ESLにコンテ監督も言及「UEFAは利益分配を再考すべき」

2021.04.22 15:27 Thu
Getty Images
インテルアントニオ・コンテ監督が、波乱を巻き起こした欧州スーパーリーグ(ESL)構想に言及している。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えた。

18日にインテルを含む12クラブが一斉に参加を表明したことで表面化したESL。しかし、それらのクラブのファンやサポーターを中心に、選手や関係者などから批判の声が相次ぎ、発表からわずか2日後に半数を占めていたプレミアリーグの6クラブが挙って脱退を決定。それに追随するように、インテルも21日に辞退する旨の声明を公表していた。

22日現在で、ESLに参画しているクラブはレアル・マドリーとバルセロナのみ。サッカー界を揺るがした世紀の大計画にコンテ監督も言及。反対の意を示したうえで、UEFAに対して権利などの再考を促した。
「必然的に飛び込んでくる全てのニュースを耳にしたよ。スポーツに関わる一人の人間として、私は決して伝統を忘れてはならないと思っている。これは畏敬されるべき歴史なのだ」

「スポーツへの情熱を忘れてはいけない。何よりも、スポーツは実力主義でなければならない。我々は勝つために、そして何かを得るために戦うのだ。実力主義は常に何よりも優先されるべきものだ」
「とはいえ、今回起きたことは全て、UEFAという組織を正しく反映したものでもある。彼らは大会を支配し、すべての権利を奪ったうえで、その最小限の部分しかクラブに還元しない」

「選手たちは、レモンのようにぎゅうぎゅうに詰め込まれた試合日程の中でほとんど何も得られない。組織はより適した報酬を考慮する必要がある。監督や選手に投資しているのはクラブなのだから、より多くの収益のを受け取るべきだ」

「例えば“10”得たとして、その内の“7”を自分たちの懐に収め、残りの“3”だけを分配するなんて本当にフェアじゃない。私はこの配分を再考すべきだと考えている」




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平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun

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