導いた杉山弘一監督の続投を発表「皆さんと一緒にJ2を目指したい」
▽ブラウブリッツ秋田は8日、杉山弘一監督(46)の続投を発表した。 ▽杉山監督は、アルビレックス新潟シンガポールやタイのアユタヤFC、BBCU FC、チャイナート・ホーンビルFCの監督を務め、日本では柏レイソルのコーチを務めた経験がある。 ▽今シーズンから秋田の監督に就任すると、チームはJ3制覇を達成。チームはライセンスの関係でJ2昇格とはならなかったが、杉山弘一監督はJ3優秀監督賞を受賞していた。杉山監督はクラブを通じてコメントしている。 「ブラウブリッツ秋田に関わる皆さん、いつも我々を支えてくださり本当にありがとうございます。秋田にきて、このクラブの思いに刺激を受け、素晴らしい選手やスタッフ、サポーターと出会い、この街の温かさに触れることができました」 「2018年もこの街でこのクラブとサポーターの皆さんと一緒にJ2を目指したいと思います。今後ともよろしくお願いします」 2017.12.08 17:40 Fri5