W杯に隔年開催案浮上! FIFA総会で議論
2021.05.22 11:15 Sat
ワールドカップ(W杯)の隔年開催について、議論がなされたようだ。
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、オンライン形式の年次総会を開催。サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)により、男女ともにW杯の開催を現行の4年周期から2年周期にする案が提示されたのを受け、今回の総会で議論されたようだ。
イギリス『ガーディアン』によると、FIFAの会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏は総会後、「私はこの議論を国際試合のカレンダーという広い文脈で考えてみたい」と述べ、現行の予選システムとともに検討の必要性を説いた。
「我々はあらゆる提案に対してオープンな議論をしていく必要があるが、自分たちの取り組みが危うくなり得る決断を下すつもりはない。W杯の価値は我々がよく知っている。どうか信じてもらいたい」
「ファンがもっと意味のある試合を望むなか、予選を行うのは正しいのだろうか。そうした点のすべてを考慮しなければならない。しかし、我々は商業的な要素じゃなく、スポーツ的な要素を最優先している」
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、オンライン形式の年次総会を開催。サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)により、男女ともにW杯の開催を現行の4年周期から2年周期にする案が提示されたのを受け、今回の総会で議論されたようだ。
イギリス『ガーディアン』によると、FIFAの会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏は総会後、「私はこの議論を国際試合のカレンダーという広い文脈で考えてみたい」と述べ、現行の予選システムとともに検討の必要性を説いた。
「ファンがもっと意味のある試合を望むなか、予選を行うのは正しいのだろうか。そうした点のすべてを考慮しなければならない。しかし、我々は商業的な要素じゃなく、スポーツ的な要素を最優先している」
また、イギリス『BBC』によると、W杯隔年開催案の実現性を探る調査に関して、22カ国の連盟が反対した一方で、166カ国の連盟が賛成。総会での承認を受け、調査を行うことになったという。
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