レスターを成長させた指揮官に感謝する守護神シュマイケル「大きなターニングポイントだった」
2021.05.15 13:35 Sat
レスター・シティのデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルが、クラブの順調な歩みやブレンダン・ロジャーズ監督の功績について語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
現在プレミアリーグ3位のレスターは、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、し烈なトップ4争いを繰り広げている。加えて、FAカップでも決勝に進出しており、15日にウェンブリー・スタジアムでチェルシーと雌雄を決する予定だ。
チームの守護神として活躍するシュマイケルは、昨年12月に新しい練習場が完成するなど着実な成長を遂げているクラブを称賛。同時に、2019年2月から就任したロジャーズ監督の手腕も大きいと語った。
「間違いなく、今クラブは素晴らしい状態にある。インフラが整い、これから本格的な活動を開始できるだろう。レスターのようなクラブがいわゆるビッグ6に入るのは常に難しいが、僕らはここで再び挑戦して本当に一生懸命働き、できる限りのことをしている」
「クラブにとって大きなターニングポイントの1つは、ブレンダンが来たことだ。彼は明確なアイデンティティ、集中力、方向性、リーダーシップをチームに与えてくれた」
また、2011年からレスターに所属するシュマイケルは、加入した当初からクラブの成長を信じ続けていたとコメント。今のレスターの成長はなるべくしてなったものだと強調している。
「僕がこのクラブと契約したとき、会長は『我々は挑戦的であり、5年後にはCLに参加しているだろう』と言っていた。彼がそう話した時、僕にはふざけているようには見えなかったんだ」
「それが僕にとっての信念となり、クラブの皆にも信念を植え付けてくれたのだと思う。当時の彼らは本気でクラブへの投資を考えており、今のような状態にしたいと思っていたんだ」
「僕が知っているのは、進歩や卓越性へのコミットメントがそこにあるということだ。レスターが国内のトップクラブの1つとみなされることや、僕たちのリーダーシップについて、今や疑いはない」
現在プレミアリーグ3位のレスターは、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、し烈なトップ4争いを繰り広げている。加えて、FAカップでも決勝に進出しており、15日にウェンブリー・スタジアムでチェルシーと雌雄を決する予定だ。
チームの守護神として活躍するシュマイケルは、昨年12月に新しい練習場が完成するなど着実な成長を遂げているクラブを称賛。同時に、2019年2月から就任したロジャーズ監督の手腕も大きいと語った。
「クラブにとって大きなターニングポイントの1つは、ブレンダンが来たことだ。彼は明確なアイデンティティ、集中力、方向性、リーダーシップをチームに与えてくれた」
「以前は自分たちがカウンター型なのかポゼッション型なのか、あるいはその中間なのか見極められていなかった。自分たちが機能しているのかも分からなかったんだ。しかし、今や2シーズン連続でリーグのトップグループにいて、カップファイナルにも進出している」
また、2011年からレスターに所属するシュマイケルは、加入した当初からクラブの成長を信じ続けていたとコメント。今のレスターの成長はなるべくしてなったものだと強調している。
「僕がこのクラブと契約したとき、会長は『我々は挑戦的であり、5年後にはCLに参加しているだろう』と言っていた。彼がそう話した時、僕にはふざけているようには見えなかったんだ」
「それが僕にとっての信念となり、クラブの皆にも信念を植え付けてくれたのだと思う。当時の彼らは本気でクラブへの投資を考えており、今のような状態にしたいと思っていたんだ」
「僕が知っているのは、進歩や卓越性へのコミットメントがそこにあるということだ。レスターが国内のトップクラブの1つとみなされることや、僕たちのリーダーシップについて、今や疑いはない」
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