C・ロナウド、母の説得でスポルティング復帰も?!「またあのカラーを見たい」
2021.05.13 20:18 Thu
去就に揺れるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、母マリア・ドロレスさんの考えは明確なようだ。
キャリア4クラブ目となったユベントスも3年目を終えようとする中、ポルトガル代表FWを巡る去就はここに来て騒がしくなってきている。2018年夏の加入からセリエAも連覇してきたクリスティアーノ・ロナウド。しかし、今季はアンドレア・ピルロ新監督の力不足もあり、インテルにスクデットを許すだけでなく、9連覇中だったチームはよもや来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の確保も怪しい状況だ。
ロナウドは今季もリーグ戦28ゴールを記録するなど攻撃に関して一人気を吐き、ユベントス通算100ゴールに到達したが、CL優勝どころかセリエAの覇権も奪われたチームに嫌気が差している模様。さらに、試合中の態度に加え、先日には一人だけ別件で練習を欠席したことをチームメイトは快く思っておらず、孤立しているとも言われている。
仮に来季のCL出場権が得られなかった場合、ロナウドの退団は加速すると考えられており、移籍先候補として古巣のマンチェスター・ユナイテッドや潤沢な資金を持つパリ・サンジェルマンが挙げられている。
しかしながら母の考えは違うようだ。『フットボール・イタリア』によると、ポルトガル『TVI 24』が、マリア・ドロレスさんが「息子と話して、来季は戻ってくるよう説得するつもりよ。アルヴァラーデ・スタジアムでスポルティング(・リスボン)のカラーを身につけるためにね」と話したという情報を掴んだとのこと。
キャリア4クラブ目となったユベントスも3年目を終えようとする中、ポルトガル代表FWを巡る去就はここに来て騒がしくなってきている。2018年夏の加入からセリエAも連覇してきたクリスティアーノ・ロナウド。しかし、今季はアンドレア・ピルロ新監督の力不足もあり、インテルにスクデットを許すだけでなく、9連覇中だったチームはよもや来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の確保も怪しい状況だ。
ロナウドは今季もリーグ戦28ゴールを記録するなど攻撃に関して一人気を吐き、ユベントス通算100ゴールに到達したが、CL優勝どころかセリエAの覇権も奪われたチームに嫌気が差している模様。さらに、試合中の態度に加え、先日には一人だけ別件で練習を欠席したことをチームメイトは快く思っておらず、孤立しているとも言われている。
しかしながら母の考えは違うようだ。『フットボール・イタリア』によると、ポルトガル『TVI 24』が、マリア・ドロレスさんが「息子と話して、来季は戻ってくるよう説得するつもりよ。アルヴァラーデ・スタジアムでスポルティング(・リスボン)のカラーを身につけるためにね」と話したという情報を掴んだとのこと。
ロナウドが2002年にプロデビューしたスポルティングは、先日に19年ぶりにプリメイラ・リーガで優勝し、来季のCL出場権を確保している。現実的に考えれば難しい話だが、クリスティアーノ・ロナウドの漢気があればもしかすると…?
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ポグバの兄マティアス・ポグバに懲役3年の実刑判決…弟に対する恐喝と誘拐の罪
元フランス代表MFポール・ポグバの実兄マティアス・ポグバが、恐喝と誘拐の罪でパリ刑事裁判所から懲役3年の実刑判決を受けた。 なお、そのうちの2年は執行猶予が付けられており、すでに拘留されているマティアスは、残りの刑期を電子監視付きの自宅軟禁で服役することになる。 マティアスは2022年3月にパリにあるアパルトマンにいた弟ポールを武装した5人の仲間とともに襲撃。銃を突きつけて脅迫し、1300万ユーロ(約21億1000万円)の支払いを要求。マティアスらは、ポグバが国際的なスターになった後、自分たちを支えるべきだったと主張して、繰り返しポグバを脅迫。恐喝、誘拐、犯罪を助長するための監禁、および犯罪共謀の罪で起訴されていた。 また、かつてポールとマンチェスターで同棲していた知人で、脅迫の首謀者とされたルーシュダン・Kは懲役8年の刑を言い渡され、マティアス以外の被告も懲役刑を受けている。 なお、同裁判所はポールが約20万ユーロ(約3200万円)の経済的損失と、5万ユーロ(約810万円)の精神的損失を被ったことも認定。マティアスを除く被告に、この金額を共同で支払うように命じている。 マティアスは双子の兄弟であるフロランタンとともに、過去にギニア代表にも招集された194cmの巨漢FW。現役時代はセルタの下部組織やフランス下部のカンペールやトゥール、イングランドのレクサム、クルー・アレクサンドラ、クローリー・タウン、セリエBのペスカーラ、オランダのスパルタ・ロッテルダム。スペイン4部のCDマンチェゴ・シウダ・レアルでプレーしていた。 2024.12.20 15:55 Fri4
ネドベド氏がアル・シャバブのスポーツ・ディレクターに就任、副会長務めたユベントスでは9連覇に貢献
サウジアラビアのアル・シャバブは8日、パベル・ネドベド氏(52)をスポーツ・ディレクターに任命したことを発表した。 現役時代にチェコ代表、スパルタ・プラハ、ラツィオ、ユベントスで活躍したネドベド氏は現役引退後、古巣ユベントスのフロントに入閣。 スポーツディレクターを務めた後、2015年10月に副会長に選出された。ユベントスではセリエA9連覇に尽力するなど手腕を発揮していたが、不正会計によりフロントが総辞職を迫られ、2023年1月にネドベド氏も副会長を辞任し、8カ月の職務停止処分を受けていた。 13試合を消化したサウジ・プロ・リーグで現在6位に付けるアル・シャバブはFWヤニク・カラスコ、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラらが在籍し、ファティ・テリム監督が率いている。 2025.01.09 12:00 Thu5
